SE ハジメくん物語 第3話(前編)

皆さんは、SE ハジメくん物語 を読んでくれてます??? 一昔前の私は、日々悩みを抱え、会社の上司や先輩と衝突してばかりのエンジニアでした。愛社精神もありましたし、会社を良くしたいという思いもありましたが、それが空回りし続けていたんです。唯一の救いは、後輩達からの温かい言葉と一握りの理解者でした。 どうやら、今でも同じような思いをしているエンジニアが多いような気がします。だから、SE ハジメくんという「1人のエンジニアが成長をしながら、同僚や上司に気づきを与えていくシナリオを書いてみたんです。 ついでに、Active Directory の訴求もしちゃってますけど(^^ゞ そうそう、その”ハジメくん”も第3話 前編が公開されました。http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/itpropower/hajime-kun/003/hajime003_01.html 3話は前編と後編に分かれているのですが、ヤマバの1つなので是非読んでくださいね!! で、前もって言っておくと、月9 などの気持ちがよくて人間愛を感じるドラマ好きな私が書いた物語ですから、このハジメくんはちゃんとハッピーエンドで終わります。ちょっとした仕事の息抜きついでに、モチベーション バロメータが1%でも上がってくれるとうれしいです。 愛を語るエバンジェリスト 高添より (IT Pro 道場もよろしくです)


30代後半にテクノロジを語れる幸せ

今日のお昼は、前職でお世話になった先輩と一緒でした。 その先輩はとっても IT が好きで、平日は家に帰れないくらい忙しいにもかかわらず、週末にはSmalltalkでプログラミングしながら遊んでいる人です。 でも、純粋な日本企業にいると。。。ある年代を機に管理職としての仕事を要求されるわけですね。その人も例にもれずでして、IT人としての幸せって難しいなあって話を良くするわけです。 それが、今日はというと .NET Framework 2.0 と ASP.NET による Web アプリケーション構築のセミナーに来てくれていたようで(かなり無理やり参加してくれたような気もしますが)、お昼をご一緒できたってわけです。石焼ビビンバ食べながら .NET や Visual Studio のことを褒めてもらえるのも不思議な気がしないわけではありませんが、信頼している人がMSのテクノロジや製品を楽しんでくれているのを感じることができて、今日は私も幸せな気分でした。 またのお越しを心よりお待ちしております!! ちなみにこのお方、帰りにオライリーのC#の本を買い、家に帰って早速試してみているらしいです。マイクロソフト的にはアリアリなんですが、家庭は大丈夫かな(^_^;) 話をもとにもどして、実はその会社にいる仲のよい後輩も同じような思いをしています。おそらく、ほかの会社でも同様の思いをされている方はいることでしょう。「お前も何年目なんだから、そろそろプロジェクトマネージメントの側に回ってもらわないと。。。」なんて。でも、IT を心から楽しめる人ってなかなかいないわけで、こういう方の存在を IT 業界として大事にすべきではないかと思ったりもします。 だって、学生が IT 業界に魅力を感じてなくなったと言われつつある今、「ITって楽しい」「IT業界って楽しい仕事ができるよ」って胸を張って言えるようにするには、こういう方々にこそITを楽しんでもらわないと困るわけですからね。そうでもしないと、よい人材がIT業界には来なくなるのではないでしょうかね。 で、そういう私はというと、エバンジェリストとして製品やテクノロジを好き勝手に?語れる立場にあり、「お前は幸せ者だ」とよく言われます。たしかに私自身もそう思うのですが、私の場合、好きなのは「IT」よりも「人が喜ぶ姿を見ること」だったりするので、もっと多くの方と一緒に仕事を楽しみたいですね。 そして、IT 業界が楽しいってことを 業界全体でアピールしていきましょう!!


IT トレーニングの意義とは?

