SCVMM 2008 R2 Service Pack 1 Release Candidate ダウンロード

既に Windows Server 2008 R2 の Service Pack 1 の検証を開始している方も多いでしょう。

もし、Hyper-V の検証を始めているのでしたら、Dynamic Memory や RemoteFX に対応した SCVMM 2008 R2 SP1 の RC も出てますので検証してみてください。

ダウンロードはこちらから↓

https://connect.microsoft.com/site799

そして、既に日本語のドキュメントも同一サイトからダウンロードできます!!!!

特に気になるところを抜き出しておくと・・・

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バーチャル マシンで動的メモリを有効にする場合は、次の配置に関する事項を考慮してください。

· 動的メモリを使用するようにバーチャル マシン (すべてのチェックポイントも含む) が構成されていて、宛先の Hyper-V ホストが動的メモリをサポートしない場合には、作成時または移行時に配置がブロックされます。

· 新規または停止されたバーチャル マシンの配置を正常に処理するためには、宛先の Hyper-V ホストが少なくともバーチャルマシンの起動メモリの要件を満たしている必要があります。

· 実行中のバーチャル マシンの配置を正常に処理するためには、宛先の Hyper-V ホストが少なくともバーチャルマシンの現在のメモリの要件を満たしている必要があります。

· 保存された状態のバーチャル マシンの配置時には、次の値が比較されます。

· バーチャル マシンのメモリ使用量の最新の既知値

· バーチャル マシンの起動メモリ

正常に配置を処理するには、宛先の Hyper-V ホストでいずれか一番高い値が利用可能でなければなりません。

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で、もっと知りたいホスト配置時のスターレイティングに関しては・・・

メモリ

[ 1 ( 使用メモリ / (メモリ合計 メモリ予約)) ] x メモリ ウエイト

どのホストが最適化を検証する際には、各マシンに設定する Dynamic Memory の起動メモリとか最大値などは関係ないみたいです。

Dynamic Memory が非常に有効に働いている仮想化システムが出来上がったとすれば、スターレイティング時のメモリの重み付けを軽くするといった事も考えられそうですが、あえてそこを独自に変える必要性もないのかなと思ってます。

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余談ですが、どこかに載っていないか探していた文面をたまたま見つけました。

こんなところにあったんですね。

リソース使用率の測定

VMM は、各ホストの CPU 使用率、メモリ使用率、ディスク I/O、およびネットワーク使用率をおよそ 10 分ごとに測定し、平均評価を再計算します。報告される使用率は、ホストのリソース使用率を変更した最後のアクション以降に計測されたすべての測定値の平均値です。

報告される使用率は、ホストのリソース使用率を変更した最後のアクション以降に計測されたすべての測定値の平均値です。ホスト上のデータをリセットするアクションには次のものがあります。

· 新しいバーチャル マシン

· バーチャル マシンの展開

· バーチャル マシンの保管

· バーチャル マシンの移行

· バーチャル マシンの削除

· バーチャル マシン のオン

· バーチャル マシンのオフ、停止済み、一時停止、または保存された状態

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是非お試しを!

マイクロソフト 高添