DHCP のスコープを作成するバッチファイルを作りました。

R2 ファイルサーバーのレポーティング機能について書きたいのですが、違うことばかり書いてましてすいません(^_^;)

今日は週末のWeekend 道場のためにコンテンツをアップデートしていて、少しでも時間を短縮したいと思って DHCP サーバーのスコープ作成を自動化することにしました。
思いのほか簡単なので調べればすぐにわかることですが、その時間がないんだよ~っていう方のために情報共有をしましょう。

こちらが作ったバッチファイルの内容です。ブルーの記述が実際に動作する部分です。

 

rem 道場 DHCP 設定

rem Netsh による自動設定=事前にDHCPサービスだけインストールしておくこと。

rem サーバーの追加 (承認)はこれ

netsh dhcp add server dj-sv01.example.net 192.168.1.11

rem 念のため、サーバーの削除(承認の解除)はこちら

rem netsh dhcp delete server dj-sv01.example.net 192.168.1.11

rem スコープ作成

netsh dhcp server 192.168.1.11 add scope 192.168.1.0 255.255.255.0 ExampleNet newScope

rem スコープへのIPレンジの設定

netsh dhcp server 192.168.1.11 scope 192.168.1.0 add iprange 192.168.1.101 192.168.1.150

rem スコープオプション 003 Router

netsh dhcp server 192.168.1.11 scope 192.168.1.0 set optionvalue 003 IPADDRESS 192.168.1.1

rem スコープオプション 006 DNS サーバー

netsh dhcp server 192.168.1.11 scope 192.168.1.0 set optionvalue 006 IPADDRESS 192.168.1.11

rem スコープの有効化

netsh dhcp server 192.168.1.11 scope 192.168.1.0 set state 1

スコープオプションは DHCP サーバー管理ツール(GUI)のスコープオプション設定の画面を見るとすぐにわかります。

 

Netsh は対話形式でのコマンドにも対応しているので、気になる方はコマンドプロンプトで Netsh ってたたいて見てくださいね。また、もっと知りたいと思う方はこちらも参照して下さい。

 

https://www.microsoft.com/resources/documentation/WindowsServ/2003/datacenter/proddocs/ja-jp/Default.asp?url=/resources/documentation/WindowsServ/2003/datacenter/proddocs/ja-jp/netsh.asp

 

Netsh を利用すれば、静的IP アドレスの設定もわざわざLANカードのプロパティを開いて変更しなくてよくなるので、便利ですよ。

 

それではまた。