先日、あるパートナーに出向きセミナーを実施した。 珍しいほど自信のあるコンテンツであったが、アンケート結果は4段階で上から2番目ばかり。ネガティブな要素(下2つ)はほとんどなく、とにかく上から2番目。 ・「同じようなセミナーがあればまた参加するか?」 →  たぶん参加する・「同僚に薦めるか?」                     →  たぶん薦める ん~、これをどう考えたらよいのだろうか。。。 誰か教えて。。。 話には続きがある。もし次回やるとしたら、もっと満足してもらいたい、セミナーを楽しんでもらいたいと思って担当者の方とメールで熱いやり取りをしていたが、最後に言われたのは。。。「私は社員に対して情報提供をするためにセミナーをやっているが、高添さんは人を育てようとしているんですね。目的が違うことをやる前からお互いに理解しないといけませんね。」 ん~、これをどう考えたらよいのだろうか。。。 「もうやらない」というのは簡単であるが、「継続こそ力なり」という言葉もまた真なりと思えなくもない。 そうそう、少し前に読んだ本に書いてあったのだが、Education の語源は「内なるものを引き出す」という意味を持つラテン語の Educare らしい。教育という日本語も「教え育てる」と書く。私は情報提供者ではなく教育者でありたいし、情報量で人はインターネットには勝てないので、高添という人が介在する価値は単なる情報に意味づけをして伝えることだと考えている。 そして皆さんにも考えてもらいたい。IT業界では、Education (教育)が必要となれば「じゃあTraining (トレーニング) をしよう」という話になることが多い気がするが、皆さんの会社でやっているトレーニングは、情報提供でしょうか、それとも人材育成でしょうか、それとも。。。 次回は別のパートナーとの楽しい交流について書いてみたいと思っている。

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新人さんにITの面白さ+αを伝えたい・・・

とうとう4月ですね。明日が入社式というところも多いと思いますが、新人さんの育成にはきちんと経験のある社員があたってほしいものです。 というのも、私の今があるのは7年近く前に新人講習を担当したからなのです。あまり気持ちの良いとはいえない部署異動で教育部門に移った私は仕方なく新人講習の部屋の一番後ろに座っていました。そこで新人さんからの質問に答えたり悩みに応えたりしているうちに人に伝えることの楽しさを覚え、それがマイクロソフト入りという私にとっては大きな転機へとつながっていったからです。※転職を進めているわけではありません。多くの人に気づきがあると思っているだけです。 私は、当時出会ったみんなに対して、どんなに感謝しても足りないくらい感謝の思いでいっぱいです。社会人として報告の大事さを伝えるために書いてもらっていた日報が、いつの間にか交換日記となってしまうようなそんな楽しい経験は7年経ってもなお私に勇気と元気をくれるんです。本当にありがとう!! ということで、日々お客様から感謝され、社員から感謝されている人は、是非その心地よさを新人さんに伝えてあげてください。そして、その心地よさを継続するために自分自身がどれだけ努力しているかも教えてあげてください。 また、なかなか気持ちよく仕事ができていない人も、「忙しいのに新人の面倒なんて見てる暇はない」と言わずに何が辛いのかを新人さんにぶちまけてください。そして、そんなに辛くても今仕事を続けている理由やその中でやってて良かったなと思えたことを伝えてあげてください。きっと「自分を必要としている人達がここにはたくさんいる」ということがわかり、久しぶりに心地よさを感じることができるはずです。 人は会社の宝です。そして、最初の3ヶ月~半年の間に新人さんが触れ合う社員や情報が彼らの社会人生活を大きく変える可能性もあるということを是非認識してもらえればと思っています。私ごときができることなどたいしたことはありませんが、もしチャンスがあれば多くの新人さんとも話がしたいなあなんて思っています。 ついでに、いまだに飯とか飲みとかに付き合ってくれているみんな、君たちはすばらしいですよ!!これからもよろしくお願いしますね。


