SC2012VMMの動的最適化機能について日立さんに検証していただきました!

System Center 2012 のコンポーネントの1つ Virtual Machine Manager は、全く違う製品になってしまったかのように機能拡張をしました。

その機能拡張の1つに動的な最適化の機能があります。

ベータの頃に Dynamic Optimization と言っていたもので、私も超簡易テストの結果をブログに書いたことがありました。

https://blogs.technet.com/b/osamut/archive/2011/06/03/3433202.aspx

が、今回は、それをちゃんと検証していただき、ホワイトペーパーとしてWebに掲載していただきました!!!

「BladeSymphonyとHitachi Storage Solutionsを利用したMicrosoft System Center Virtual Machine Manager 2012(RC版)による動的最適化機能の検証とその評価(1883kバイト PDF形式)」
https://www.hitachi.co.jp/products/it/windows_os/engineer/whitepaper.html

ドキュメントの直リンクはこちらです。
https://www.hitachi.co.jp/products/it/windows_os/engineer/whitepaper.html#A-14

VDI環境での動的最適化の利用に関するTipsのようなものも書いていただいていますので、実際にサーバー機やストレージ機を使って検証をする機会がなかなか用意できない方は特に、是非ともこのドキュメントを見てください。

ベースの仮想化技術にばかり期待する風潮がある気もしますが、現行の Hyper-V を使った環境のまま、運用管理基盤の進化によってここまで出来るという事もお分かりになると思います。

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そういえば、数か月前にPPTスライドを作っていて、ふと気が付いたのですが、日本のお客様はあまり”動的”を好まないように思えます。

”動的に勝手にやってほしい” わけではなく ”コントロールできること” を求めているような気が。

たしかに”コントロールできること”の重要性はわかりますが、これだけ IT が進化してきているので、適切なコストの中で”ある程度 動的にやる”機能は利用して行った方が良いと思います。

敷居が高いのは嫌だというのも良くわかります。

SC2012VMMの動的最適化の機能は、設定は難しくありませんので、環境が作れる方は是非お試しください。

そして、少しずつでも”動的にやる”コツを覚えていただければと思います。

日本マイクロソフト 高添