8/28 は VDI と Azure の関係をお伝えするセミナーを開催します!

告知が遅くなってしまいました(汗) もし都合がつく方はお申込みください。

さて、今回のセミナータイトルは・・・

Tech Fielders セミナー「複雑化した VDI をリセット!  MS VDI + Azure でシンプルな VDI を目指そう!」

です。

https://msevents.microsoft.com/CUI/EventDetail.aspx?EventID=1032593113&culture=ja-JP

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VDI に対するお客様の期待は様々でしょうが、その中でも一番大きなのは「リモートで動作するシステムを手元で不自由なく利用したい」ということなのだと思っています。

なぜなら、それが、データや業務処理を社外に持ち出さない仕組みとして利用できるからで、結果として情報漏えい対策につながるからです。

また、大規模災害などによる交通マヒでも場所を選ばず仕事ができ、それは在宅勤務などを含む働き方の改善にもつながるからです。

最近サーバーベースドコンピューティング =旧ターミナルサービス的な利用が見直されているのは、「仮想デスクトップをたくさん並べなくても、結果が同じであれば良い」という判断につながってきているからだと思います。

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で、今回のセミナーです。

MS VDI については何度もお話をしているのですが、今回も、あらためて OS 標準機能で作るシンプルな VDI についてお話をするところから始めます。

これが、VDI を Azure に持って行く際に必要となるコンポーネント解説になりますので。。。

ここでMS VDI の基盤側の話をしてしまうかもしれません

そのうえで、MS VDI on Azure IaaS (現時点では RDS on Azure IaaS と言ったほうがよいでしょう) とは何かをお話しします。

そして今回の目玉、Azure の機能として提供される Microsoft Azure RemoteApp の解説をします。

Windows に加えて、iOSや Android 用のクライアントまで出ているので、デバイス+Azure だけでデスクトップアプリケーションを利用できるようになります。

※ 日本で動いていないはずの Excel を動かしてみると、そのスムーズさに驚きます。これは、Remote Desktop Protocol 8 が見違えるほど速くなったからでもありますね。

ここに Azure への VPN や ExpressRoute 接続の話が絡んでくると、どこまでが社内システムかはどうでもよくなってきます。

さらに、Windows Embedded チームにも協力してもらおうと思っています。

なぜなら、デバイス+Azureだけで・・・と言っているデバイス側のOSだからです。

単にPCやThin Client としてではなく、業務用端末としての Windows Embedded が Azure RemoteApp とつながったら、何か新しいことができるのではないか?とワクワクしてしまいます。

世の中のデバイスの数は、PCの数とはケタが違いますから!

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そしてもう1つお伝えしたいことが。

最近の Azure DevOps シナリオを見ていると、アプリケーション開発からシステムへの展開、実行、運用に至るまで、すべてAzureでカバーできるようになってきています。

ちょっとしたことなら Azure の Visual Studio Online でブラウザで開発もできるし、開発にフル機能を使いたければ Azrue 上仮想マシンで Visual Studio を動かすこともできます。

Thin Client とインターネットとAzureがあれば事足りる?なんて言われかねないのです。

BYODが主流になってくると、PC の画面サイズは小さくなる傾向にあるので、開発系の会社が用意するのは大画面のモニターと、疲れにくいといわれるエルゴノミクス(人間工学)キーボードと、あとは高速な回線だけかもしれません。

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なんてことを最近考えていて、今回のセミナーを企画しました。

これからの VDI とは何か?を一緒に考えるきっかけになれば幸いです。

日本マイクロソフト エバンジェリスト 高添