ポテンシャルを発揮し始めた Windows Intune

Windows Intune をみなさんに紹介し始めたときからずっと、一番注目すべきはそのポテンシャルだと思ってきました。

非常にシンプルで、運用管理の敷居を一気に下げる可能性を感じるユーザーインターフェイスと、Active Directory 不要なポリシー基盤の提供といったそのインターフェイスに似つかわしくない大きなコンセプトは、当日の私もワクワクしたものです。

そこから時間も経ち、大手のお客様にも利用され始めた今、Windows Intune は更なる進化を果たそうとしています。

https://blogs.technet.com/b/server-cloud/archive/2012/09/10/system-center-2012-configuration-manager-sp1-beta-and-windows-intune-update.aspx

「あれっ、System Center Configuration Manager の情報ではないか?」

と思った方、よーく読んでみてください。

さまざまな点で System Center Configuration Manager と Windows Intune は一緒に進化をし始めています。

そして連携までしようとしています。

マイクロソフトのハイブリッド戦略としては、データセンター系のシナリオの露出が大きい (私がそこを中心にやっているからでもありますが) のですが、これからは PC やデバイス管理のシナリオにも手を伸ばしていきます。

Windows RT デバイスや Windows 8 PC も出てくることですし、Windows Phone 8 対応も重要になります。

そして何より、ライセンスが大幅に変更され、Windows Intune が提供できる範囲が大幅に広がりそうです!

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クラウドの時代、利用されなければ意味をなさないのがサービス、その領域で戦うために、マイクロソフトの運用管理製品とサービスは、さらに大きな変化を遂げていくことになります。

しばらくご無沙汰していた Windows Intune の情報発信も、もう少し具体的な話ができるようになったら再開しようと思ってます。

対応する機能が増えてしまった後に情報収集するのは大変だと思いますので、できることなら、今のうちに、今の Windows Intune が何者かを理解しておくことをお勧めします。

日本マイクロソフト 高添