RSAT(リモートサーバー管理ツール) の RC 版

RSATとは、簡単に言うと、Windows Server 2008 R2 の管理ツールを Windows 7 上で利用するためのものです。

さて、すでにご存知の方もいらっしゃると思いますが、Windows 7 と Windows Server 2008 R2 の RC 登場に合わせて、新しいものが出ています。

Windows 7 のベータのタイミングで提供されていたものは英語のみで、英語の言語パックを入れてロケールを英語にしなければインストールできないなど、いろいろとありました。

しかし、今回登場したものは日本語 Windows 7 RC に普通にインストールができて、しかも管理環境の多くは日本語化されています。

https://www.microsoft.com/downloads/details.aspx?FamilyID=f6c62797-791c-48e3-b754-c7c0a09f32f3&displaylang=en

英語となっていますが、モジュールは言語毎に分かれていないようなので、気にせずに日本語環境にインストールしちゃってください。

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で、インストールしても何も起きないんです・・・

あれっと思うかもしれません。

そこは落ち着いて、[コントロールパネル]ー[プログラムと機能]を開いてください。

さらに[Windows の機能の有効化と無効化]をクリックしてください。

下の方にスクロールすると、利用したい管理ツールにチェックを入れてください。

image

そうすると、サーバーマネージャも含め、スタートメニューの管理ツール配下に出てくるようになります。

サーバーの管理ツールはいろいろありますし、必要なものだけでよいという考え方でご利用いただければと思います。

※ RSAT をインストールすると、有効にするための設定が書いてあるヘルプが自動起動するようになっているので、詳しくはそちらをご覧ください。

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実は今、広島にて Windows 7 と Windows Server 2008 R2のイベント中でして、あと15分後には出番がやってきます。

そして、利用するデモマシンにはこの最新 RSAT が入っています。

さあ、今日もうまくいきますように。

マイクロソフト 高添