[修正済] クイック実行版 (C2R 方式) の Outlook 2016 で、msg ファイル形式に保存したメールを送信すると本文が空白(ブランク・空)になる問題

2017/2/13 更新: この不具合の修正を含む Current Channel 、First Release for Deferred Channel ならびに Deferred Channel 向けの修正をリリースいたしましたので、[対処方法] [調査状況] セクションを更新しました こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は以下の現象についてご説明します。 現象 Office 365 ProPlus や Office 365 Solo など、クイック実行版 (C2R 方式) の Outlook 2016 で、msg ファイル形式に保存したメールを送信すると本文が空白(ブランク・空)になる問題が発生します。 ※Outlook 2013 につきましてはこちらの記事をご確認ください。 再現手順 1. [新しい 電子メール] から新規メールウィンドウを開いて、件名、本文を入力します。 2. 作成したメールアイテムを msg 形式でデスクトップなどに保存します。 3. 保存した msg 形式のメールアイテムを開いて送受信します。 4. 送信済メールまたは受信したメールを確認します。 -…


クイック実行版 (C2R 方式) の Outlook 2016 で、作成中のテキスト形式のメールに添付ファイルが表示されない

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は以下の現象についてご説明します。 現象 Office 365 ProPlus や Office 365 Solo など、クイック実行版 (C2R 方式) の Outlook 2016 で、作成中のテキスト形式のメールに添付ファイルが表示されない現象が発生します。 対処方法 本現象の修正がリリースされましたのでお知らせします。 C2R 方式の Outlook 2016 をご利用のお客様の場合、既定では自動更新に設定されており、自動更新に設定されている場合は順次自動適用され、現象が解消する予定です。 自動更新に設定されている場合にただちに更新を適用するには、以下の手順の実施をお願いします。 – 手順 1. Outlook 2016 を起動します。 2. [ファイル] タブを選択します。 3. 左ペインの [Office アカウント] を選択し、右ペインに表示された [更新オプション]-[今すぐ更新] をクリックします。 4. 修正が適用され、[ファイル] タブ-[Office アカウント] の [Office 更新プログラム] の下に表示される [バージョン] が 16.0.6366.2056…


メッセージの取り消し機能について

2016/11/18 更新 メッセージ取り消しが成功する条件に Exchange Online の低優先メールについての内容を追記しました。 こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook には、送信したメッセージを取り消したり、任意のメッセージに置き換えたりすることができる “メッセージの取り消し” という機能があります。 今回はこの機能について紹介いたします。   “メッセージの取り消し” 機能とは? 送信済みアイテムの [メッセージ] タブ –[アクション]-[メッセージの取り消し] を実行することにより、受信者のメールボックスから削除する動作を行います。 対象のメッセージを受信者のメールボックスから削除する他に、任意のメッセージに置き換えるオプションもあります。 この時、”メッセージの取り消し” 機能が成功するにはいくつかの条件があり、メッセージの取り消しを必ず保証するものではありません。   メッセージ取り消しの動作 メッセージの取り消しは以下の流れで行われます。   1. メッセージの送信者が Outlook の送信済みアイテムから取り消したいメッセージを開き、[アクション]-[メッセージの取り消し] から取り消しの操作を行う。 2. 送信者の Outlook がメッセージ取り消し要求の通知を送信する。 3. 受信者の Outlook が 2. の通知を受信し、条件を満たしている場合はメッセージの取り消しを実行する。※条件と実行については後述します。 4. 1. で [受信者ごとに取り消し状況を確認する] のチェックを入れて取り消しの操作を行った場合は、受信者の Outlook から取り消し結果が送信され、送信者へ通知される。 ※任意のメッセージに置き換えるオプションの処理の流れも同様となります。   メッセージ取り消しが成功する条件…


