Hyper-V は CentOS もサポートします。

特に解説は必要ないですかね。。。

https://blogs.technet.com/b/openness/archive/2011/05/15/expanding-interoperability-to-community-linux.aspx

マイクロソフトは、どんなOSでもサポートするというスタンスではありませんが、この度Linux ホスティングなどでもかなり使われている(らしい) CentOS をサポートし、商用のホスターさんをさらに幅広くご支援することになりました。

これで、「XenServer と KVM の今後をどう見るか悩むことはあっても、Hyper-V という選択肢は頭になかった方」 も 「自宅では無償の Hyper-V Server & CentOS なエンジニアさん」も、安心して使っていただけます。

これだけなら普通の話かもしれませんね。

でも、それだけではないんです。

マイクロソフトの運用管理製品 System Center は、既に Linux の監視を開始し、今後は構成管理(インベントリ管理やソフトウェア配布)までもやってしまおうと考えています。

さらには、System Center Orchestrator (Opalis) という Runbook Automation ツールが、やるべき運用管理タスクの自動化を上流から進めてくれます。

「仮想マシンが自動作成される」というのは運用のごく一部でしかないということもお分かりでしょうし、とっても高価な運用管理ツールをそろそろ見直したいという企業の方も少なくはないでしょう・・・

もしも何か気になることがあるなら、System Center & Hyper-V で仮想化を含むシステム全体の管理・監視を行っていくことも、選択肢の1つとして考えてみてもらえればと思ってます。

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とはいえ、Linux ばかりやってた方には Windows や System Center は違う世界の製品かもしれません。

ご本人がほんとに嫌いなのであれば仕方がありません。

でも、「周りがそう言ってるから」という方には少しだけ考えてみてもらえるとうれしいです。

世界でこれだけのシェアを持っているマイクロソフト製品の特徴は、エンジニアとして、知ってて損はないと思いますよ。

日本マイクロソフト 高添