SCVMM Self-Service Portal 2.0 を使った「プライベートクラウド構築講座」を道場スタイルでやります 10/18 & 10/20

その名も、Tech Fielders セミナー 東京 『プライベートクラウド構築講座 and ハイパフォーマンスコンピューティング』 です。

10月18日分:https://msevents.microsoft.com/CUI/EventDetail.aspx?EventID=1032462168&culture=ja-JP

10月20日分:https://msevents.microsoft.com/CUI/EventDetail.aspx?EventID=1032462170&culture=ja-JP

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Tech・Ed のセッションとして 70分でお話をした「プライベートクラウド構築講座」ですが、あのセッションの前後もいろいろと調べ物をしていまして、先日投稿した日本語化についての内容も含め、もっとゆっくりと伝える場を作りたいと思っていたんです。

そして、ちょうど枠が使えそうだったので、講師席に用意したPC上で環境を一から作っていく道場スタイルのセミナーをやることにしました。

ちなみに、Self-Service Portal 2.0 (SSP2.0) のインストールはいたって簡単です。

そして、仮想環境の管理機能を提供する System Center Virtual Machine Manager (SCVMM) が、このSSP2.0によって簡単に「プライベートクラウド」に変身してしまうところなどは、このツールを使うかどうかは別として、プライベートクラウド構築のヒントがきちんと見て取れるはずです。たとえば、

  • 管理者が用意して使わせるのではなく、利用者が使いたいと思って申請をするところから始まります
  • 申請はワークフローを経由して承認作業へと流れます
  • 申請内容を確認し、データセンターのリソースを割り当て、承認作業を行います
  • 申請はマシン何台ではなく、リソース容量で実施し、承認された後は、割り当てられたリソース内で自由に仮想サーバーを作ります
  • 各部門へのチャージバック(社内課金)は、割り当てたリソース容量と使っている仮想マシンの容量の2つをベースに算出されます

さらに、その環境を運用していくためには、知っておくべきポイントがいくつもあります。

(SCVMMで設定するところ、SSP2.0 で設定するところ、PowerShellをいじるところ、SQL Server 設定をいじるところなど、いろいろと)

なので今回は、インストール作業そのものの容易さを目の前で確認してもらうとともに、カスタマイズのポイントをご理解いただきながら、プライベートクラウドと呼ばれるために必要なエッセンスを知ってもらおうと思っています。

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さて、セミナーのタイトルを見て気づいた方も多いと思いますが、最後の1時間はハイパフォーマンスコンピューティングで、この分野のスペシャリスト柴田から話をしてもらいます。

グリッドコンピューティングとかハイパフォーマンスコンピューティングって、普通の人が使うものではないと思われかねないのですが、そうではないんです。

そして、「プライベートクラウド」という言葉を意識する方にとっては、大量のリソースを使った分散処理技術がどのように動いているのかも知っておいた方が良いと思っています。

ベース技術としても、サービスとしてのハイパフォーマンスコンピューティング利用という観点からも、いずれ役に立つはずなので・・・

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ご存知の方も多いですが、同じセミナーを繰り返しやるのは難しいので、(10月はいろんなイベントやセミナーを実施するとはいえ)チャンスは逃さないようにしていただければと思ってます。

そして、10月の上記セミナー+(先ほど投稿した10月27日のセミナー)は、久しぶりにライトニングトークや懇親会も用意しています!!

それでは、当日新宿のセミナールームでお会いしましょう!

マイクロソフト 高添