返信や転送時に本文中の履歴部分から宛先や CC のメンバーが途中までしか表示されない

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は、返信や転送の際に本文中の履歴部分から宛先やCCのメンバーが途中までしか表示されなくなる現象についてご紹介します。   現象 Outlook 2010 で返信や転送の際に本文中の履歴部分から宛先やCCのメンバーが途中までしか表示されない   原因 HTML タグを判定する内部処理に不適切な処理があり、文字化けが発生します。 修正には文字コードに関わるエリアの大幅な変更が必要で複雑なものとなり、既存の他の動作に与える影響範囲から修正が見送られることなりました。   この現象は、以下の条件がそろったときに発生します。 ・書式が HTM 形式のメールに返信や転送を行う ・コードページが UTF-8 ・マルチバイト文字列の 3 バイト目が HTML 特殊文字の記号の文字コードと一致する ・返信の際に本文中の履歴に表示する受信者の表示名とアドレスの表示の間にはスペースがない 発生する例)      マイクロ太郎<micro@contoso.com>発生しない例)  マイクロ太郎  <micro@contoso.com>    対処方法 アドレスと表示名の間に空白を挿入するかどうかは送信側のメール ソフトの処理によるため、Outlook 2010 の設定やレジストリで制御する方法はありません。本事象が発生した場合には本文を元のメッセージから再度コピーするといった対処方法が必要になります。 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


他のユーザーの予定表を表示するのが遅い

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 他のユーザーの予定表を表示する際に遅いというお問い合わせをいただくことがありますが、Outlook の動作が関連している場合があります。 今回は、Outlook の動作に関連して表示が遅くなっている場合に改善が期待できる設定と、他のユーザーの予定表を表示する際の Outlook の動作についてご紹介します。   ■ Outlook の動作に関連している場合の対処方法 他のユーザーの予定表を表示する際に Outlook の動作が関連して遅くなっている場合には、以下の設定をしていただくことで改善することが期待できます。   – オンラインモードをご利用の場合 毎回 Exchange サーバーのメールボックスにアクセスしてデータを取得するため、一般的にはキャッシュモードに比べて動作が遅くなります。 頻繁に Exchange サーバーからデータを取得する必要があるため、ネットワークや Exchange サーバーに負荷がかかり動作が遅くなっていることが考えられ、その場合には、キャッシュモードでご利用いただくことで改善することが期待されます。   – キャッシュモードをご利用の場合 [共有フォルダーをダウンロード] の設定がオンになっている場合、ローカルにダウンロードされたデータの表示や更新を行うため、一般的にはユーザーの操作が速くなることが期待されます。 しかし、フォルダーに含まれるアイテム数が多すぎたり、OST を定期的に削除するなど、OST の再作成が頻繁に行われている環境では、同期 (ダウンロード) に時間がかかり動作が遅くなります。 その場合には、[共有フォルダーをダウンロード]をオフにしていただくことで改善することが期待されます。   [共有フォルダーをダウンロード] の設定を変更することを検討する場合は、以下のブログをご覧ください。 [共有フォルダーをダウンロード] がオンの場合とオフの場合のメリットデメリットを説明しています。   Title: Exchange キャッシュモードとオンラインモードのメリット・デメリット/[共有フォルダーをダウンロード] のメリット・デメリット URL: http://blogs.technet.com/b/outlooksupportjp/archive/2015/07/08/cachedmode2.aspx     ■ Outlook…


Outlook 2010 と 2013 で発生する添付ファイルの不具合がアドインの処理にも影響する

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook 2010 と 2013 では、こちらのブログでもご案内しておりますように、更新プログラムの適用で添付ファイルの処理について不具合が発生します。 Title : Outlook 2010 で 複数ファイルを添付し送信すると、添付ファイル名が別の添付ファイルの名前に変更されてしまう (ファイル名が入れ替わる) URL   : http://blogs.technet.com/b/outlooksupportjp/archive/2015/10/14/outlook-2010.aspx Title : Outlook 2013 で複数ファイルを添付し送信すると、添付ファイル名が別の添付ファイルの名前に変更されてしまう (ファイル名が入れ替わる) URL   : http://blogs.technet.com/b/outlooksupportjp/archive/2015/10/14/outlook-13.aspx この不具合が、添付ファイルに対して処理を行うアドインにも影響があることがわかりました。 現象の詳細 具体的には、Atttachments オブジェクトや Atttachment オブジェクトのメソッドで操作する際にエラーが発生したり、違うファイルに対して操作が行われてしまったりするという現象です。 例えば、ファイルの保存や削除でのエラー発生や、処理の対象ではない別の添付ファイルについて保存や削除が行われる、または存在するはずの添付ファイルが取得できない、といった状況となります。 回避策 この現象は、不具合を含む修正プログラムの適用により発生します。 そのため、この問題は修正プログラムをアンインストールする以外に回避策はなく、アドイン内の処理の変更によって回避することはできません。 該当していると考えられる際には、前述のブログ記事をご確認いただき、不具合が発生するバージョンを削除し現象が回避するかご確認ください。 追加情報 (2016/6/10) 本件の具体的なシナリオとして以下のケースを確認しています。 ・ 会議出席依頼の返信で添付ファイルを付けて送信した場合に、アドインの Send イベントで添付ファイルを保存すると例外が発生します。 ・ XLS ファイルと MSG ファイルが添付されたメールを転送した場合に、アドインの Send イベントで添付ファイルを保存すると例外が発生します。 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む)…


