Outlook 2016 の優先受信トレイ機能について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Office 365 ProPlusを Exchange Online 環境でご利用の場合、優先受信トレイ機能をご利用いただけます。 本機能についてよくお寄せいただくご質問について FAQ 形式にてご紹介します。   Q. 優先受信トレイとは何ですか? A. 優先受信トレイ機能を有効にしますと、受信トレイは [優先] と [その他] というタブで切り替えが可能となります。 [優先] タブ内には、ユーザーにとって重要なメールが表示され、それ以外のメールについては [その他] タブに切り替えていただくことで簡単に確認することができます。 – 参考情報 Outlook の優先受信トレイ https://support.office.com/ja-jp/article/outlook-の優先受信トレイ-f445ad7f-02f4-4294-a82e-71d8964e3978?ui=ja-JP&rs=ja-JP&ad=JP   Q. どのような基準で重要なメールと判断されますか? A. 優先受信トレイに表示されるメールは、メールの内容 (ニュースレター、コンピューターで生成されたメールなど) と、ユーザーが頻繁にやり取りする相手に基づいて判断されます。 優先受信トレイを微調整する場合は、[[優先] に移動する] オプションと [[その他] に移動する] オプションを使用します。   Q. 優先受信トレイが表示されるのはどのバージョンからですか? ※ Office 365 ProPlus 2016 のみに提供される機能となります。 A. 2018/2/20…


Outlook 2016 でリッチテキスト形式のメールの添付ファイルをドラッグ&ドロップまたはコピー&ペーストで保存できない

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 本ブログでは以下の現象についてご説明します。   現象 Office 365 ProPlus などのクイック実行形式の Outlook 2016 で特定の更新適用後に、リッチテキスト形式のメールに添付されているファイルを Windows デスクトップなどにドラッグ & ドロップ または コピー & ペーストしてもディスクに保存できない。 発生条件: Office 365 ProPlus などの クイック実行形式の Outlook 2016 でのみ発生する。 リッチテキスト形式でのみ発生し、HTML 形式またはテキスト形式では発生しない。 原因 Outlook はエディター機能として Word のコンポーネントを使用しています。 本現象は Word の不具合により発生します。 補足: 本現象は一度以下の更新プログラムで修正されましたが、バージョン 1801 (9001.2138) 以降で再発することを確認済み。 チャネル : 月次チャネル (Monthly Channel) リリース日 : 2018 年…


AD FS クレーム ルールにて制御している環境にて、Outlook for iOS が突然利用できなくなる問題

* 新しい情報が入り次第本 Blog にてお知らせいたします。   こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 2018 年 1 月 30 日リリース の Outlook for iOS 2.62.0 より、AD FS のクレームにおける User Agent は Outlook-iOS から始まる文字列に仕様変更をしております。 AD FS クレーム ルールにて制御を行っておられる環境におきましては、以下のタイミングで Outlook for iOS で突然認証ができず、利用できなくなる問題が発生するため、クレーム ルールの変更をお願い申し上げます。   Outlook for iOS で新規アカウント設定時 パスワード変更後 認証に用いられるトークンの期限が切れた時 (既定では最小 14 日から最大 90 日の間)   変更内容 2018 年 1 月…


Outlook クライアント TLS 1.2 対応についてよくある質問

Office 365 では 2018/10/31 から TLS 1.2 未満 (TLS 1.0/1.1) が無効化されるため、TLS 1.2 が有効に設定されていない Windows では TLS 1.2 を有効にする必要があります。Outlook クライアントでの TLS 1.2 への対応についてよくある質問を FAQ としてまとめましたのでご確認ください。 なお、具体的な作業は こちらのブログ記事 で紹介しています。 ──────────────────────────────────────────────── 目次 Q1. TLS 1.2 を利用できるように対策していないと、2018/10/31 から急に Office 365 に接続できなくなってしまうのですか? Q2. Windows 7 (SP1 未適用) 、8 (8.1 未満)、Windows Server 2008 (R2 未満) では TLS 1.2 に対応できないのですか? Q3. レジストリ…


