エンジニア不在でもビッグなITビジネス ~エンジニアと営業の結びつきが薄れる可能性~


時代はサービスへ・・・

と言っても、まだまだ本格的に何が起きるか分からない事も多いのは確か。

私の場合、みんながわかっている事にはあまり手を出さず、わかっていない時に自分で考えてみるのが好きだったりします。

サービスについては、既にいろんな方が考えていると思いますが、私も負けずにサービスについて考えていて、まだまとまっている訳ではないのですが、IT業界を、製造業・加工業・営業&サービスと分けてビジネスとの関係を考えてみると面白いことがわかりました。

ちょっと極端な表現もしますが、可能性として感じていただければと思います。

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さて、IT製造業は、製造したソフトウェアを売って使ってもらうことでビジネスが成り立ちます。

我々マイクロソフトもそうですが、自分たちで売るだけでは世界が狭いので、パートナー様に売っていただくパートナーモデルを採用しているところが多いのも特徴です。

さあ、サービスの時代へ・・・

サービスとして展開をすると、パートナー様を介さずに売ることもできるようになるし、パートナー様に売っていただくという今まで通りのモデルも作れるので、ビジネスの柔軟性は増すでしょう。

もちろん、このビジネスの柔軟性は他の会社にとっても同じことですから、一歩抜け出すには今まで以上の努力と新しい仕組みが必要です。

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次は SI。日本のITを支えている SI は、営業&サービス。と思いきや、日本の SI ビジネスは加工業ですね。

加工そのものが差別化にもなり、加工した人が(その人しか知らない仕組みを)サービスし、「営業は売りっぱなしだ」と怒りながらも、継続的な売りはSEの仕事なんて会社は多いはずです。

営業ありき、、、、と言いつつも、下支えするエンジニアがいなければ SI は崩壊するわけで、そこを協業で対応してきたはずです。

さあ、時代はサービスへ・・・

たとえば、加工を無しとすると。

サービスは、コンサルティングや初期導入時のサービス業者とのやり取り、そして利用者教育や手順書の整備などで終わるかもしれません。

加工を生業としてきた会社や、協業でエンジニアを送り出してきた企業にとっては厳しい時代が訪れる可能性も否定はできません。

加工を得意とする企業は、サービスを加工して新しいサービスのように見せるビジネスも検討していることでしょうが、まだまだ何が起こるか分からないからこそ見えない部分も多いと思います。

(SI は無くなるとは思いませんが、今まで通りでよいわけでもないでしょう)

怖い時代だなあなんて話しをすることはよくあるんですが、その裏で笑っている人達がいるはずなんです。

だって、SIを下支えしてきたはずのエンジニアに依存しない、新しいビジネスモデルがあるわけですから。

これからは、コンサルタントや、技術に詳しい営業マン、継続的な売りを経験してきたSEさんなら、自分というリソースだけでビジネスができるようになります。

ハードウェアもソフトウェアも必要とせず、加工もせず、運用サポートというサービスもせず、コンサルと初期導入支援だけで大きなビジネスができるんです。

これからは、IT 製品の多様化についていけなくなりそうな昔ながらの営業さんも、バランス感覚があって「ITを利用する事」に長けたコンサルや元エンジニアを味方につけることで、大きなビジネスに戻ってこれるかもしれません。

(私は、サービスによってITがシンプルになると思っているので)

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整理すると、これから必要な人材は?

「ITを加工する事に長けた人」ではなく、「ITを利用する事に長けた人」なのかもしれません。

もし、この新しいビジネスモデルを実行しようとしている人がいたらこっそりご連絡ください。

私がそちらに移るということではなく、そのビジネスモデルがどうなるかを近くから検証してみたいので(^_^)

マイクロソフト 高添

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