Azure の ”X Large” VM は 8コア?

ロサンゼルスから日本に戻ってきました。

飛行機の機内食はほとんど食べなかったので、帰国後の最初の食事がとても楽しみでした。

いきなり”とんかつ”です。おかわりはキャベツだけにしておきましたが(笑)、やっぱり日本食は美味しいですね。

夜中なのに全く眠くないのも問題です。。。

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さて、余談は置いといて、PDC のキーノートにおいて、Azure で選択できる4種類の仮想マシンがスペックと価格が出てました。これです。

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Hyper-V に携わっている人は X Large が気になることでしょう。

なぜ???

Azure VMs (Virtual Machine)と書いてあるにもかかわらず、8 x 1.6Ghz =コア数が8つなんです。現在 Hyper-V で実現できる仮想マシンの最大コア数は4つですから、既存の Hyper-V の知識とは違う数字がここには記載されているわけです。

Azure は一から作り上げたインフラなので、市販されいているものと違いがあるかもしれません(実際にAzure担当者はAzure専用だと言ってました)が、いくつかの資料を見る限り Hyper-Vがベースになっていることも間違いありません。また、Azure はミドルウェア層がプラットフォーム的な役割を担うので、(自社運用で利用される) Hyper-V 上で動くであろうさまざまなアプリケーションを考慮する必要がないのも、違いを生んでいるポイントかもしれません。

しかし、上記スライドは、今後の情報収集を考えるうえで気にしておいた方がよいでしょう。

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さて、PDCで得た情報は、私自身まだまだ整理・精査が必要なのですが、とりあえず早めにお伝えしておいた方がよいだろうと思いました。

アップデートがあれば早めにお知らせします。

ちなみに、かなり古い情報ですが、Azure のプラットフォームについて書かれたブログがあります。

https://blogs.msdn.com/davidlem/archive/2008/12/16/windows-azure-what-happens-in-the-data-center.aspx

こちらも参考になると思います。

マイクロソフト 高添