[アドレス一覧に表示しない] と設定したユーザーや連絡先の情報をアドインから取得することができない現象について

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 グローバル アドレス帳の情報で、表示させたくないユーザーやグループ、連絡先などについて [アドレス一覧に表示しない] と設定することにより、グローバル アドレス帳に表示させないように設定することができます。 しかし、このような設定を行っている場合、アドインやマクロで Outlook Object Model を利用して情報を取得する場合に SMTP アドレスなどの情報が取得できないことがあります。 一部のユーザーに特定のユーザーやグループ、連絡先などについて表示させたくないが、その他のユーザーでは表示を行いたい、かつアドインでは情報を取得したいという場合、アドレス帳 ポリシーなどでアドレス帳を分け、表示内容を変えることができます。 – 参考情報 シナリオ: アドレス帳ポリシーの展開 アドレス帳ポリシーの作成 メール ユーザーへのアドレス帳ポリシーの割り当て 例えば、User A についてアドレス帳 ポリシーの設定により User B にはアドレス帳で非表示としても、User C には表示が行われるよう設定することができます。 User C についてはアドインで User A の情報を取得することができます。 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。


Outlook が実際に TLS 1.2 を使用した通信を行っているか確認する方法

2018/1/30 更新 : Network Monitor での確認方法を手順が少なく、プロキシを使用した環境でも有効な内容に変更しました。   こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 KB4057306 で公開しているように、Office 365 では 2018 年 3 月 1 日以降、TLS 1.2 での接続が必要となります。 前回、Windows 7 環境の Outlook が TLS 1.2 を使用した通信を行うために必要な準備を こちら の記事でご紹介しました。 今回は、Outlook が実際に TLS 1.2 を使用した暗号化通信を行っているかについて確認する方法をご紹介します。 はじめに 現在のところ Office 365 や Exchange Online の管理者側で TLS 1.2 を使用してクライアントからの接続が行われているか確認するレポート機能などは実装されていません。 現時点では、クライアント側で Network Monitor 3.4 で Outlook による通信のパケットをキャプチャして確認するのが確実な方法となります。 注意が必要な点…


Office によるインターネットへの接続を管理者が禁止した環境で Outlook を起動するたびに認証ダイアログが表示される現象の対処方法

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回の記事ではタイトルの現象でお困りのお客様には朗報となる Office 2016 機能追加についてご紹介します。 概要 Outlook を含む Office アプリケーションには、ヘルプやオンライン テンプレートなど、インターネット上のコンテンツへのアクセスを制御する設定項目が存在します。 これらの設定項目の場所、詳細や制御方法については こちら の記事をご覧ください。 上記ブログ記事内でご紹介しているように、管理者は UseOnlineContent レジストリを 0 に設定することにより、Office アプリケーションによるインターネット上のコンテンツへの接続を禁止することが可能です。 一方で、Outlook 2013/2016 は認証時に MSO.dll と呼ばれる Office の共通コンポーネントを使用した認証を行いますが、UseOnlineContent が 0 に設定された環境では、インターネットへの接続性がないと判断される動作となり、認証時に必要な処理が一部中止され、保存された資格情報が使用されず Outlook 起動時に毎回認証ダイアログが表示されたり、アカウント設定が失敗するという問題が発生します。 これらの問題についてご紹介しているのが こちらの KB3060280 となります。 なお、この現象は Outlook 2010 では発生しません。 これらの現象は、MSO.dll による認証が多要素認証や先進認証といった近代的な認証方法を実現するため、インターネットへの接続が必要なタイミングがあることを前提にした設計により発生していました。 また、Office 2013 では多要素認証なども使用できなくなることを前提に、MSO を使用した認証を無効化したり、UseOnlineContent を 0 以外の値に変更するという回避策しか存在していませんでした。 これらの Office 2013 環境に関する情報は…


Outlook 2016/2013/2010 から Exchange Online に接続する際に TLS 1.2 が利用されるようにする方法 (Windows 7 では作業が必要)