Outlook 2013 (Office 365 ProPlus を含む) で msg ファイル形式に保存したメールを送信すると本文が空白(ブランク・空)になる問題

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回は以下の現象についてご説明します。 現象 Outlook 2013 (Office 365 ProPlus を含む) で、msg ファイル形式に保存したメールを送信すると本文が空白(ブランク・空)になる事象が発生します。 他の POP および IMAP Server に接続している環境でも発生します。 2015/9/1 update ※ 本事象の修正プログラムがリリースされました。詳細につきましては後述の対処方法をご確認ください。2015/10/14 update ※ Outlook 2016 につきましてはこちらの記事をご確認ください。2015/12/28 update 発生条件 以下の両方の条件を満たす環境で発生する場合がございます。 条件 1. Outlook 2013 で以下の更新プログラムを適用した環境 Title: Outlook 2013 用更新プログラム (KB3055012) 2015 年 8 月 11 日更新 URL: https://support.microsoft.com/ja-jp/kb/3055012 Title: Outlook 2013 (KB3085495) は…


Outlook Object Model における埋め込み画像

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。   今回は、Outlook Object Model における 埋め込み画像の処理についてご紹介したいと思います。   Outlook Object Model では、添付ファイルにアクセスする際 Attachments、Attachment クラスを利用します。 これらのオブジェクトを利用して取得できるのは、通常の添付ファイルと埋め込み画像です。 埋め込み画像とは、[挿入] タブより文書内にファイルを挿入した画像をさします。       通常の添付ファイルについては、これらのオブジェクトのプロパティ、メソッドが利用できますが、埋め込み画像については、一部利用できないものがあります。 例えば、FileName プロパティなど、添付される前の情報が必要となる場合などです。 画像を RTF 形式や HTML で本文に埋め込んだ場合、そのデータは Outlook のエディターとして機能する Word が管理します。 その後、送信時や保存時に Word のコンポーネントから Outlook に 画像データが渡されるという動作になります。 そのため、埋め込んだ画像のファイル名称については Outlook には渡されない動作となり、埋め込んだ画像ファイルのファイル名称については Outlook から取得することができません。 これは、Outlook の想定された動作となります。   本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


HTML body to be empty when sending from a saved message (.msg) on Outlook 2013 (including Office 365 ProPlus).

※ この記事は下記の英訳になります。 Title : Outlook 2013 (Office 365 ProPlus を含む) で msg ファイル形式に保存したメールを送信すると本文が空白(ブランク・空)になる問題 URL : https://blogs.technet.microsoft.com/outlooksupportjp/2015/10/14/outlook-2013-office-365-proplus-msg/ ※ This article is English translation of below. Title : Outlook 2013 (Office 365 ProPlus を含む) で msg ファイル形式に保存したメールを送信すると本文が空白(ブランク・空)になる問題 URL : https://blogs.technet.microsoft.com/outlooksupportjp/2015/10/14/outlook-2013-office-365-proplus-msg/ Update : This issue was fixed by KB3085579, however another known issue (Attachment file name are renamed…


Attachment file name are renamed to other attached file name sending from Outlook 2010.

※ この記事は下記の英訳になります。Title : Outlook 2010 で 複数ファイルを添付し送信すると、添付ファイル名が別の添付ファイルの名前に変更されてしまう (ファイル名が入れ替わる)URL : http://blogs.technet.com/b/outlooksupportjp/archive/2016/01/21/outlook-2010.aspx ※ This article is English translation of below.Title : Outlook 2010 で 複数ファイルを添付し送信すると、添付ファイル名が別の添付ファイルの名前に変更されてしまう (ファイル名が入れ替わる)URL : http://blogs.technet.com/b/outlooksupportjp/archive/2016/01/21/outlook-2010.aspx Update :This issue was fixed by KB3114570.Title : January 12, 2016, update for Outlook 2010 (KB3114570) URL : https://support.microsoft.com/en-us/kb/3114570 Symptom:When multiple attached files are sent from Outlook 2010, attached…


