Office 2010 環境に KB2553204 を適用できない

こんにちは、Office サポートです。 本記事では、Office 2010 環境に KB2553204 を適用できない現象について説明します。   2017/12/06 Update [WSUS からの配信] セクションを追記しました。   現象 英語版と中国語簡体字版以外の Office 2010 環境に、KB2553204 をインストールすることはできません。    2553204 Office 2010 用のセキュリティ更新プログラムについて2017 年 11 月 15 日     対応方法 日本時間の 2017 年 11 月 15 日に公開した KB2553204 は、Office 2010 の英語版と中国語簡体字版を対象としています。 日本語版等、Office 2010 のその他の言語版で、CVE-2017-11882 のセキュリティ脆弱性に対応するためには、 2017 年 11 月 28 日に公開された KB4011618 を適用してください。…


「最初に行う設定です」 ダイアログの制御

こんにちは、Office サポート チームです。 今回は「最初に行う設定です」 ダイアログの制御方法についてご案内いたします。   「最初に行う設定です」 ダイアログについて Office アプリケーションをインストール後に最初に起動すると、以下のような 「最初に行う設定です」 ダイアログが表示されます。 この設定は、ユーザーごとに設定いただく項目となります。 この画面は、Office カスタマイズ ツールや、グループポリシー、レジストリにて非表示にすることが可能です。   Office 2010 の場合 :   Office 2013 の場合 :   Office 2016 の場合 :   Office 365 ProPlus の場合 :     制御方法 Office カスタマイズ ツール、グループ ポリシー、レジストリーを利用した具体的な方法についてご説明いたします。 Office 2016 をもとに記載しておりますが、Office 2013 、Office 2010 でも同様の動作になります。 なお、レジストリのパスは、Office 2013 では、「16」 が…


Office 2010 に Wwlibcxm.dll の更新プログラムが適用されない

こんにちは、Office サポートの町口です。 本記事では Office 2010 に Wwlibcxm.dll の更新プログラムが適用されない (適用の必要がない) パターンについて説明します。     説明 Wwlibcxm.dll は、英語圏の特殊な環境のみに存在するコンポーネントです。 日本で日本語版の Office 2010 をご利用の場合には、システム内にこの dll は存在しないため、Wwlibcxm.dll の脆弱性はありません。 ご安心ください。 そのため、システム内に Wwlibcxm.dll が存在しない場合には、 Office 2010 のセキュリティ更新プログラムとして Wwlibcxm.dll が公開されても適用する必要はありません。   2017 年 6 月以降にリリースされた Wwlibcxm.dll の更新プログラムは以下です。 ・3203463 Office 2010 用のセキュリティ更新プログラムについて: 2017 年 6 月 14 日 ・3213627 Office 2010 用のセキュリティ更新プログラムの説明: 2017 年 10 月 10日…


Office 2010 に Ogl.dll の更新プログラムが適用されない

こんにちは、Office サポートの町口です。 本記事では Office 2010 に Ogl.dll の更新プログラムが適用されない (適用の必要がない) パターンについて説明します。     説明 Windows Vista 以降の OS 上の Office 2010 の環境には、システム内に Ogl.dll 自体が存在しないため Ogl.dll の脆弱性はありません。 ご安心ください。 そのため、ご利用の環境の OS が Windows Vista 以降である場合は、Office 2010 のセキュリティ更新プログラムとして Ogl.dll が公開されても適用する必要はありません。   2017 年 6 月以降にリリースされた Ogl.dll の更新プログラムは以下です。 ・3191848 Office 2010 用のセキュリティ更新プログラムの説明: 2017 年 6 月 13 日 ・3213638 Office 2010 用のセキュリティ更新プログラムの説明: 2017…


SharePoint Server など WebDAV が有効なサーバーから Office ファイルが開かない、保存できない現象について

こんにちは、Office サポートの荒井です。 今回の投稿では、SharePoint Server など WebDAV が有効なサーバーから Office 2010 以降のクライアントで Office ファイルを開いたり保存したりする時に、メッセージが表示されファイルが開かなかったり、上書き保存ができない現象について説明します。   現象   SharePoint Server など WebDAV が有効なサーバーから Office ファイルを開く時に、以下のようなメッセージが表示されファイルが開かない場合があります。 メッセージ例 1: 「‘<ファイル名>’ を開くことができませんでした。」   メッセージ例 2: 「ドキュメント キャッシュ をアップグレードが必要です。」   また、SharePoint Server など WebDAV が有効なサーバーへ Office ファイルを上書き保存する時、画面上部に以下のメッセージが表示され上書き保存ができない場合があります。   メッセージ例 1: 「アップロードできませんでした。 このファイルは他のユーザーによって編集がロックされています。[使用可能になったら通知する]」   メッセージ例 2: 「アップロードできませんでした。 このファイルは他のユーザーによって編集がロックされています。[上書き保存]」   メッセージ例 3: 「アップロードできませんでした 申し訳ございません。別のユーザーがサーバー側のコピーを更新したたため、今の状態では変更した内容をアップロードすることができません。[コンピューター側のバージョンを保持]…


