Hyper-V と Virtual Server、Dynamic IT 的にはどっちが良い?

もちろん Hyper-V ですよね。

何故かというと仮想マシンが速いし、スナップショットみたいな良い機能も追加されたから・・・

今後仮想化がどんな業務にでも進出していくには「仮想マシンでも大丈夫だ」と言えるだけのパフォーマンスを仮想環境で担保する必要がありますから、サーバーの仮想化比較ということでは「回答:Hyper-V」が正しいでしょう。

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ただ、仮想化がどんどんハードウェアに近づいてきているので、「柔軟性」という点では Virtual Server のほうが部があるのではないかなとふと思いました。

柔軟性は Dynamic IT の鍵ですから、その柔軟性が損なわれているとしたら Virtual Server という選択肢を選ぶことがあってもよいのではないかと。

ちなみに、Hyper-V をそのように見たことがある方は少ないと思いますが、それは、パフォーマンスを発揮しつつも運用上の柔軟性を担保する管理環境側がちゃんと進化しているからでしょう。

いろんな仮説を立ててみても、結局のところ Hyper-V が正解となる確率は高いはずですが、1点だけ提案がありまして。

Hyper-V や Virtual Server もそうですし、今後付き合うであろうそれ以外の仮想化技術についても、いつもと違う視点で見てみるのは面白いと思います。

また、時々そうすることで物事を本質から外れないで見ることができるのではないかと思ってます。

私にとってDynamic IT (旧DSI)的視点が重要なのはそこにあります。

マイクロソフト 高添