R2 を一からインストール

今日は週末ですが、Virtual PC を使って、仮想環境で R2 のインストール中です。
実は R2 を最初からインストールするのは初めてなので、雰囲気をご紹介するには良い機会だと思って 書いておきますね。ファイルサーバーの機能は次かな。

まずは R2 ですが、2枚のメディアで構成されています。(Windows System Resource Manager を除く)
1枚目は SP1 適用済みの Windows Server 2003、2枚目が R2 コンポーネントです。

いつもの Windows のインストールが始まり、R2 用に用意されたプロダクトキーを入力して進めます。プロダクトキーの入力はこの1回だけです。1枚目のインストールが終わると2枚目を入れるように促されるので、1枚目も普通の Windows Server 2003 with SP1 の CD とは若干違うことがわかりました。
そして、Post-setup Script が仕込んであるのかなあなんて思いながら R2 を入れるとあっという間に R2 として立ち上がります。

R2 のインストールでは 2枚目の CD に入っているコンポーネントを全てインストールするわけではなくて、各コンポーネントをWindows のコンポーネントとして追加するタイミングでファイルのインストールがされるようになっています。だから R2 にするのはあっという間に終わるわけです。

R2 を実感するために Windows コンポーネントを追加するウィザードを起動。"Active Directory サービス" という記述があったり "Windows SharePoint Services" が項目に表示されたり、Services for UNIX で提供していた機能が項目として並んでたりします。「あっ、R2 になってる」とちょっとだけうれしい瞬間です。

ちなみに"Active Directory サービス" というのは、R2 から Active Directory Application Mode (ADAM)が標準機能になったり Active Directory フェデレーションサービス (ADFS)が追加されたりしたからですね。ADFS は TechEd 2005 Yokohama で話をした関係で思い入れもあって、その良さをもっと多くの方に知っていただきたいですし、シナリオさえマッチすればとても面白い機能だと思います。

今日の気づきは、標準で用意された Windows Server 2003 の壁紙がちゃんとR2になっていたことでしょうか。R2 であることを主張するために、しばらくこの壁紙にしておきましょう。なんて思っていたらアクティベーションをするようにとポップアップが表示されました。この環境はインターネットにつながっていないので、月曜日に会社に行ってからアクティベーションしようと思います。

こんな感じです。
たいした情報ではないんですけど、まだ R2 をインストールしたことがない方には参考になるかもしれません。また、R2 は既存環境のアップグレード時に注意事項があるんですが、ちょうど他の方と情報交換をしている最中なので、整理できたらお知らせしようと思います。