ホンモノのハイブリッドクラウド !

先ほど Windows Server 2012 対応の System Center の CTP2 ダウンロード開始について投稿しました。

https://blogs.technet.com/b/osamut/archive/2012/06/16/3504252.aspx

で、あえて別のスレッドを起こしたのには理由がありまして・・・

4月から提供を開始した現行バージョンの System Center 2012 は、あきらかにプライベートクラウドをターゲットにした製品でした。

英語のスライドにはハイブリッドと大々的に書いてあるものの、私があまりそこに触れなかったのはそのためです。

ただ、今回は違います。

Windows Server 2012 がクラウド基盤として重要な役割を担える製品になりつつある今、その管理製品である System Center 2012 はホンモノのハイブリッド対応を果たすべく進化しようとしています。

たとえば、CTP2ダウンロードサイトの下の方にある記述から気になる点を抜粋すると・・・

  • App Controller

    • Service Provider Foundation API to create and operate Virtual Machines
    • Support for Azure VM; migrate VHDs from VMM to Windows Azure, manage from on-premise System Center
  • Orchestrator

    • Additional support for Integration Packs, including 3rd party
    • Manage VMM self-service User Roles
    • Manage multiple VMM ‘stamps’ (scale units), aggregate results from multiple stamps
    • Integration with App Controller to consume Hosted clouds

====

「オンプレミスと Azure を1つの画面から操作できます」と言っていた今までとは大きく変わってきているのがおわかりでしょうか?

App Controller が本当のハイブリッドクラウドツールになるだけでなく、その機能を活用して Orchestrator がプライベートクラウドとパブリッククラウドの両方で自動化を進めるわけですね。

これこそがマイクロソフトの総合力!

私は、この総合力をお伝えするために日々仕事をしているので、今後は Azure も私の領域ということで・・・

ますます楽しみになってきました!

日本マイクロソフト 高添