アイデンティティ ~心を動かすその力~

頭が回転しないときはITの勉強をしても頭に入ってこないので、通勤時間などに人の心に関する本を読んで心の成長を目論んでいる高添です。たまたま今読んでいる本に「アイデンティティ=所属意識」と書いてあるのを見て、ピンときてしまいました。 マイクロソフトは入社するとIDがもらえます。ITが Active Directory ベースになっていることもあって、それがメールアドレスにもなり(最近は違うアドレスも使えるようになりましたが)、ログオン用のIDにもなり、名前の代わりにもなり、そして社内でのあだ名にもなります。他の社員がどう思っているかはわかりませんが、私はこのIDに非常に愛着があり、時には名前と同等(大げさに言うと自分そのもの)に感じたりもしているくらいです。 ここでいうID=アイデンティティは、「個性」とか「識別用の記号」のような捕らえ方をしていますが、あらためて意味を調べてみると哲学的な感じがしてきます。 三省堂さんのページを利用させていただきました。http://dictionary.sanseido.co.jp/topic/10minnw/024identity.html   【どういう意味?】   「あるものがそれとして存在すること」、また、そうした認識を指します。  「同一性」「一致」のことです。   【もう少し詳しく教えて】   「アイデンティティー」(identity)は、広義には、「同一性」「個性」  「国・民族・組織などある特定て集団への帰属意識」「特定のある人・  ものであること」などの意味で用いられます。   コンピューター関係で用いられるときは、「一致」「識別」のことです。   学術用語としての「アイデンティティー」の定義は、哲学分野では、  「ものがそれ自身に対して同じであって、一個のものとして存在すること」です ということらしく、もともと組織などへの帰属意識も含まれるわけです。 そこで、あらためてマイクロソフトでの私のIDについて考えてみると、帰属意識としてのアイデンティティとIT上のIDがうまく重なり合っている気がするんですよ。社員がそう思えたとき、社内でドメインにログオンするのに「自分はこれからネットワークを利用します」と宣言しているような気もして、「このIDを使うからには変なことはできないな」という抑制力が働くわけです。 こんなことを考えていたら・・・もしかして、アイデンティティについてもっと深く考えてみると、ガバナンスとか言って上から押さえつけたりせずに、人の心を動かせる力を持っているのではないかと思い始めたわけです。これが一番言いたかったこと。 そういえば、社員全員にあだ名をつけて、名刺まであだ名になっていて、社内ではあだ名で呼びあうという会社をTVで見たことがあるのですが、その会社はとても良い雰囲気だったとか。この会社の社員さんはあだ名というものに自分を重ねているのでしょう。ITとは関係ありませんが、これもアイデンティティを上手く活用した事例なのでしょうからITにも流用できる気がします。 本気でIDと個々人を結びつけるというシナリオを描くためには、ネットワークをシンプルにし、ID管理をシンプルにし、IDそのものが個人なんだということを社員に感じさせる必要があるので、多くの会社ではITインフラを見直す必要も出てくることでしょうが、もし興味があれば頑張ってやってみてください。責任はとれませんが、フィードバックはお待ちしています(笑) ちなみに、マイクロソフトはSAPさんのERPが社内業務システムのベースとなっていて、そこでは上記IDがキーになっているかどうかはわかりません。一応社員番号も割り当てられているので、そちらがキーになっているかもしれませんのであしからず。


SE ハジメくん物語-新米SEのActive Directory導入奮闘記-

@ITさん、そして正木茶丸さんの多大なるご協力により、とうとう公開されました!!http://www.atmarkit.co.jp/fwin2k/itpropower/hajime-kun/001/hajime001_01.html Active Directory は多くのお客様にとって役に立つツールだと思うのですが、まだまだその良さも、時にはその存在すらも知られていないというじれったさが私のなかにありました。そこで、「Acxtive Directoryのどこが良いか」という機能的な話はおいといて、人の気持ちに訴えてみたいなあと思い書いたのがこの物語です。 まだ第1話なので、これからどうなっていくのかはお楽しみということにしますが、比較的軽めの文章だけど「なんだか考えさせられるなあ・・・」と思っていただけるとうれしいです。もし面白いと思っていただける方がいらっしゃいましたら、ほかの方にも紹介してもらえるとありがたいですね。 ハジメくんをよろしくお願いします。


キャリア デザイン に物申す!?