Update TLS 1.1/1.0 の無効化は 2018 年 10 月 31 日に延期しました。MC128929 と KB4057306 で通知しております。 対策する内容は変わりませんので、できる限り早めの対応をお願いいたします。 弊社ではセキュリティ チームのブログ記事  [IT 管理者向け] TLS 1.2 への移行を推奨しています でも説明していますように TLS 1.2 の利用を推奨しており、Office 365 については Office 365 管理センターのメッセージセンターの MC128929 や KB4057306 で以下をご案内しています。 TLS 1.2 への移行が必要 2018年 10 月 31 日に TLS 1.2 未満が無効化される予定 (※) Outlook 2016/2013/2010 から Exchange Online へ接続する場合、Windows 8.1/10 では既定では OS で…


[アプリケーションを開始する] および [スクリプトを実行する] の処理を実行する仕分けルールが動作しない、または作成できなくなる

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook 2016 (Office 365 ProPlus : クイック実行版) のビルドを更新すると、もしくは Outlook 2010 / 2013 / 2016 (Office Professional Plus 2016 : MSI 版) の特定の月以降にリリースされた更新プログラムを適用すると、セキュリティ強化のため、[アプリケーションを開始する] および [スクリプトを実行する] の処理を実行する仕分けルールが動作しないように変更されます。   どのように動作が変更となるか? セキュリティ強化のため、以下の通り既定の動作が変更となります。 [アプリケーションを開始する] および [スクリプトを実行する] の処理を実行する、既存の仕分けルールが動作しなくなります。 [アプリケーションを開始する] もしくは [スクリプトを実行する] の処理を実行する、新規の仕分けルールを作成できなくなります。 以下の通り、仕分けルール作成画面が変更となります。 変更前 変更後   動作が変更となる Outlook バージョン ・ Outlook 2016 (Office 365 ProPlus : クイック実行版)…


Outlook 2007/2010/2013 と Outlook 用予定表印刷アシスタントを起動して利用中、Outlook がクラッシュすることがある

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 本ブログでは、Outlook 用予定表印刷アシスタントを利用中、Outlook がクラッシュしてしまう事象について回避策をご案内します。   現象 Outlook 2007/2010/2013 と Outlook 用予定表印刷アシスタントを起動して利用中、Outlook がクラッシュすることがあります。   対処方法 Outlook 用予定表印刷アシスタント側に不具合があったことから、修正内容を含んた新しいOutlook 用予定表印刷アシスタントをリリースいたしました。 これまで Outlook 用予定表印刷アシスタントをインストールしてご利用だったお客様は、一度アンインストールを行った上で、以下のダウンロードサイトから再度インストールを行ってください。 タイトル : Calendar Printing Assistant for Outlook URL : https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=16645 ※ ご利用の言語を選択してダウンロードを行ってください。   注意事項: ・ Outlook 2010 (64 ビット版)、Outlook 2013 (64 ビット)、Outlook 2016 以降のバージョン環境でのご利用についてはサポートしておりません。   本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。  


Outlook で「共有メッセージの送信準備中にエラーが発生しました」エラーが表示される現象について

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 本ブログでは、特定のユーザーから予定表の共有依頼を実行した場合にのみ、以下のエラーが発生する現象についてご説明します。 以下の再現手順 3 で、同じ宛先を指定した場合に、UserA のメールボックスから送信すると発生し、UserB のメールボックスから送信すると発生しない場合には本  Blog をご参考にしてください。   現象発生条件 – 現象発生環境 Windows 版 Outlook を Exchange Server に接続して利用している環境。   – 現象 –  現象再現手順 1.Outlookにて予定表の画面を開くきます。   2.自身の予定を選択し、上部の「予定表の共有」をクリック   3.宛先を設定し、「送信」をクリックすると添付のエラーが発生。 現象の原因 同様のエラーの現象の原因は様々ですが、特定のユーザーだけで発生する場合には以下の原因が考えられます。   (1) 既存の権限情報に不正なユーザー情報が存在することが原因 (2) オートコンプリート キャッシュの情報が不正となっていること原因   原因が合致しているか確認する方法 原因 (1) 既存の権限情報に不正なユーザー情報が存在することが原因 ※上述の再現手順の操作を行った場合、内部動作としては、既に予定表フォルダーに付与されている権限情報と共にサーバーに送信します。 そのため、既存の権限情報が不正な場合に現象が発生します。   – 確認方法 予定表の共有を実行するユーザー自身の予定表フォルダーを選択して、右クリックします。 [予定表]-[プロパティ] をクリックし、[アクセス権] タブをクリックします。…


