Clusterd Shared Volumes ~クラスタの共有ボリューム~ でわかってきたこと その1


水曜日の午後、あるパートナー様で Windows Server 2008 R2 の説明会をしておりました。

昔から良くしていただいているパートナー様でして、私が知っていることを少しでも多く共有させていただこうと思って話しをしたのですが、いわゆるプレゼンテーションを期待していた方は驚かれたかもしれません。あれって、思ってしまった方がいたらごめんなさい。

さてさて、それでも非常に面白いご質問もいただき、私ももっと理解度を高めてわかりやすく説明をしなければならないなあと実感することができた、そんなありがたい日でもありました。

そして、ディスカッションをさせてもらいながら、その場で理解度を高めたものもありました。

それが、英語名 ”Cluster Shared Volumes”

MS略称? ”CSV”

日本語で、”クラスタの共有ボリューム”という名前がついた R2 の新機能についてです。

==”CSV”で話しを進めます=====

そこで、2回に分けて、CSV を整理してみたいと思います。

現在(Windows Server 2008 まで)のマイクロソフトフェールオーバークラスタリングの仕組みでは、1つの論理ボリュームに対してアクティブなノード(物理マシン)は1つという制約があります。

この制約を受け入れつつ、Quick Migration のように仮想マシンを他のノードに移動させようとすると、仮想マシンが入っている論理ボリュームを丸ごとノード間で付け替えしなければなりません。このため、Hyper-V 1.0 では、論理ボリューム毎に仮想マシンを配置するという設計をお願いすることになっていました。

そこで出てきたのが CSV です。

CSV とは、1つの論理ボリュームに対して複数のノード(物理マシン)からアクセス可能になる技術です。

図にするとこんな感じ。

image

※ 今までセミナーで使っていたスライドに クォーラム用の論理ボリュームを加えておきました。

この CSV によって、論理ボリューム設計や設定が凄く楽になりますし、設計がシンプルであるということはメンテナンス効率もあげてくれます。

また、論理ボリュームを小分けすることによって空き領域までも小分けされていましたが、CSV によって空き領域がシンプルなボリュームに集約され、ディスク領域を効率的に利用しやすくなるでしょう。

=====
なんて事をセミナーでは話しをしておりまして、それはそれは。。。と納得してもらって説明会が終わるかと思ったら、「すべてのノードから書き込みができるって事なんですが、わかったようなわかっていないような・・・」 と。そう、もっとすっきりと知りたいという方がいらっしゃいました(^_^;)

で、こういう時、私のエバンジェリストの血が騒ぐというか、「よし、もっとわかりやすくするぞ!!」と思ってしまう訳です。

そこで、本題・・・なのですが、長くなりそうなので投稿を分けますね。

次回は 高添なりに CSV をかみ砕いて書いてみたいと思います。

お楽しみに。

マイクロソフト 高添

Comments (1)

  1. Anonymous より:

    その1 で、あらためて Clusterd Shared Volumes = CSV = クラスタの共有ボリューム について書きましたが、今回は複数のノードからアクセスできるロジックというか、排他制御のようなものをどうやって実現しているかについてかみ砕いてみます。

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