今日は週末なので、ちょっとITとは違うお話を。 皆さんは自身のキャリアアップについてプランとかデザインをお持ちでしょうか? 私は今、Microsoft でエバンジェリストという面白い仕事をしています。この仕事は私の中ではかなりうれしいポジション(部長とか課長とかいう役職ではないですが)でして、今でも自分がエバンジェリストを名乗っていることが不思議だったりします。 でも、今までの社会人生活が常に順風満帆でエレベータやエスカレータが用意されていたわけではないんですよ。しかも、昔からコンピュータに詳しかったわけでもないし、計画的に自分をステップアップすることを考えてきたわけでもなく、あまり社交的ではないので人脈作りをしてきたわけでもなく、ただ自分がやるべき(だと信じた)ことをとにかく一生懸命やってきただけなんです。 「言われたこと」ではなくて「自分でやるべきだと信じたこと」というところがポイントではあるのですが、ひとつだけ言えるのは「自分がこうなりたいからこれだけやる」とか「給料を上げるにはこうしたほうがいいからこうする」とかって考えていたわけではないんですよね。 この歳になって少しずつ整理ができ始めているのですが、やっぱり「誰かのために何かをしてあげたい」とか「誰かに何かを伝えたい」というのが一番で、それができていると感じれるときはどんなに忙しくても体がついてきてくれて、そういう状況を見てくれている人たちも一緒になって頑張ってくれる時が一番幸せを感じるのです。そして、その繰り返しが今のありがたい環境を与えてくれているのだろうと思っています。 そういう意味では、クランボルツ博士の「キャリアの80%は予期しない偶然の出来事によって形成される」というお話はすごく自分にも当てはまるなあって思うんですよね。もちろんこの方は、その”偶然の出来事”に出会うのは準備をしているからだとおっしゃっているようです。今仕事で悩んでいる方は、その手の本や記事がたくさん出ているようなので、一度目を通してみると少し気が楽になるかもしれません。 ちなみに、私にとってのバイブルというか格言というか、絶対に忘れることができない言葉は「背伸びをするな」という母親の一言です。福岡から上京する日に気丈だった母親が涙を浮かべ言った一言なんです。正直な話、ITの世界にいるとたくさん背伸びをしたくなるんですよね。いや、背伸びをしなければならないときもあると言ったほうがいいかもしれません。でも、背伸びはすぐにバレますから、これからも時に母親の言葉を思い出しつつ、身の丈にあった、そして心のこもった仕事を一生懸命しようと思っています。 もし背伸びをしている私を見かけたら注意をしてくださいね。そして皆さんも、背伸びはほどほどに。


所信表明

皆さん、こんにちは。マイクロソフトでインフラ系のエバンジェリストをしている高添です。 最初の投稿なので、まずはちょっと変わった自己紹介から。 自分自身をハードウェアに例えると、メモリも少なくCPUも遅くディスクの容量も少ない、そんな誰も見向きもしない寂しいマシンです。では、計算が速いわけでも記憶力が良いわけでもないそんな私がエバンジェリストを語れるまでになったのかというと、よく働いてくれるソフトウェアを持っているからだと思っています。 メモリもディスクも容量が足りなければ大量の情報は噛み砕いて小さく簡単にするしかありません。しかもCPUが遅くていざというときにぶん回すことができない私は、噛み砕いて簡単にした情報をいつでも使えるように整理するわけです。もちろん情報は陳腐化しますから、常に新しい情報を仕入れて外部への対応力を補うという日々の積み重ねも大事ですし、大量の情報の中に埋もれつつも大事な情報に気づくことも重要です。ちなみに、私の場合は新しい次元を生み出すようなスペックを持ち合わせていないので、この気づきについても日々の積み重ねから生まれています。 そうそう、皆さんは間違いなく私よりハイスペックです。皆さんが本気になれば私なんて足元にも及びません。だから私は自分自身で背伸びをするのではなく皆さんのお役に立ちたいと思っています。背伸びは長く続きませんし、この自分らしさこそが継続という力を持っていると信じています。 ちなみに私は人が喜ぶ顔を見るのが大好きです。ITは常に進化するので、他の業種よりもたくさん皆さんを喜ばせることができるのではと思うからこそIT業界で仕事をしている気もします。ということで、私のBlogを読んだりセミナーを見たり、道場に来たりして「何かに気づいたよ」って喜んでもらえるようにこれからも頑張ります。 最後に、私に自信と勇気を与えてくれて、いまだに仲良くしてくれている後輩達に感謝。