Outlook で Exchange 2007 以降の サーバーに接続するにはプロキシの除外設定が必要な理由について


こんにちは。
日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。

今回は、Outlook で Exchange 2007 以降の Exchange サーバーに接続するために、Internet Explorer (以下、IE) のプロキシの除外設定が必要な理由について説明します。

Exchange Server 2007 以降、サーバー名は 以下のように FQDN を利用するようになりました。
   サーバー名.ドメイン名
   例:ServerName.contoso.com

このようなアドレスは Exchange とのメールの送受信などで使用される RPC 接続だけでなく、AutoDiscover や Exchange Web Service、オフライン アドレス帳のダウンロード、Outlook Anywhere などの HTTP(S) 接続でも使用されるものとなります。
そして、これらの HTTP(S) 接続においては、Outlook は IE のプロキシ設定 ([インターネット オプション] の [接続]-[LAN の設定]) を参照しています。
注意が必要な点は、プロキシ設定で [ローカル アドレスにはプロキシ サーバーを使用しない] にチェックが入っている状態であっても、FQDN 形式のサーバー名はローカルではないアドレスとみなされることです。
そのため、プロキシを経由せずにローカル アドレス上の Exchange サーバーに接続したい場合には、明示的に Exchange サーバーの FQDN やサーバーのドメインをプロキシの除外設定に追加する必要があります。

なお、プロキシ設定が適切に行われず、意図せずプロキシが使用された場合、以下のような現象が発生します。
・想定外の証明書の警告が表示される。
・起動後、あるいは定期的に認証画面が表示される。
・自動構成でのアカウントの作成に失敗する。
・空き時間情報の取得でエラーが発生する。
・オフライン アドレス帳のダウンロードでエラーが発生する。
・不在時の設定でエラーが発生する。
・代理人や予定表のアクセス権設定でエラーが発生する。

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