RemoteFX に対応した Windows Embedded Standard 7 SP1 も開発が進んでます

Microsoft Conference Tokyo のキーノートでデモをする少し前くらいから、RemoteFX に関連する話に関与する機会が増えました。

来年には品川への移転を機に、RemoteFX ベースの VDI を仕事で使えないか試してみる予定でもあり、関連する情報にはついつい目が行ってしまいます。

そして、その情報の中の1つがこちらです。

https://blogs.msdn.com/b/embedded/archive/2010/12/16/announcing-the-preview-of-windows-embedded-standard-7-sp1.aspx

そう、組み込み系マシン用の Embedded OS が RemoteFX に対応すべく SP1の開発が着々と進んでいるんです。

キーノートのデモでは NEC さんからお借りした RemoteFX 対応 Thin Client (と言っても、RemoteFX が開発中のものなので、完成版ではありませんでしたが) を触る機会があったので、普通の PC との違いをあらためて感じながらも、利用シナリオによっては協力な武器になるのだろうなと実感しました。

映画もテレビも 3D が流行ってきましたし、IT とは関係のない一般の方が触る組み込み系のマシンにおいても UI の進化は止めることができないでしょう。

ご興味があるかたは、普段使いの Windows とちょっとだけ違う雰囲気を楽しんでいただきつつ、RemoteFX の検証などもやってみて下さい。

とくに RemoteFX と一緒に提供される USB リダイレクトの機能が Embedded でどこまでできるかが私には気になるところです。

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また、RemoteFX はあくまでもプラットフォームであり、それをうまく利用できるアプリケーション側の環境も必要となりますので、Silverlight や HTML5 などを使って是非とも新しいアプリケーションをガンガン開発していただければと思います。

マイクロソフト 高添