SCVMM が新しくなる前に (その13) ~ セルフサービスポリシー~

今回は、「セルフ サービス ポリシー」について書いてみます。

その12の投稿で セルフサービス用のポータルについて書きましたが、ポータルを利用する前に必ずセルフサービスポリシーを作成する必要があります。

ポリシーを作るには、まず管理画面の中でホスト・バーチャルマシンなどのボタンの中にある「管理」をクリックします。

そして、左上のセルフサービスをクリックすると、セフルサービス用のポリシーの管理画面が出てくるので、新しいセルフサービスポリシーを作成したり、すでに出来上がっているポリシーの管理をしたりすることになります。

ちなみに、ポリシーとは、

  1. 誰に対して、もしくはどのグループに対して権限を与えるか
  2. どのホストにアクセス可能か
  3. どのような処理を許可するか
  4. 仮想マシンをセルフで作ってもらう際に、テンプレートを指定
    • ライブラリ管理画面からテンプレート(元になるVHDや仮想ハードウェア設定など)を作成しておく必要があります
    • 新しくできる仮想マシンのコンピュータ名や管理者パスワード、タイムゾーンなどの指定
    • ドメインへの参加や応答ファイル指定、RunOnce コマンドの設定なども実施
  5. クウォータと言って、何台まで管理してよいかの指定も可能

等の設定を行うことができます。

そして、ポータルにアクセスしたユーザーは、自分自身に設定されたポリシーに従うことになるわけです。