Outlook で特定の文字列が件名に含まれているとき応答なし (フリーズ、ハング) となる現象について

日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 本ブログでは、Outlook でで特定の文字列が件名に含まれているとき応答なし (フリーズ、ハング) となる現象について説明します。   現象発生条件 – 現象発生環境 Microsoft Office 365 ProPlus (Outlook 2016) ※現時点では Outlook 2010/2013 での現象発生は確認されておりません。   – 現象発生文字列 以下の全角文字列が件名に含まれている場合に現象が発生することを確認しています。 →  ←  ↑  ↓  ⇒  ⇔  ≪  ≫   – 現象再現手順 以下の手順以外でも文字列や環境によっては、件名に上述の文字列があると閲覧しただけで発生する場合もあります。   再現手順1 1.テキストエディタに⇒ (SJIS 81CB) を入力 2.新規メールを開き、テキストエディタから文字を件名フィールドにペースト   再現手順2 1.新規メールを開く、件名に直接 ⇒ (SJIS 81CB) を入力 2.メールを送受信 3.送信済のメールを返信で、編集モードになったら、件名に入力されている ⇒…


Outlookをご使用になる際の注意点:メールや連絡先などのデータ保存先について

Outlook 2010 以降では、POP アカウントを利用して、Outlook のアカウント設定を行った場合、メールデータの保存先は、ドキュメントフォルダー内の [Outlook ファイル] というフォルダーになります。     Outlook もその一つになりますが、ドキュメントフォルダーは、様々なアプリケーションで作成されたデータが格納されます。 ドキュメントフォルダー内を整理される際などに、誤ってこの [Outlook ファイル] フォルダーを削除されたり、移動されたりしないようお願いいたします。 [Outlook ファイル] フォルダーが、ドキュメントフォルダーにない状態で Outlook を起動した場合に、次の現象が発生する場合があります。   ・ファイル C:\Users <中略>.pst は見つかりません。」といった画面が表示される   ・0x8004010F エラーが表示され、Outlookでメールの送受信ができない状態になる   ・起動時に「Outlook データ ファイルのパスワード」画面が表示され、パスワード入力が求められる     これらの現象が発生した場合は、以下の対処方法をご確認いただき、現象の回避をお願いいたします。 対処方法 A.  [Outlook ファイル] フォルダーを消した、移動した記憶がないかの確認 B.  見つかったデータ ファイルを既定の場所に戻し、Outlook が起動できるかの確認 C. 新規データ ファイルを作成し、Outlook が起動するかの確認 D. 正常に送受信できるか確認する   A.  [Outlook ファイル]…


