よくわからないアプリケーションのエラーの原因を探し出すには System Center & AVIcode で !

先日、札幌のコミュニティ CLR/H さんの仮装化(いやいや仮想化)セミナーにお邪魔しました。

そこで仮想化と管理に関するいろんな話をばーーーっとさせていただいたんですが、その中で AVIcode 買収についても触れさせていただきました。

この AVIcode、海外のイベントのキーノートで何度かデモを見たことがあり、凄いツールだなあと思った覚えがありました。

System Center にラインナップされた AVIcode の以下のサイトを見ると、.NET Application のパフォーマンス モニタリングと書いてありますね。

System Center Operations Manager に AVIcode .NET 管理パックを導入することで、監視を実現するのでしょう。

ただ、AVIcode のポテンシャルを簡単に確認するには以下のビデオを見るのが良いかと思います。

AVIcode Application Remote Troubleshooter

動作してくれないアプリケーションを検知し、コードのどこがおかしいかまで突き止めてくれるなんて、面白くないですか?

Webサイトなどで調べていると、ブラックボックス アプリケーションのトラブルシューティングができると書いてあったのですが、なんとなく頷けますよね。

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ただ、この感覚はインフラ系エンジニアだからこそだったようです(汗)

というのも、ちょうど札幌のコミュニティでうさぎさん(ジニアス平井)にビデオを見てもらったんですが、実際にコードを書いている開発者は自分でデバッグするからこのツールはいらないなあと。。。

そりゃそうだ。

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で、1つわかったんですが、このツールが Visual Studio という開発ツール側で発表されたのではなく、System Center という運用管理ツール側で発表された理由が。。。

これは運用管理者ならわかるでしょう。

そう、運用の現場に開発者がいることはまれです。

しかも、開発が外部のベンダーさんとなればなおさら、アプリケーションのトラブルシューティングは運用管理者の悩みの種でもありますよね。

そこに、このツールが登場するわけです!!

コードまで追っかけるかは別としても、日々の運用においてアプリケーションのトラブルシューティングにかかる時間が一気に短縮されるとしたら、喜ぶ方も多い事でしょう。

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現時点では、私もきちんと理解できているわけではないですが、開発者と運用管理者をつなぐ技術の1つとして、今後注目のツールの1つに AVIcode を追加しておいていただければと思います。

マイクロソフト 高添