Weekend 道場も これで3回目

3月12日の日曜日、第3回目の道場を開催することになりました。 http://msevents-as.microsoft.com/CUI/EventDetail.aspx?EventID=120467249&Culture=ja-JP   知らない方も多いでしょうが、「次があるかは参加された皆さんのフィードバック次第です」って言いながら始めた Weekend 道場というセミナーで3回目の実施が決まったんです。週末にもかかわらず新宿のMicrosoft のオフィスまで来てくれて、しかも楽しんで帰ってくれた皆さんには心から感謝しています。   ただ、心残りなことがあります。いきなりド~ンと宣伝してやっているセミナーとは違うので、まだまだ知られていないという事と、知られていないことが原因で「期待していたものとレベルが違いました(^^ゞ」というお話を聞くことがあるからです。   そこで今日は、あらためて道場を実施しようと思ったいきさつとコンセプトをお知らせしようと思います。   道場にて、Active Directory、Exchange Server、Rights Management Server、Live Communications Server、Windows SharePoint Services という多くの製品の環境を作っていくのには以下のような意味があります。 かっこいいデモはいいけど、エンジニアにとってはDEMO環境の作り方も大事なんだよね 道場では、インストールから設定、クライアント側の使い方まで実演します MS製品は多いけど、お客様や社内の人と話をするネタとして一通り理解しておきたい 5つのサーバー製品の基本機能と、連携し相互作用していくシステムが見れます 一通り理解しておきたいけど、「そんな時間は無いよ」が口癖になっている 午後半日で全ての工程を終了するので、忙しくて意欲のある人にこそお薦めです Weekend 道場なら週末実施なので、自宅で勉強するよりも効率的だと思います カタログだけ見て知ってるフリをするにも限界があるんだよね 道場の中で一連の作業を疑似体験できるので、説得力が増します 「この程度の作業でもこれだけの事ができるんだ」というところまではたどり着けます 実は、サーバー製品のインストール作業は参加者にやってもらっているので、一部の方にとっては疑似体験ではなく本当の体験になったりもします 実際に試すにもサーバーなんて手元に無い = マシンもスペースも環境の確保は難しい 道場では2台のノートパソコンと外付HDD、Virtual 環境を利用します あとは TechNet Plus Subscription があればDEMO環境は作れるんです 持ち歩ける DEMO 環境を目指してます。 → そろそろ出稽古ですかね 使わない製品のことなんて気にしていなかったが・・・ 知らない製品を初めて見て、面白い機能だなと気づくことだってあります 実際に使うかどうかではなく、一通り知っておけば他の製品との比較も容易になるし、全体が見えてくるという良さもあります Microsoftの社員、エバンジェリストとの接点なんて持てるわけがないと思っていた 道場は少人数制。英会話教室みたいですね(笑) 数百、数千の人があふれる場ではなく、気づいたら隣にエバンジェリストがいます…

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ファイル操作にもトランザクションのすすめ

Windows Vista や コードネーム Windows Server Longhorn には、Transactional NTFS という機能が組み込まれています。そうです、ファイル操作にもトランザクションが使えるようになったんです。 使い方はいたって簡単。コマンドプロンプトを開いて、 transaction /?  と入力してみてください。すると、トランザクション制御のオプションが3つ表示されます。①スタート ②コミット ③ロールバックです。 例えば、あるフォルダに demo.txt というファイルがあったとすると、こんな感じです。 Transaction /start                        — トランザクションをスタートCopy demo.txt trandemo.txt       — 既存のdemo.txt テキストファイルを trandemo.txt という名にコピーRen trandemo.txt takazoe.txt      — trandemo.txt というファイル名を takazoe.txt という名前に変更(リネーム)Transaction /rollback        — トランザクションをロールバック おわかりですか?ファイルのコピーとリネームは成功します。しかし、トランザクションがロールバックされたために、ファイルは何事も無かったかのように demo.txt が残っているわけです。もし rollback ではなく commit と入力しておけば demo.txt と takazoe.txt の2つのファイルがちゃんと出来上がっているはずです。 コピーを1回行うだけであれば、わざわざトランザクションもないかもしれません。でも、複数のファイルを一括操作したい場合やコピーして名前を変更して・・・というような複数の処理を一気に行いたい場合などでは安心して作業ができるようになるのではないかと期待しています。 また、トランザクションをスタートした後、Reg.exe コマンドを使ってレジストリを操作することもできます。レジストリ操作は非常に神経を使うべきところですし、何かがあったらロールバックができるというのはありがたいのではないでしょうか。 そろそろ Vista の Beta が手元で動き始めたという方もいると思うので、是非…