Outlook のクイック検索で期待した検索結果が得られない、環境が変わったら検索結果が変わる

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Outlook と Exchange Server 環境において、期待した検索結果が得られないというお問い合わせや、環境が変わったら検索結果も変わったというお問い合わせをいただくことが多くあります。今回は、なぜそのような動作結果が発生するかについてご紹介します。 今回の記事で対象となるのは、クイック検索と呼ばれる以下の場所の検索機能です。 ※ [高度な検索] など別画面での検索については、詳細な動作が異なるため、検索結果が変わる場合があるのでご注意ください。 ワードブレイクについて 日本語は英語のように単語ごとにスペースの区切りが入らず、句読点を除けば文章が一続きで記述されます。 このため日本語検索においては、まずこの一続きの文章から検索用のキーワードを区切って検知する必要があり、この動作はワードブレイクと呼ばれます。 例えば、「彼は営業畑の人間だ」という文章を考えてみた場合、”彼” “は” “営業” “畑” “の” “人間” “だ” という風に分割されるのが理想的でしょうか。”営業畑” は一続きでまとめてもいいかもしれません。ただ、このように分割する処理をプログラムでロジカルに行うことは大変高度な処理となり、例えば “彼” “は” “営” “業畑” “の” “人” “間” “だ” というように、期待されないワードブレイクの結果になってしまう場合も考えられます。 ワードブレイクは Windows や Outlook、Exchange Server などマイクロソフトの製品に限った話ではなく、日本語検索を行うテクノロジー全般で考慮されているものと考えられます。 というのも、ユーザーが入力したキーワードから検索対象のデータすべてにフルテキストで検索を行おうとすると、どうしても検索の処理が遅くなってしまうためです。この対処として、あらかじめ検索対象のデータにワードブレイクを行って検索用のインデックスを保持しておく方が遥かに検索速度の向上が見込めるということになります。 ワードブレイクが必要となるタイミング では、どのような場合にワードブレイクが行われるのでしょう。 上述したように、検索対象となるデータ (Outlook、Exchange Server 環境においてはメールや会議アイテムの件名、本文、添付ファイルなど) から、検索用のインデックスを作成する場合が 1 つです。 Outlook と Exchange Server の環境においては、キャッシュ…


クイック実行版 Outlook 2016 のバージョン 1706 ~ 1708 で Outlook アドインで導入したコンテキスト メニューが表示されない

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Office 365 ProPlus の Outlook 2016 (クイック実行版) の一部のバージョンで、右クリックでコンテキスト メニューを表示する Outlook アドインが動作しない事象が発生します。 ※Office 2016 Professional Plus の Outlook 2016 (MSI 版) では、事象の発生は確認されていません。 なお、クイック実行版と MSI 版とを見分ける方法については以下のブログをご確認ください。 Title : クイック実行形式 (C2R) と Windows インストーラー形式 (MSI) を見分ける方法 URL : https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/2016/09/08/howto_c2r_or_msi/ ※画面ショットでは Excel となっていますが、Outlook でも同じ方法でご確認いただけます。   事象の詳細 – 事象が発生していない時の状況 まず、下図に事象が発生しない時の状況を示します。 アイテムに含まれる連絡先の部分を右クリックした際に、[My Dynamic Menu] というコンテキスト メニューを表示する Outlook…


Outlook 2016 で NTFS 以外 (FAT32 や exFAT) のドライブに対する複数の添付ファイル保存が失敗する

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 今回の記事では Outlook 2016 による複数の添付ファイル保存時に発生する問題についてご紹介します。 現象 Outlook 2016 で複数の添付ファイルを [すべての添付ファイルを保存] メニューで保存しようとすると、ファイル システムが NTFS 以外 (FAT32 や exFAT) のドライブに対する保存時にエラーとなり、2 つ目以降の添付ファイルの保存が失敗します。 原因 Outlook はセキュリティ向上を目的として、外部の差出人から受信したメールの添付ファイルを保存する際に AES Marker と呼ばれるフラグを設定する動作を行います。AES Marker が設定されたファイルは、Windows のエクスプローラーでファイルのプロパティを表示すると「このファイルは他のコンピューターから取得したものです。…」という表示が行われ、ブロックを解除しない限り安全ではないファイルとして扱われます。 Outlook で「外部の差出人」の判別が可能なのは Exchange Server 環境となっており、POP/IMAP アカウントではすべてのメールが外部からの受信メールとして扱われ、すべての添付ファイル保存時に AES Marker の設定が行われます。 なお、AES Marker は NTFS の代替ストリームという機能を用いて実現しているため、FAT32 や exFAT に保存したファイルには設定できません。 ここで、FAT32 や exFAT のドライブに複数の添付ファイルを保存しようとする際の Outlook 2016 の内部動作に問題があり、今回の現象が発生します。…


