大規模並列処理をするための Windows ~Windows HPC Server 2008 R2 って何?~


ある方から 「ブログに HPC について書いてるけど、そもそも HPC って何?」「内容がわかるリンクだけでいいから教えて!」 というご指摘&ご連絡をいただいたので、製品ホームページの紹介がてら投稿しておきますね。

ホームページはこちらです。
http://www.microsoft.com/japan/hpc/default.mspx

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が、ホームページだけ紹介するのも味気ないので、こちらも。
http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2499

2005年のプレス記事です。

ビルゲイツがどういう思いで HPC の世界に投資を決めたのかが何となくわかると思います。

たとえば、

「ゲイツは、コンピュータによるモデリングやクラスタリングに加えて、低コストのセンサーにより、実世界のデータを大量に取得できるようになったことが、新たな変革をもたらすとの考えも示しました。」

とか。

今では当たり前のようにも思えますが、まだまだ増え続ける大量のデータをどのように処理するか、これからの課題でもありますよね。

このように、HPC は特殊な処理をするためのものだけではなくて、大量データを取り扱う業務システムにとっても1つの選択肢となり得るということです。

また、今後はクラウドという潤沢なリソースをうまく使って、バッチ処理をする、もしくはリアルタイム処理へ移行していく事も考えてもらえるとうれしいです。

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さて、みなさんは Windows HPC Server を特殊な OS だと思ってませんか?

私自身がそうだったように、「全く別の OS だ」というイメージが、敷居を高くしているだけだと思っています。

実際、Windows HPC Server とは Windows Server + HPCPack の組み合わせでしかなく、普通の Windows Server に HPCPack というアプリケーションを追加でインストールするだけなんですよ。

手順はこちら。普段から Windows Server を触っている方にとって、10分程度で終わるインストールは難しくないです。

※ HPC 用の Windows もあるんですが、それは、不要な機能を削りつつ、大量の計算ノード用として格安で提供するエディションという位置付けでしかありません。

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普通の Windows もそうですが、どうそれを使いこなすかが重要ですから、従来からある MPI、SOAベースの業務分散処理、Excel 高速化、そして高速バッチ処理 Dryad、DBの高速分散処理(SQL Server+HPCのアプライアンス) など、是非うまい使い方を見つけてみてください。

Windows HPC を使うことで、「本当にやりたい事」にすぐに入っていけることがお分かりになると思いますよ。

日本マイクロソフト 高添

P.S.
SCVMM2012の勉強をようやく始めたのですが、HPC 絡みの話が周りで激しくうごめいていて、無視ができないですねー

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