2/20 Tech Fielders セミナー「System Center 2012 R2 Orchestrator による IT プロセスの自動化を学ぶ」

案内をしていないのに20名近くの方にお申し込みをいただいており、本当にありがとうございます!

相変わらずブログの更新ができておりませんが、最近はお客様担当営業と一緒に直接お客様とお話をする機会が増えておりまして、なかなかオープンな場でお話をする時間が取れておらずすいません。

ただ、お客様との対話はとても勉強になりますね。

最近、システム部長さん達が興味を持ってくれるのは・・・

・DevOps:単なるアプリ監視ではなく、運用と開発が別の部門であることを意識した仕組み作りの話
・SDN:オーバーレイ型ネットワークは、SDNを現実的なものへと導くヒントになるようです
・プロセス自動化:結局はこれがゴールになっていないので、個別最適に走ろうとしてしまうようです

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運用コスト削減といいながら高い仮想化基盤にお金を掛け、ITシステム全体の運用管理は昔から使っているツールに依存して自動化は進まず、日々の仕事に追われて新しい情報に疎くなる。

そんな状況を、今すぐにでも変えたいと思っている企業がいかに多いことか・・・
それを、お客様を訪問しながら改めて実感をしている日々です。

そこで、2月20日は自動化のセミナーを実施します!
https://msevents.microsoft.com/CUI/EventDetail.aspx?EventID=1032576966&Culture=ja-JP&community=0

ヒントを与えてくれるツールとしては、System Center 2012 R2 Orchestrator ですが、

・どのようにPowerShell のスクリプトを取り込んでいくのか
・SAPなど、独自でユーザー管理をしているアプリのユーザー管理の自動化はどうやったら進められるのか
・自社の業務システムを自動化に組み込むにはどうしたらよいか
・3月末にまたやってくる組織変更に伴う Active Directory 処理の自動化はどうなるのか
・ハイブリッドクラウドの運用の自動化はどうやって進めればよいか

などなど、ほとんど準備の時間はなさそうですが、いくつかのサンプル処理は紹介できるように頑張ります。

もちろん、このセミナーがゴールではありません。自動化を進めるためには良い意味での制約を社内ITで作ることになります。「何でも言うことを聞く」IT部門から「社内のIT活用を良い方向に導く」IT部門になる必要があるのです。

会社にとって”良い制約”とは何か、それを開発部門に対していかに納得してもらうか、新しい戦いが社内で待っていることでしょう。しかし、その戦いに背を向けた瞬間、圧倒的な自動化と低コストで規模の経済を実践するパブリッククラウドの波にのまれることになるはずです。結局やるしかないなら、自らの意識でやりましょう。

そんな思いを持ってセミナーを実施しますので、もし興味がありましたらご参加ください。
どうぞよろしくお願いします。

日本マイクロソフト株式会社 高添 修