Outlook – An attached file is missing, or replaced by Winmail.dat

This blog post is the English translation of this post. (このブログ記事は、こちらの日本語記事の英語版となります。)   If you are using Outlook for Windows, you may experience the following issues. ・ An attached file is missing when the message is received externally. ・ An attached file is replaced by Winmail.dat when the message is received externally. ・ You are sending…


Outlook 2007/2010 から Outlook 2013/2016 へアップグレード後、印刷時にヘッダー/フッターに [ページ番号 #] などの日本語文字列が表示される

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 日本語版の Outlook 2007/2010 から Outlook 2013/2016 へアップグレード後、[印刷オプション] の [ヘッダー/フッター] を英語で設定する必要がございますので、ご注意ください。 事象 Outlook 2007/2010 から Outlook 2013/2016 へアップグレード後、印刷時にヘッダー/フッターに [ユーザー名] などの日本語文字列が表示される問題が発生します。 (バージョン アップ前に印刷設定を行っていない場合にも Outlook 2013/2016 へアップグレード後に発生します。) 設定箇所 Outlook 2007: [ファイル]-[印刷]-[ページ設定]-[ヘッダー/フッター] Outlook 2010/2013/2016: [ファイル]-[印刷]-[印刷オプション]-[ページ設定]-[ヘッダー/フッター] ※この設定に関連するファイルは以下の場所に格納されている Outlprnt という印刷設定の定義ファイルとなります。 例 : C:\Users\<ユーザー名>\AppData\Roaming\Microsoft\Outlook 経緯 日本語版の Outlook 2007/2010 の [ヘッダー/フッター] の設定値は下図のように日本語となっております。 ※ 既定では、[ページ番号 #] のみ設定されています。 Outlook 2013/2016 で上記の設定値はすべて英語に統一されました。…


Outlook で IMAP のキャッシュ ファイルの保存先を変更する方法 (Outlook 2013 以降で [OST ファイルの既定の場所] ポリシーまたはレジストリ ForceOstPath を使用して既定の保存先を変更できない)

Outlook に設定されている IMAP アカウントのキャッシュ ファイルは保存先を変更することができないため、保存先を変更したい場合は以下のいずれかの方法で PST ファイルの既定の保存先を変更してから Outlook プロファイルを作成し直す必要があります。 Outlook 2010 以前では IMAP アカウントのキャッシュ データの保存先が PST ファイルでしたが、Outlook 2013 以降では OST ファイルに変更されています。しかし、Outlook 2013/2016 の内部では現在も PST ファイルとして扱われているため、申し訳ございませんが [OST ファイルの既定の場所] ポリシーやレジストリ ForceOstPathでは制御できません。Outlook 2010 以前と同様に以下のいずれかの方法で PST ファイルの既定の保存先を変更する必要がありますのでご注意ください。 方法 1. [PST ファイルの既定の場所] ポリシー [ユーザの構成] の [Microsoft Outlook 201X]-[その他]-[PST 設定] にある [PST ファイルの既定の場所] を [有効] に設定し、変更先の場所を指定する。 Outlook の管理用テンプレートの設定方法については、こちらのブログ記事 をご覧ください。 方法 2….


Exchange Online 環境の Outlook における MAPI over HTTP 接続時の最低要件と使用可能なバージョン

こんにちは。日本マイクロソフト Outlook サポート チームです。 Exchange Online 環境での Outlook による RPC over HTTP 接続のサポート終了日である 2017 年 10 月 31 日が迫ってきました。 今回は Exchange Online へ MAPI over HTTP で接続する際の最低要件と、MAPI over HTTP を使用可能なバージョンについてご紹介します。   Exchange Online へ接続するための最低要件 Exchange Online へ接続するための最低要件については、2017 年 10 月 31 日の RPC over HTTP のサポート終了についてご案内している KB3201590 からリンクしている、こちら の情報をご覧ください。(2017/11/07 追記 : Outlook 2010 については不足していた MSO.dll…