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R2 でアップグレードされる Microsoft Management Console (MMC)

ファイルサーバーのレポーティング機能の話をする前に、R2 の MMC ネタを1つ。 あまり知られていないのですが、R2 をインストールすると MMC が3.0 にアップグレードされます。大きな変化ではありませんが、自社アプリケーションの管理ツールを MMC スナップインとして開発している方は知っておいたほうが良いと思ったので取り上げてみます。 ん!? また互換性の問題?・・・と思いきや、ご安心下さい。MMC 3.0 は下位互換性を持つように設計されているので、MMC 1.2 や MMC 2.0 をベースに開発したスナップインでも動作します。よって、MMS スナップインを開発されている方もあわてなくてよいです。注意点があるとすると、MMCを閉じようとしたときに MMC 3.0 の形式で保存するかどうかを聞かれるところくらいでしょう。(R2 の Help に書いてあります) もちろん MMC も 3.0 になることでより便利なものになっています。開くとすぐにわかるほどの大きな変化は画面が3つに分かれたということでしょう。 今までは2つに分かれていたので、左側のツリーである項目を選択すると右側に表示をするという形でした。しかし、これからは3つ枠があるので、左はツリー・真ん中に情報・そして新しく出来た右側には操作の一覧が並ぶという形が作れます。わざわざ右クリックをして操作を選択しなくても、真ん中に表示されている内容に応じて選択可能な操作のリストが右側に自動表示されてるので、今まで以上に操作性が上がるわけです。 他にもいくつか改良点もありますし、運用管理ツールを MMC 3.0 ベースに書き換えてみてはいかがでしょうか?

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R2 で Windows ファイルサーバーが生まれ変わる(3 = クォータ)

クォータの機能は Windows Server 2003 も持っていますが、R2 のクォータ機能はフォルダ単位での制限が可能になりました。そして、このクォータ設定も、「ファイルサーバーの管理」コンソールを利用することができます。 設定はいたって簡単で、クォータ設定画面で制限をかけるフォルダを選択し、制限値を設定するだけです。ただし、以下のようなオプションを利用することで、面白さは広がります。 ハード クォータ と ソフト クォータデフォルトは「ハード」ですが、「ソフト」を選ぶことで制限値を超えての利用を許可します。どんな時に使うかというと、ある容量を超えたら管理者がメールを受け取るなどの監視用途などです。 しきい値1つのクォータ設定に対しても、複数のしきい値の設定が可能です。例えば、個人用に用意したフォルダに制限を掛けている場合に、容量の80%を超えたらそのユーザーにメールをし、100%になったら管理者にもメールが飛ぶ仕組みを作るといったことができるわけです。 通知オプションメールの送信、イベントログへの書き込み、スクリプト実行、そしてレポート作成など、管理に必要と思われる機能が提供されます。メール送信では、差出人・Cc・Bcc・返信先をあらかじめ登録しておくことも可能です。 同じ設定を複数のフォルダに対して適用しやすいように、設定をテンプレート化しておくことも可能です。もちろん、標準で用意されている6種類のテンプレートを利用することも出来ますが、さすがに制限する容量などは状況によって異なるでしょうし。 おわり・・・!? そうだ、クォータってこれだけなんですが、R2 の説明をすると必ず「特定のグループに対してクォータの制御が掛けられるか?」と聞かれるのでここで触れておきますが、アクセス権設定とクォータ設定を組み合わせて利用してもらうことになるでしょう。(もし設定方法を知っている人がいたら教えて下さい) ということで、次回は新しくなったファイルサーバー機能の最後としてレポートの機能を書きますね。 ******本当は、今いろいろと触っている Vista や Longhorn Server が面白いんですよね~まだ書くには早すぎるような未確認情報が多いのですが、気になる用語を書き出している最中ですし、昨日書いた New Eventlog System に加えてたくさん書いていこうと思ってます。 このままだと私の机はポストイットだらけになりそうなので、そろそろ整理を始めなくては・・・

