2016 年 7 月のセキュリティ更新プログラム MS16-088 適用後 Web 上の Excel に偽装したファイルが開けない

こんにちは、Office サポート チームです。 今回は、2016 年 7 月のセキュリティ更新プログラムを適用した後、一部の Web 上にある Excel ファイルが開けない現象について説明します。 2016/8/15 Update 5. 暫定回避策 (2) Content-Disposition : Inline を使用する セクションの 補足 でご案内しているブログ記事が公開されたため、リンクを更新しました。 2016/8/10 Update 本 blog 記事で説明した動作は、2016 年 8 月度の Excel 向け 更新プログラムで変更されました。詳細は、以下の blog 記事をご覧ください。 2016 年 7 月セキュリティ更新プログラム MS16-088 の動作が変更されました https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/2016/08/10/excel-design-change-from-ms16-088/   目次 1. はじめに 2. 現象 3. 対象バージョン 4. 変更された動作の詳細 5. 暫定回避策 1. はじめに この記事をご覧の方は、実際の中身は HTML…


Office 展開ツール ログによる Office 365 ProPlus のインストール確認について ( Logging 要素設定によるログの確認方法)

こんにちは、日本マイクロソフト Office サポート チームです。 今回は、Office 365 ProPlus インストール時の Office 展開ツール ログの確認方法についてご案内します。 Office 365 ProPlus インストール時の完了の確認方法は、イベント ログやレジストリなどいくつかありますが、今回は Office 展開ツールで出力されるログについてご案内します。   なお、 Office 製品は Office 365 ProPlus でインストールする Office 2013 および Office 2016 を対象としていますが、 今後、動作が変更される可能性があります。   目次 1.Office 展開ツールとは? 2.Office 展開ツールのログの出力について 3.ログの確認方法について   1.Office 展開ツールとは? Office 展開ツールは、クイック実行版の Office を組織内に展開する際に、管理者にてインストールを管理できるツールです。   機能紹介 ———– IT 管理者が、実行ファイル (setup.exe) と構成ファイル (XML…


1 つの Web ページ上の Excel ファイルが 2 つ以上直接開けない件について

こんにちは、Office サポートの 西川 (直) です。 1 つの Web ページから Excel ファイルを複数開いたとき、Web ページの構成によって、2 つ目以降のファイルに対して「同じ名前のファイルは開けません」というダイアログが表示され、Excel ファイルが開けないというお問い合わせを頂きます。   Web ページ上の Excel ファイルを開くとき、サーバーの応答の HTTP ヘッダーの content-disposition フィールドに attachment と filename を指定する必要がありますが、この指定をせず 1 つの Web ページ上から複数のファイルを開く場合、Excel 2010 より以前のバージョンではエラーダイアログの表示後、ファイルが開かれる動作となり、Excel 2013 以降ではセキュリティが強化されて入出力処理がよりセキュアとなっているため、エラーダイアログの表示後、ファイルが開かれない動作となります。   この記事では、このサーバーの応答の HTTP ヘッダーで content-disposition フィールドの attachmentと filename を指定する場合と指定しない場合の Excel の動作をご紹介します。     目次 1.Web ページ上の Excel ファイルを直接開く場合の動作について 2.Web ページ上の…


Office のハイパーリンククリックで生じる問題への対処について (ForceShellExecute レジストリによる対処と影響)

こんにちは、Office サポートの 西川 (直) です。 Office ファイルにサーバ上の他のファイルやページへのハイパーリンクを挿入したとき、環境構成によって、これをクリックすると認証ダイアログが表示されたり、正常に開かないというお問い合わせを頂きます。 このような場合、ForceShellExecute というレジストリを設定することで事象が回避する可能性があります。 この記事では、この ForceShellExecute レジストリの説明を中心に、このような問題が生じたときの対処方法や考慮事項を記載します。 なお、 Office 製品は明記していない限り Word、Excel 、PowerPoint、バージョンは Office 2007 以降を対象としていますが、今後、動作が変更される可能性があります。   2017/11/11 Update “3.レジストリ ForceShellExecuteを設定する影響について” 内の対象製品、バージョンを明記しました。 2018/8/14 Update ForceShellExecute の説明を変更しました。   目次 1.レジストリ ForceShellExecute の説明と設定方法 2.レジストリ ForceShellExecute が使用される場面とは? 3.レジストリ ForceShellExecuteを設定する影響について 4.関連情報     1. レジストリ ForceShellExecute の説明と設定方法 レジストリ ForceShellExecute は、Office 製品で開かれたファイルに挿入されたハイパーリンクを開くときの内部動作を変更するものです。 設定には、手動でレジストリを設定する方法と、 Fix it ツールを使用する方法があります。   1 -…


Office 2010 以降のバージョンで図の圧縮をしても GIF 画像のみトリミングした部分が削除されない

いつも Microsoft Office 製品をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 この Blog では日頃私共にお寄せいただくお客様お問い合わせの中から、技術文書 (KB) のみではカバーしきれない内容などを画像や図も交えご紹介していきたいと考えています。 本稿では、Office 2010 以降のバージョンで、図の圧縮しても GIF 画像のみトリミングした部分が削除されない現象の説明と、その対処方法を記載しています。 Office 製品の使い勝手向上にお役に立てれば幸いです。     現象 Office 2010 以降のバージョンで、GIF 形式の画像をトリミングしても、図の圧縮時にトリミング部分が削除されません。 この動作は、GIF 形式の画像が圧縮できないための想定された動作です。     再現手順 ここでは例として PowerPont 2013 の手順を記述します。 PowerPoint 2013 で新しいスライドを作成します。 [挿入] – [図] から画像ファイルを挿入します。 画像が選択された状態で、[書式] タブの [トリミング] をクリックし、トリミングします。 続いて [書式] タブの [図の圧縮] で、以下の設定をして [OK] をクリックします。 [この画像だけに適用する] : OFF [図のトリミング部分を削除する] :…