マイクロソフトのブランド戦略
先程、セキュリティ製品ブランド ”ForeFront” ついて書いてみましたが、せっかくなのでマイクロソフトのブランドについて整理を始めてみたいと思います。
今回のセキュリティ製品のブランド化を加えることで、以下のように整理することができます。
- ForeFront : セキュリティ製品ブランド
- Office System : 情報インフラのためのブランド
- System Center : システムの展開/運用管理のためのブランド
- Dynamics :CRM/ERP 系のビジネス製品ブランド
- Live : オンラインサービス系のブランド
それに加えて Visual Studio も単なる開発ツールからシステムの設計/開発のためのブランドになりつつあると言えますね。
だいぶ整理できてきた気がしませんか?
マイクロソフトの製品を一列に並べて「多過ぎてよくわからない」という声を聞くこともあるのですが、1つ1つはITシステムを構築する上でとても大事な要素技術ですから、製品や技術はこれからも充実させていくことでしょう。
ただ、皆様にとって「マイクロソフトが何をやろうとしているかを理解する」ことも大事だと思いますし、イザという時にスムーズに製品を選定していただけるように、ちゃんと整理をしていることもおわかりいただければありがたいです。