沖縄と団塊の世代

正月、いろんなテレビ番組の中で「団塊の世代」について触れていましたね。

そういえば、沖縄県が団塊の世代の方を求めているそうです。沖縄だけではないと思いますが、地方自治体にとって地域振興は課題であり、そこには人材が大事であることを痛感しているようなのです。

当然、県内の人材育成についても試行錯誤を繰り返しており、昨年私が沖縄に呼ばれて行った時にも人材育成のためのプログラムを実施している現場に顔を出させてもらいましたし、私がやったセッションもITに関する人材育成のためでしたし、その際には担当の方(といっても前からの友人ですが)といろんな話しをしました。

沖縄というところは特殊なところで、不運な運命を背負う反面、その恩恵も少なからず受けているそうです。そして、その恩恵がある種の甘えを生んでいるらしいのです。県外から沖縄に移ったその担当者は、県から出たことがない人達が持つその甘えを危惧しておりました。

「いまだ働き盛りな団塊の世代の方で、そろそろ都心で働くのに疲れたと思っている方に沖縄に来てもらって、仕事をしていく上で大切なものを沖縄県民にも伝えてほしい。もちろん、沖縄の良さを存分に味わってもらいたいです!!」
(関係者談)

ということで、1つの施策として団塊の世代の方に沖縄の企業を紹介するようなイベントを三鷹で実施するそうです。仕事で沖縄に赴任し、沖縄から離れるのが嫌でそのまま居座ってしまった方がパネルディスカッションに出てくるようですので、もし興味がある方がいるようでしたら顔を出してみるとよいのではないでしょうか?
https://www.x-age.jp/ui-turn/index.html

それから、団塊の世代だけでなく若手の人材もほしいようです。
「頑張って仕事をすることには全く抵抗はないが、今の東京での仕事のあり方は間違っている」と思っている方がいたら、問い合わせ先に連絡してみるとよいかもしれませんね。

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いろんな考え方、いろんな生き方があるはずなので、今は沖縄移住など考えられないという方にも、こんな選択肢があるんだということを知ってもらいたくて書いてみました。