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New EventLog System について

Windows の イベントビューアといえば運用管理者の必須アイテムですが、その必須アイテムも Windows Vista や Longhorn Server で大きく変わることになりました。 アーキテクチャから見直したこのイベントビューアには、例えばこんな機能がついています。 イベントサマリ機能をトップページに配置 例えば、24時間以内におきた警告・情報・エラーの数を即座に確認可能 1時間、1週間なども標準で表示され、すぐに対応すべき状態かどうかの判断ができる ビューの作成 特定の条件でフィルタをかけて登録しておけば、必要な情報がすぐに見えるようになる 都度検索する必要も無い データ保存機能 選択した複数のイベントを1つのファイルとして保存することが簡単にできる ビューと組み合わせたり、期間指定をしたりして1つのファイルに保存しておけば再利用性も高くなる XMLで保存することもできる 特定のイベントをトリガとしたタスク実行設定 新しくなったタスクスケジューラとの組み合わせにより、イベントドリブンのタスク実行が可能 タスクの作成はイベントビューアからも メール送信、プログラムやスクリプトの自動実行設定などが可能 期間指定も可能なので、「1ヵ月間特定のエラーを監視したい」「特定のエラーが出たらメールで知らせたい」という要望にも簡単に応えられる Subscription 設定 まだきちんと実装されておらず、最新のFeb CTP というビルドではエラーになる。あくまでも可能性を信じてお待ちいただきたい機能 イベントログを他のマシンに送り込んだり、他のマシンからイベントを取得したりできるようになりそう。 イベントログのシステムが1台のマシンで閉じることなく、管理者は複数マシン環境を自分のマシンで確認ができるようになる。(ような機能だと思う) いかがですか?システムの運用管理をされている方にとっては、重要な変化です。Windows Vista のテスト環境があれば是非試してみてもらえればと思っています。

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R2 で Windows ファイルサーバーが生まれ変わる(2 = ファイル スクリーン)

R2 は、”ファイルサーバーの管理”コンソールを利用することで、ディスクのボリューム管理からフォルダ共有、クォータなどの拡張設定、さらにはDFSの管理までが1つのコンソールからできるようになっています。 その中で、今日はファイル スクリーンの設定をみてみましょう。ファイル スクリーン とは、意図していない種類のファイルを共有フォルダに保存させないようにするフィルタの機能です。 まずは共有フォルダの管理の画面で、C:\R2test というフォルダを作成し共有します。共有フォルダ作成にウィザードを利用すると、数回のクリックでローカルドライブにフォルダを作り、共有し、アクセス権の設定までも実施できます。 ただし、あまり考えずに設定をしてしまうと Everyone に対してアクセス権設定がされたり、共有のアクセス権のみでNTFS アクセス権の設定がされなかったりする可能性もあるので、気をつけてください。ご存知かと思いますが、Active Directory 環境では Everyone ではなく Domain User や Authenticated Users を利用したほうが良いですし、NTFS アクセス権の設定がされていないと、そのマシンにログオンした全てのユーザーは全ての情報を見れてしまいますので。 共有できたら、”ファイル サーバー リソース マネージャ”を展開し、ファイル スクリーンを作成します。先ほど共有した共有パスを指定したあとはテンプレートから好きなものを選ぶだけです。デフォルトでもこんなものが用意されています。 イメージ ファイルのブロック オーディオとビデオのファイルのブロック 実行形式とシステムのファイルの監視 実行形式のファイルのブロック 電子メール ファイルのブロック 雰囲気はわかってもらえると思いますが、パッと見ただけで使ってみたいものがありますよね。この5つはデフォルトで用意されたテンプレートでしかないので、テンプレートをカスタマイズすることも、テンプレートそのものを作ることも可能です。自由度は非常に高いですよ。 ちなみに、「オーディオとビデオのファイルのブロック」テンプレートを選んだとすると、mp3/wmv/avi などの37種類の拡張子を持つファイルの保存がブロックされますが、例外を作ったりブロックするファイルの種類を追加したりすることで、会社独自のルールに仕上げればよいと思います。 最後にもう1つ、単純に拡張子でブロックして終わりではなく、ルール外のファイルが保存されようとした場合に指定の文面を含むメールを出したり、イベントログに出力したり、はたまたコマンド実行やレポート出力などの設定もテンプレートの情報として含まれています。 至れり尽くせりのファイルサーバー機能と、簡単な設定ツールを是非是非試してみてください。次回はクォータ設定あたりかなあ。

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R2 で Windows ファイルサーバーが生まれ変わる(1)

R2 で拡張された機能はいくつがあって、その1つがファイルサーバーとしての機能拡張です。たかがファイルサーバーと思うなかれ、現場で使える機能満載です。例えば。。。 今まで 3rd Party 製のツールに頼っていたフォルダ単位のクウォータ機能 共有したフォルダに好ましくないファイルを保存させないファイルスクリーニング機能 限りあるファイルサーバーのディスクを効率的に運用していくためのレポーティング機能 ちょっと見ただけで使ってみたくなりませんか?でも、面白い機能も使い方が難しければ誰も使おうとはしませんね。そこで、数回の投稿でファイルサーバーを利用するための設定や利用できる機能を整理しようと思います。 まずは、R2のサーバーの役割管理でファイルサーバーの機能を有効にしましょう。新しいファイルサーバー統合コンソールやスクリーニング、DFS管理ツールなどがインストールされます。 注)これらのコンポーネントの中には.NET Framework 2.0 を利用するものがあるので、マシンにインストールされていない場合には自動インストールされます。この.NET Framework 2.0 のインストールに(環境にもよるでしょうが)数分かかるので、ちょっと待ち時間があります。それと、インストール後に再起動が必要なのも覚えておいてください。 再起動後、管理ツールの下の”ファイルサーバーの管理”ツールを起動すると、ファイルサーバーとしての機能が1つの管理画面に統合されているのがわかります。後は設定だけ、ということでそれは次回に。  

