Azure VM Role ~ Azureが身近に見えてきた

「高添はロサンゼルスにいます」

ブログのタイトルを変えたわけではありません(笑)

今、ロサンゼルスに来ています。

Professional Developers Conference (PDC)というイベントに参加するために。

なぜ、インフラ系エバンジェリストである私が開発者向けのイベントに?と思うかもしれませんが、PDCはマイクロソフトが開発している新しいテクノロジーのお披露目の場としても注目されるイベントなので、新しい発見がここにはあるんです。

で、初日のキーノートでは、Windows Azure に ”VM Role” なるものが登場するとの発表がありました。

今「VM Role とはこんなもんです」とはっきり言える状況ではないので、ちゃんとお伝えできるように情報収集を続けようとは思っていますが、Azure 上で動く Virtual Machine そのものが Azure という制約をうけながらどこまでシンプルにサービスを提供できるかがポイントだろうと思っています。

そして、今までの Azure の説明と言えば、サービスを利用するという利用形態の変化の話しか、開発者向けの説明だったわけですが、今後はインフラ担当者にとっても Azure が注目されることになることでしょう。

ここ1年ほど、プライベートクラウドという言葉が注目される中で、

「これをクラウドと呼んでいいのか?」

と思うようなものまでクラウドという名前がついていて、どうもすっきりしない感じがしています。

仮想化とクラウドが同じであるはずもないのに・・・

そのような状況を改善するためにも、今回のマイクロソフトの発表は、”本物のクラウド”と”自社運用”が同じテクノロジーを使いつつ、それぞれの特徴を活かしていく様をわかりやすくお伝えするチャンスだと思っています。

詳細をお楽しみに。

マイクロソフト 高添