Office の管理用テンプレートを利用してグループ ポリシー (GPO) で Outlook の設定を制御する方法

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。   今回は、Office の管理用テンプレートとして提供している Outlook の管理用テンプレートの利用方法をご紹介したいと思います。   管理者が Outlook の特定の機能や設定を制御したいというお問い合わせをいただくことがよくあります。 グループ ポリシーと Office の管理用テンプレートをご利用いただくことで、Office の各種設定を簡単に制御することが可能です。 なお、グループ ポリシーの詳細につきましては、OS の機能となりますので、後述の参考情報をご確認ください。    以下の例を元に、Outlook の管理用テンプレート (ADMX 形式、ADM 形式) をサーバーに追加する方法と、テンプレートを使用した制御方法についてご紹介いたします。 例 Outlook でメールを作成する際の形式をテキストファイルに固定したい    ■ (1) 管理用テンプレートのダウンロード まずは、以下のサイトより Office の管理用テンプレートをダウンロードします。 – 補足 このテンプレートに含まれていない設定の制御も、レジストリの配布やカスタムテンプレートを作成していただくことで制御することが可能な機能もございますが、今回は標準テンプレートの使用方法についてご紹介させていただきます。   Outlook の管理用テンプレートを以下のサイトからダウンロードし、ダブルクリックして展開します。 Outlook 2007 Title : 2007 Office system (SP2) Administrative Template files…


Outlook 起動時や利用中に 「Microsoft Outlook は動作を停止しました」 というエラーが表示され強制終了する (ビューの破損による事象)

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポートチームです。 様々な原因により Outlook が強制終了してしまう問題が発生いたしますが、今回はビューの破損が原因でOutlook を起動時や利用中に、「Microsoft Outlook は動作を停止しました」 というエラーが表示され、Outlookが強制終了するという問題と回避策についてご紹介いたします。 現象 Outlook を起動する際やOutlook 使用中のフォルダーの選択時などに、「Microsoft Outlook は動作を停止しました。」 というエラーが表示され、Outlook が強制終了します。 事象発生時に以下のトラブルシューティングを行っても回避することができません。 ・ 受信トレイ修復ツール (SCANPST.EXE) による PST ファイル や OST ファイルの修復の実施 ・ Outlook プロファイルの再作成 ・ OST ファイルの再作成 ・ セーフモードによる Outlook の起動 ・ Office の再インストール ・ 別の PC での Outlook プロファイルの作成 また、事象発生時に Outlook Web Apps (OWA) では事象が発生しません。 原因 Outlook…


Exchange に接続している環境の Outlook の ナビゲーションウィンドウに表示されるルートフォルダー名 (メールボックス名/表示名) について

  こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。   ナビゲーションウィンドウ内のルート フォルダー名 (Outlook 2007 ではメールボックス -<表示名>)について、以下のようなお問い合わせをいただくことがあります。   ・ これまでは表示名で表示されていたのに、メールアドレスで表示されている ・ Exchange や Active Directory のユーザー情報を変更しても、ルート フォルダー名が変更されない ・ ルートフォルダー名を任意のものに変更したい   今回は これらのお問い合わせに関連する動作と変更方法についてご紹介いたします。   ■ルートフォルダー名として表示される情報について   Outlook のバージョンによって、Outlook のナビゲーションウィンドウのルートフォルダー名に表示される情報が異なります。   ・ Outlook 2007 以前のバージョン : ユーザー情報内の表示名が表示されます。   ・ Outlook 2010 以降のバージョン : SMTP アドレスが表示されます。   これらの情報は、Outlook のプロファイル情報のレジストリにバイナリ値で保持されています。   <レジストリの場所> Outlook 2010…


Outlook 2016 や Exchange Server 2013/2016/Exchange Online 環境で OCT や PRF を使用して Outlook プロファイルを自動作成することはできません

2017/01/11 更新: 冒頭部分にOutlook 2016 と Exchange Server 2016 を追記しました。                               [対処方法] セクションに Outlook 2016 のレジストリ キーを追記しました。   こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。   Outlook プロファイルを自動作成する際、OCT や PRF をご利用いただいておりましたが、以下の環境のどれかに合致する場合にはOCT や PRF を使用して Outlook プロファイルを自動作成することはできません。 ・ Outlook 2016 を Exchange Server 環境でご利用の場合 Outlook 2016 では Exchange アカウントを設定する際に AutoDiscover を実行することが必須となっているため、PRF ファイルを使用して Exchange 用のプロファイルを作成することができません。   ・ Exchange Server 2013/2016 や…


