Dr.高添の”誰でも”プレゼン 8 TIPS ~その2~


明日のSharePointセミナーのデモにようやく目途が立ちました!!!!!!

ということで、こちらのページ↓の下の方に後悔しているPPTについて、先日も投稿した通り、細かく解説していこうと思います。
http://www.microsoft.com/japan/powerpro/TF/sanka.mspx

~その1~はこちら

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で、今日はこの話。

2.「立ち位置共有」「ちょっと上」「ちょっと違う人」

簡単に言ってしまうと「プレゼンをする上で、正しい自己紹介をする」という話しです。

自己紹介は、参加者の期待値をコントロールするために非常に重要な時間となります。

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さて、もう少し具体的に書いていきましょう。

自己紹介でやるべきは「立ち位置共有」です。

(皆さんもやっているとは思いますが) セッション前には必ず、参加者が何を聞きたくて会場にまで来てくれたかを想像しておきます。

そして、自己紹介の時間を使い、参加者の「なぜお前が話をしているんだ? 」という疑問に答えてあげる必要があります。

例えば、ある製品の技術的な話しを聞きに来た参加者に対して、「私は、その製品を担当するエンジニアです」というのは正しい自己紹介です。

それでは、相手が技術的な内容ではなく、特定業種の事例を知りたかったらどうでしょう?

同じように「製品担当エンジニアです」と伝えますか?

私ならエンジニアという言葉をやめて、製品担当であることと、立場的にお客様がほしいであろう情報を持っている事を伝えるはずです。「私は製品を担当しておりまして、多くのお客様とお話しをさせていただいています。いろんな業種のお客様がどのような使い方をして成功したかも知っているので、お役にたてるのではないかと思います。」みたいな感じでしょうか。

担当であるという事実だけでも”話をする立場にある” と伝える効果はありますが、せっかくなので、更にもう一歩踏み込んだ自己紹介をして、相手にとって自分が何を提供できるのかを伝えるとよいでしょう。

それができた時、下を向いていた参加者の顔が一瞬上がったり、セッションを聞いてくれる姿勢が変わったりもしますからお互いに得られる成果も大きいです。

結局のところ、事前に状況をイメージできる想像力が大事なのかもしれません。

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それからもう1つ。

あなたがセッションを聞く側だとしたら、自分よりもレベルの低い人から話を聞きたいと思いますか?

やはり違いますよね。

あなたは他の人と接する時、自然に相手を分析(値踏み?)しているのではないかと思います。

悪気があっての事ではないですが、相手が上か下か?自分にとって役に立つかどうか?その人とのコミュニケーション上のリスクは何か?などなど瞬時に考えて、そのセミナーにおける自分の立ち位置を決めていると思います。

この立ち位置は、セッションを聞く姿勢にも表れてくることになるので、話をする側のあなたは、いかに相手に自分を認めさせるかが重要です。

ただ、誰でもプレゼンの場合、参加者と比べて明らかにレベルが高いとは言い切れない場合も多いでしょう。

だからこそ、ちょっと上を目指して自分を演出するわけです。

自分が持っている情報・経験・人脈・家系・資格、なんでも構いません。私の経験からすると、セミナー内容とは全く関係のない自慢話しが相手に響いているなんてこともあったりします。

ちなみに、「ちょっと上」になれない時にどうするかというと、”ちょっと違う”を演出します。

趣味・特技・出身地・見た目・ヒゲやボウズ・実家の稼業・特殊な経験などがあればいいですが、それすらない場合は他人任せで乗り切りる事も出来ます。

例えば、「隣の席に変な人がいるんです」というだけで、”違い”は演出できるわけです。自分と違う経験をしている人から話を聞くというのはワクワクするものですからね。

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今日は長くなってしまったのですが、最後に、私が考える自己紹介の悪い例について紹介しておきます。

私の場合、セミナーの時に部署名を言いません。私はマイクロソフトを背負い、”マイクロソフトのエバンジェリスト”という立場を使って多くの方にメッセージを伝えたいと思っているからです。

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マイクロソフト株式会社の中の

デベロッパー&プラットフォーム統括本部という部署の中にある

IT Pro テクノロジー推進本部 というチームに所属する

エバンジェリスト 高添です。
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これもある意味正しい自己紹介なのかもしれませんが、プレゼンにおいて、相手側の疑問「なぜお前が話をしているんだ?」に答えるために部署名は必要ないことも多いです。もちろん、特定業種、特定の技術・製品を担当しているならば・・・、それがセッションの中で活かされる可能性があるのならば、最初に伝えておくほうがよいでしょう。

でも、自分の肩書を長々と読み上げるような自己紹介をする人は、そもそもプレゼン慣れしてないなあと思わせてしまうので、一度ご自分の自己紹介を考えてみてください。

ちなみに、(ごくまれな例ですが)私が開発者向けに話をすることになったときは、立ち位置共有に使える可能性があるので「デベロッパー&プラットフォーム統括本部」という部署名を入れることにしています。なんとなくでもよいので、デベロッパーからプラットフォームまで広範囲に扱っている部隊から来たんだなと思ってもらえれば後がやりやすくなるので。。。

ご存知の通り、名刺に書いてある部署名をどこまで伝えようとプレゼンの中では小さな出来事かもしれません。が、参加者に対する自分の立ち位置を明確にするという当たり前のことができていれば、自己紹介すら変わってくるということをお伝えしたいと思いました。

かなり上から目線で書いているように思えるかもしれませんが、私もまだまだ発展途上です。

私のプレゼンを見て、気になる点があれば遠慮なくご指摘ください。

どうぞよろしくお願いします。

マイクロソフト 高添

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