32bit の Word アプリケーションで、印刷した際に一部のオブジェクトが印刷されない現象について

こんにちは、Office サポートの 佐村 です。 本記事では、32 bit の Word アプリケーションでドキュメントを印刷した場合、いくつかのオブジェクトが印刷されない現象について説明します。 現象 Word ドキュメントに多数のオブジェクトを配置している状態で印刷を行った場合、 一部のオブジェクトが欠けて印刷されないという現象が発生することがあります。 本現象は Word 2007 および Word 2010 で発生することを確認しています。   原因 32 bit の Office アプリケーションでは、扱えるメモリ領域はユーザーモードのメモリ領域として 2GB までとなっていることから、連続したメモリ空き容量が不足し、正しくオブジェクトを扱えることが できないことから、結果としてオブジェクトが印刷されないという現象が発生します。 これは、プリンタには依存せず Word アプリケーションからスプールファイルを作成した時点で問題が発生しています。 メモリ不足に起因する以下の現象も確認しています。 ・挿入された画像データ部分が赤いバツ印のアイコンで表示されない。 ・以下のメッセージが表示される。 「ディスクがいっぱいです。空き容量を増やすか、文書を他のドライブに保存してください。 次の操作を行ってください。 * 必要のない文書、プログラムまたはウィンドウを閉じます。 * 文書を他のドライブに保存します。」 なお、OS からはメモリが空いているように見えても実際には連続したメモリ領域が必要なため本現象が発生する可能性があります。   回避方法 1. オブジェクトの数を減らす 2. FavorTiledPrinting レジストリを設定する (効果に限りがあります) 3. 64bit 版の…


Office 2010 の郵便番号辞書について

こんにちは、Office サポート チームです。 本記事では、Office 2010 の郵便番号辞書の更新についてご案内いたします。   はじめに 「Office 2010 の郵便番号辞書」と一言で述べた場合、2 つの辞書があります。   <辞書の種類> A. Office IME 2010 の郵便番号辞書 B. Office 2010 の郵便番号辞書   「A. Office IME 2010 の郵便番号辞書」とは 「A. Office IME 2010 の郵便番号辞書」は、「IME」 という言葉からもご想像いただける通り、Word や Excel などの Office アプリケーション上でハイフンを含む 7 桁の郵便番号を住所に変換する、機能となります。 例えば、Excel 2010 で国会議事堂がある永田町の郵便番号「100-0014」を入力して、変換の操作をします。           すると、、、変換候補の中に「住所に変換」という項目が表示されますので、この項目をクリックします。        …


画像を貼った Word 文書を XPS などで印刷出力すると、Word のバージョンにより出力物のファイルサイズやピクセル数が変わる事象について

こんにちは、Office サポート チームです。 Office 製品ではバージョンアップと共に、機能の増加やセキュリティ強化など、時代や全世界のマイクロソフト ユーザー様のニーズを反映したものを皆さまにご提供しております。そのため、場合によっては過去バージョンと同じ動作をしないものもございます。 本記事では、画像を貼った Word 文書を XPS などで印刷出力すると、Word のバージョンにより出力物のファイルサイズやピクセル数が変わる事象について説明します。   現象 Word の [印刷] 機能を使用してファイル出力をした際に、文書に含まれる画像のピクセル数や、出力物のサイズが変わることがあります。   ファイルサイズとピクセル数が変わる画像の例                                                                      …


IRM 暗号化ファイルを Office で利用する際に制限される機能について

こんにちは、日本マイクロソフト Office サポート チーム鈴木です。 今回は、IRM 暗号化ファイルを Office で利用する際に制限される機能についてご案内します。 なお、 本記事は公開時点の情報のため、今後動作が変更される可能性があります。   目次 1.IRM の概要 2.制限される機能 3.外部の Office アプリケーションから IRM 暗号化ファイルの呼び出し 1.IRM の概要 Azure Rights Management および Active Directory Rights Management は、ドキュメント レベルの情報保護テクノロジです。 Office は、IRM (Information Rights Management) 機能によって、ドキュメントの暗号化および復号化を行います。 IRM 機能により、例えば以下のような暗号化が実現できます。   ・作成者は指定したユーザーにのみドキュメントの閲覧/変更権限を付与できます。 ・Server の権利ポリシーテンプレートにて、細かい権限の付与が可能です。   タイトル : Office 2013 で Information Rights Management を計画する URL…


2016 年 7 月のセキュリティ更新プログラム MS16-088 適用後 Web 上の Excel に偽装したファイルが開けない

こんにちは、Office サポート チームです。 今回は、2016 年 7 月のセキュリティ更新プログラムを適用した後、一部の Web 上にある Excel ファイルが開けない現象について説明します。 2016/8/15 Update 5. 暫定回避策 (2) Content-Disposition : Inline を使用する セクションの 補足 でご案内しているブログ記事が公開されたため、リンクを更新しました。 2016/8/10 Update 本 blog 記事で説明した動作は、2016 年 8 月度の Excel 向け 更新プログラムで変更されました。詳細は、以下の blog 記事をご覧ください。 2016 年 7 月セキュリティ更新プログラム MS16-088 の動作が変更されました https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/2016/08/10/excel-design-change-from-ms16-088/   目次 1. はじめに 2. 現象 3. 対象バージョン 4. 変更された動作の詳細 5. 暫定回避策 1. はじめに この記事をご覧の方は、実際の中身は HTML…