オフラインアドレス帳 (OAB) について【前編】ダウンロードに関する機能


こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。
オフライン アドレス帳 (OAB) の機能のうち、前編はダウンロードに関する機能を紹介いたします。

 

キャッシュ モードで使用する オフライン アドレス帳 (OAB) について
Exchange キャッシュ モードを使用すると、既定の設定ではアドレス一覧として オフライン アドレス帳 (OAB) を使います。
キャッシュ モードで構成された Outlook は、起動後サーバー側で生成されている OAB をローカルにダウンロードいたします。
OAB のダウンロードを正常に行うためには、BITS と呼ばれるサービスやAutodiscover に成功しているなどの条件があるため、もしダウンロードに失敗するようであればトラブルシューティングが必要です。

 

自動ダウンロードの間隔
Outlook 2010 では、Outlook 起動中にダウンロードを行うかどうかの判別が行われます。
判定としては、ローカルに存在する OAB と比較し前回のダウンロードから 24 時間を経過している場合には、ダウンロードを行います。
ダウンロードの開始自体は、早くて、Outlook の起動後 1 分、遅い場合には十数分後から開始いたします。
また、従来のバージョンと同様に、Outlook を起動した状態で 24 時間を経過するとダウンロードを行います。
しかしながら、これらの判定やダウンロードなどはバックグラウンドの処理として行われるため、他にマシン上で優先度の高い処理が行われている場合には、完了までには時間を要します。

 

自動ダウンロード以外のタイミングでダウンロードを行う方法
以下の 方法1 もしくは 方法2 のいずれかの方法でダウンロードを強制的に行う必要がございます。

方法 1. [アドレス帳のダウンロード] ボタンからダウンロードを行う

方法 2. [送受信グループの定義] を変更し、任意の時間ごと (例えば 60 分ごと) にオフラインアドレス帳のダウンロードを行うように設定する

方法 1 については自動化を行うことはできませんが、方法 2  の設定をいただくことで、ユーザーが意識することなく、任意の時間ごとに OAB のダウンロードが実行されます。

■ 方法 1. [アドレス帳のダウンロード] を行う
1. Outlook 2010 を起動します。
2. [送受信] タブ-[送受信グループ]-[アドレス帳のダウンロード] を開きます。
3. [前回の送受信以降の変更をダウンロードする] と [完全な詳細情報] のチェックをオンにし、[OK] をクリックします。
4. アドレス帳のダウンロードが開始されます。

※ 注意事項
[前回の送受信以降の変更をダウンロードする] のチェックをオンにいたしますと、前回のダウンロードとの差分の有無を確認し、差分がある場合には、その差分のみをダウンロードしますのでダウンロード時間は最短となります。
[前回の送受信以降の変更をダウンロードする] のチェックをオフにいたしますと、OAB 全体のダウンロードが行われるため、完了までにお時間を要することになりますのでご注意ください。

■ 方法 2. Outlook の送受信設定を変更する
1. Outlook 2010 を起動します。
2. [送受信] タブ-[送受信グループ]-[送受信グループの定義] を開きます。

 

参考情報 (KB 841273)
Outlook 2003/2007 のオフラインアドレス帳の動作については以下のサポート技術情報を公開しておりますのでご確認ください。
Outlook 2003/2007  では、Outlook 起動時に毎回 OAB の自動ダウンロードを行っていましたが、Outlook の起動が集中する時間帯(例えば出社後の朝の時間帯など) に企業内のクライアント PC が一斉に OAB のダウンロードを行うことでサーバーおよびネットワークに負荷がかかることを考慮し、Outlook 2010 より動作の変更を行っております。

Outlook 2003 および Outlook 2007 でのオフライン アドレス帳の管理

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