Dr.高添の”誰でも”プレゼン 8 TIPS ~その6 PowerPoint 2010 のセクション~

私が使っているプレゼンテーションのコツを紹介するシリーズです。久々ですいません。

~その1~はこちら
~その2~はこちら
~その3~はこちら
~その4~はこちら
~その5~はこちら

*************

Tech・Ed 2010 も終わりましたが、今回は Windows Intune のセッションを二人で担当することになり、PowerPoint 2010 の新しい機能を使ってみました。

それがこちら↓で、PowerPoint の1つのファイルの中をセクションで分けるというものです。

image

もう少し大きくしてみましょう。

image

そう、Windows Intune のセッションを「導入部」「Windows Intuneとは?」「Windows Intune の管理サービスの利用」・・・とセクション分けをしたわけです。

image

セクションを作るのはとっても簡単でしたし、スライドをセクション間で移動するのもドラッグ&ドロップで出来ちゃいました。

====

さて、既に気づいている方もいるかと思いますが、今回はセクション毎に何分という時間の情報も入れることで、70分というセッションをどのような時間感覚で進めようとしているのかを共有したりしていました。

もちろん、予定通りにいくとは限らないのですが、「あるセクションで時間を使い過ぎたら、他のセクションで短縮を試みる」といった調整を意図的に、しかも細かくできるようになるので、妙な安心感の中でセッションに臨むことができました。

しかも、セクション毎コピーしたりすることもできるため、スライドを流用することが多い私にとっては手放せない機能となっています。

プレゼンテーション資料を作る方にはおすすめです!

****

「だけど、Office 2010 を持ってないんだよね」という方のために追加で情報を。。。

この「セクション機能」が出てくる前から気になっていたのですが、Microsoft Office Lab の PPTPrex というものがありまして、おそらくセクションの前身ではないかと思える機能を持っています。(ある意味、セクション機能よりも高度です)

https://www.officelabs.com/pptplex

これらを見ていると、1つ1つの地道な研究の積み重ねが重要だと、あらためて感じさせられますし、Office の「誰にも負けない」という強い意志を感じます。

マイクロソフト 高添