R2 で Windows ファイルサーバーが生まれ変わる(1)

R2 で拡張された機能はいくつがあって、その1つがファイルサーバーとしての機能拡張です。
たかがファイルサーバーと思うなかれ、現場で使える機能満載です。例えば。。。

  • 今まで 3rd Party 製のツールに頼っていたフォルダ単位のクウォータ機能
  • 共有したフォルダに好ましくないファイルを保存させないファイルスクリーニング機能
  • 限りあるファイルサーバーのディスクを効率的に運用していくためのレポーティング機能

ちょっと見ただけで使ってみたくなりませんか?
でも、面白い機能も使い方が難しければ誰も使おうとはしませんね。そこで、数回の投稿でファイルサーバーを利用するための設定や利用できる機能を整理しようと思います。

まずは、R2のサーバーの役割管理でファイルサーバーの機能を有効にしましょう。新しいファイルサーバー統合コンソールやスクリーニング、DFS管理ツールなどがインストールされます。

注)これらのコンポーネントの中には.NET Framework 2.0 を利用するものがあるので、マシンにインストールされていない場合には自動インストールされます。この.NET Framework 2.0 のインストールに(環境にもよるでしょうが)数分かかるので、ちょっと待ち時間があります。それと、インストール後に再起動が必要なのも覚えておいてください。

再起動後、管理ツールの下の”ファイルサーバーの管理”ツールを起動すると、ファイルサーバーとしての機能が1つの管理画面に統合されているのがわかります。後は設定だけ、ということでそれは次回に。