System Center Orchestrator (Opalis) Beta の 「Format Date/Time」 には気を付けて

備忘録がてら投稿しておきます。

System Center Orchestrator (SCOR =旧 Opalis) Beta では、Utilities アイコン群の中にある 「Format Date/Time」 を使うことによってデータのフォーマットを変換することが可能です。

しかも、Output Adjustments という機能があって、年/月/日/時/分/秒 を増やしたり減らしたりすることができ、とても便利です!

そこで、複数のシステムをプロセスで連携しつつ、すべてを自動処理するという Runbook らしさを出してみようと思いました。

考えたシナリオは・・・

SQL Server の Northwind データベースから日付データ(オーダー日付)を抜き取り、その日付データに2日追加をして、Exchange Server 経由で発送確認の予定 (スケジュール) を送信するという処理です。

(SQL Server への自動クエリ + データの自動処理 + Exchange 連携による予定の送信)

単なるメールでもよいですが、受け取った人の予定表にデータとして残ることで、人が介在する処理での漏れを減らしたり、数時間前にアラートを出せて便利なのでExchange 用 IPを使いました。

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で、そのまま2日分データを追加するだけなら悩みもしなかったのですが、Northwind データベースが古かったので、年/月も追加して、今日とか明日の予定となるように処理を試みました。

ただ、なぜか”月”が増えてくれません(^_^;)

エラーは無く、SCOR は正しく動作しているように見えるのですが・・・

仕方なく、いろいろと試していたところ、Months:のところに入力した値ではなく、Minutes:のところに入力した値が ”月” に反映されていることがわかりました(^_^;)

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とりあえず、今 SCOR Beta を試している方で、Format Data/Time を使う方は、お気を付け下さい。

日本マイクロソフト 高添