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R2 を一からインストール

今日は週末ですが、Virtual PC を使って、仮想環境で R2 のインストール中です。実は R2 を最初からインストールするのは初めてなので、雰囲気をご紹介するには良い機会だと思って 書いておきますね。ファイルサーバーの機能は次かな。 まずは R2 ですが、2枚のメディアで構成されています。(Windows System Resource Manager を除く)1枚目は SP1 適用済みの Windows Server 2003、2枚目が R2 コンポーネントです。 いつもの Windows のインストールが始まり、R2 用に用意されたプロダクトキーを入力して進めます。プロダクトキーの入力はこの1回だけです。1枚目のインストールが終わると2枚目を入れるように促されるので、1枚目も普通の Windows Server 2003 with SP1 の CD とは若干違うことがわかりました。そして、Post-setup Script が仕込んであるのかなあなんて思いながら R2 を入れるとあっという間に R2 として立ち上がります。 R2 のインストールでは 2枚目の CD に入っているコンポーネントを全てインストールするわけではなくて、各コンポーネントをWindows のコンポーネントとして追加するタイミングでファイルのインストールがされるようになっています。だから R2 にするのはあっという間に終わるわけです。 R2 を実感するために Windows コンポーネントを追加するウィザードを起動。”Active Directory サービス″ という記述があったり…

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R2 ってなによ~

Windows Server 2003 が R2 になったって聞いて、「R2ってなによ~」って思った人もいるかもしれません。実はこれには大きな意味があるんです。 そうです。今までマイクロソフトは新製品を出すタイミングはバラバラでした。一般的に、サーバー機やサーバーアプリケーションの入れ替えは数年という期間を区切って予算取りをすると思うんですが、その普通の企業活動に合わない動きをMSはしていたわけです。 そして今、2年というサイクルでServer OS を出すことを決めました。ある製品を出して2年後に互換性を重視しつつ最新テクノロジーを追加したマイナーバージョンアップを、そしてその2年後には次の世代を担う新しいサーバー製品へとメジャーバージョンアップを図るというものです。 R2 はそのルールに従った最初のマイナーバージョンアップ版として出てきたOSで、Windows Server 2003 SP1 との互換性はほぼ100%、しかもファイルサーバー機能やプリントサーバー機能、さらにはフェデレーションという新しい考え方を持つ認証機能、今まで別提供だったService for UNIX やADAM、WSSの機能などを標準機能としてサポートすることになり、一見地味のように見えますが、実は現場のエンジニアが喜ぶ機能がたくさん組み込まれています。 デメリットはほとんどなくメリットがあるとなれば選ばない手は無いわけで、是非是非評価版なりで試してみて下さい。もちろんこのBlogでもより詳細な情報を出して行こうと思います。 次回はファイルサーバーの機能かな。それでは、また。 Microsoft 高添

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第二回 Weekend 道場終了

2回目の道場も終わりました。まさか夜9時まで皆さんと語り合うとは思ってませんでしたが、懇親会も含めて、またしても楽しかった!! きてくれた方には感謝感謝ですね。本当にありがとうございます!! 反省点があるとすると、ファイルサーバーのシナリオを Windows Server 2003 R2 に変えた部分で準備が足りなかったところですね。R2 の iso イメージをPC間でコピーしなければならなかったりと手間取ってしまいました。実際の環境を作るんだから「あ~いうのがあるのが普通だよ」ってお客様には言ってもらえたので、ちょっとしたトラブルがあったことで小細工が無いことを理解してもらえたかもしれませんね。それはそれで不幸中の幸いでした。 あとは、終了時間。18:00 には終わりたいのに終われず、結局最後はバタバタとしてしまったんですよね。この前はしゃべり過ぎ(^_^;)、今回は順調だったのに延長。もっと完成度を高められるように、社内で反省会をしようと思ってます。 それと、数名の方には R2 に興味を持ってもらえたようなので、次回の書き込みは R2 ネタにします。と書いているうちにもうAM2時を過ぎてしまいました。早く寝ないと一週間がつらいので、今日はこの辺で。  

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