Office によるオンライン コンテンツの使用を禁止している環境で Outlook 2013 の更新プログラムの適用後に Exchange アカウントの設定が失敗する

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook 2013 の更新プログラムを適用後、Office 2013 で実装された Office 固有の認証システムとOffice のオプション設定の組み合わせにより、Exchange アカウントの設定が失敗するという問題と回避策についてご紹介いたします。 現象2014 年 9 月以降に公開された Outlook 2013 の更新プログラムを適用後、Exchange アカウントの設定が失敗します。 発生条件以下の条件を両方満たす場合に発生します。 ・Outlook.exe の詳細バージョンが 15.0.4649.1000 以降 (2014 年 9 月以降リリースの Outlook 2013 の修正プログラムを適用した Outlook 2013 環境)・Office アプリケーションによるオンライン コンテンツを参照する動作を停止するために以下の UseOnlineContent レジストリを 0 に設定している    キー : HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Office\15.0\Common\Internet   名前 : UseOnlineContent   種類 : REG_DWORD原因Office 2013 には従来の Windows…


Exchange キャッシュモードでの同期タイミング

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 キャッシュモードの Outlook 2013 では、キャッシュされているアイテムに対して変更が行われると 15 秒後に同期を開始します。ただしその 15 秒間に次の変更が発生した場合は延期され、最大 60 秒間待機してからまとめて同期を開始します。また、Exchange サーバー上のメールボックス内のアイテムに対して変更が行われた場合は 5 秒後に同期が開始され、その間に複数の変更が発生した場合は同様に最大 60 秒間待機してからまとめて同期を開始します。この記事では、この同期の動作について説明します。 キャッシュモードの Outlook では、アップロード タイマーとダウンロード タイマーという機能を使用して複数の変更が行われた場合にまとめて同期が行われるようにすることで、ネットワークを効率よく利用できるよう制御されています。 ローカルにキャッシュされているアイテムに対して変更が行われた時 (アップロード タイマー) キャッシュされているアイテムに対して変更が行われると、Outlook 2013 はアップロード タイマーを開始します。 Outlook 2013 は既定ではアップロード タイマー 15 秒で同期を開始します。 アップロード タイマーで 15 秒カウントされるまでの間に次の変更が行われなかった場合は同期を開始します。 15 秒カウントされる前に次の変更が行われた場合はアップロード タイマーが再開されます。 次の変更が行われなかった場合は、アップロード タイマーが 15 秒カウントされたタイミングで同期を開始しますが、 その後も変更が繰り返された場合はその都度アップロード タイマーが再開され、 最大待機時間 60 秒が経過するとすべての変更の同期を開始します。 例: Exchange…


Exchange キャッシュモードとオンラインモードのメリット・デメリット/[共有フォルダーをダウンロード] のメリット・デメリット

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 キャッシュモードは既定では有効であり弊社では基本的にはキャッシュモードを推奨していますが、お客様の希望や利用状況によってはオンライン モードで利用した方がよい場合もあります。この記事ではキャッシュモードとオンラインモードでの動作の違いやメリット・デメリットを紹介します。また、キャッシュモードにある [共有フォルダーをダウンロード] の設定がオンの場合とオフの場合のメリット・デメリットも紹介いたします。どの設定で利用した方がよいかを検討する際に参考にしていただければ幸いです。 なお、Exchange キャッシュモードとオンライン モードがどういう設定であるかや参考資料についてはこちらの記事をご覧ください。 キャッシュモード メリット ・メール一覧を表示・メールを開く・メールを作成して送信するなどの作業を行う際に、 まずローカルのコピーに対して操作が行われるため処理がはやい。 ・一定の間隔でまとめてデータの同期が行われており、ネットワーク効率がよい。 そのため、サーバーやネットワークへの負荷を低く抑えることができる。 ・ネットワークの遅延や切断などの問題が発生した際は自動的にオフラインに切り替わり、 ローカルのキャッシュを使用して操作し続けることができる。 デメリット ・ローカルにキャッシュするためのディスク領域が必要。 ・ローカルにデータがダウンロードされる。 (セキュリティ上の理由によりローカルにメールなどのデータを残したくない場合はキャッシュモードでは利用できない) ・Outlook で変更を行うと、まずローカルのデータに対して処理が行われた後に、 一定の同期タイミングによりまとめて変更が反映されるのでそれまでは更新されない (最大 60 秒)。 ・Exchange サーバーのメールボックス上で変更が行われると、 一定の同期タイミングによりまとめて変更が反映されるのでそれまでは更新されない (最大 60 秒)。 (同期タイミングについてはこちらの記事をご覧ください) ・負荷分散が構成されている仮想環境を利用する場合のように OST ファイルの再作成が頻繁に発生するような状況では、キャッシュ モードでは利用できない (OST ファイルを作成してキャッシュし直すことが繰り返されるため効率が悪く、 キャッシュモードで利用し続けると将来 KB949486 の問題 (OST ファイルの再作成が多数行われるとキャッシュモードでログオンできなくなる) が発生するため) オンラインモード メリット ・ローカルにデータがダウンロードされない。 (セキュリティ上の理由によりローカルにメールなどのデータを残したくない場合はオンライン モードで利用する必要がある)。 ・ローカルにキャッシュするためのディスク領域が不要。 ・常に最新のデータを表示したり更新したりすることができる。 ・負荷分散が構成されている仮想環境を利用する場合のように OST…


Exchange キャッシュモードとオンラインモード

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook に Exchange Server のアカウントを設定して利用する場合、既定では [Exchange キャッシュモードを使う] がオンに設定され、キャッシュモードに設定されています。この記事ではキャッシュモードとオンラインモードの設定や動作を説明します。 Exchange Server のアカウントのプロパティの [Exchange キャッシュモードを使う] がオンの場合をキャッシュモード、[Exchange キャッシュモードを使う] がオフに設定されている場合をオンライン モードと呼びます。 Exchange Server のアカウントのプロパティは、Outlook 2013 の [ファイル] タブ-[アカウント設定]-[アカウント設定] から [電子メール] タブで [種類] に Microsoft Exchange と表示されるアカウントをダブルクリックすると表示されます。 オンライン モードでは、直接 Exchange サーバーのメールボックスのデータをメモリに読み込んで表示します。 ステータス バーには [オンライン: MICROSOFT EXCHANGE] と表示されます。 キャッシュモードでは、上記のダイアログの [詳細設定] をクリックして [詳細設定] タブをクリックすると表示される以下のダイアログの [Outlook データ ファイルの設定] に設定されている…


Windows ログオンユーザー以外の代理人設定時に発生する事象について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Exchange Server 2010 以降の環境で代理人設定時にエラーとなる問題の原因と回避策について説明します。   現象 Outlook から代理人設定を行う際に、以下のエラーメッセージが表示され設定ができない。   「[代理人] タブの設定は正しく保存されませんでした。代理人リストをアクティブにできません。この操作をこのオプジェクとに対して実行するのに必要なアクセス権がありません。」    発生条件 以下両方の条件を満たす場合事象が発生いたします。   ・ Exchange Server 2010 以降のバージョンを使用している ・ Windows にログオンしているユーザーと異なるメールボックスに Outlook からログオンしている (フルアクセス権が付与されたユーザーで Windows にログオンしている場合にも事象は発生します)   原因 Exchange Server 2010 以降では、代理人設定を本人以外が行うためにはフルメールボックス権限とは別の権限が必要となります。 そのため新規に Exchange Server 2010 の利用を開始した環境に限らず、Exchange Server 2007 以前から移行した環境においても Exchange Server 2010 以降に別途設定が必要となります。   回避方法 A. 代理人を設定する本人のアカウントで Windows…


Outlook で古いアイテムの整理を実行しても整理されない場合の対処方法 (更新日時とフラグに注意)

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回はOutlook で古いアイテムの整理を実行しても整理されない場合の対処方法についてご説明します。 Outlook には古いアイテムの整理という機能があり、この機能を使用して古いアイテムを別の PST ファイルに移動したり削除したりして、現在利用しているデータ ファイルやメールボックスのサイズを小さくすることができます。 この古いアイテムの整理では、以下の日時を基準にして整理が行われます。   メッセージ    [受信日時] または [更新日時] の新しい方   予定 (予定/会議/イベント)    開催日時 または [更新日時] の新しい方 (定期的な予定は整理されない)   タスク    [完了日] または [更新日時] の新しい方 (完了していないタスクは整理されない)   メモ   [更新日時] 以下の場合は、整理を行いません。 ・フラグが設定されている ・[このアイテムの整理を自動的に行わない] がオン そのため、古いアイテムの整理を行っても整理が行われない場合は以下をご確認ください。 a. [更新日時] フィールドを追加して [更新日時] を確認する または 以下のレジストリを作成して [更新日時] を無視するように設定する (Outlook 2010…