画像を貼った Word 文書を XPS などで印刷出力すると、Word のバージョンにより出力物のファイルサイズやピクセル数が変わる事象について

こんにちは、Office サポート チームです。 Office 製品ではバージョンアップと共に、機能の増加やセキュリティ強化など、時代や全世界のマイクロソフト ユーザー様のニーズを反映したものを皆さまにご提供しております。そのため、場合によっては過去バージョンと同じ動作をしないものもございます。 本記事では、画像を貼った Word 文書を XPS などで印刷出力すると、Word のバージョンにより出力物のファイルサイズやピクセル数が変わる事象について説明します。   現象 Word の [印刷] 機能を使用してファイル出力をした際に、文書に含まれる画像のピクセル数や、出力物のサイズが変わることがあります。   ファイルサイズとピクセル数が変わる画像の例                                                                      …


IRM 暗号化ファイルを Office で利用する際に制限される機能について

こんにちは、日本マイクロソフト Office サポート チーム鈴木です。 今回は、IRM 暗号化ファイルを Office で利用する際に制限される機能についてご案内します。 なお、 本記事は公開時点の情報のため、今後動作が変更される可能性があります。   目次 1.IRM の概要 2.制限される機能 3.外部の Office アプリケーションから IRM 暗号化ファイルの呼び出し 1.IRM の概要 Azure Rights Management および Active Directory Rights Management は、ドキュメント レベルの情報保護テクノロジです。 Office は、IRM (Information Rights Management) 機能によって、ドキュメントの暗号化および復号化を行います。 IRM 機能により、例えば以下のような暗号化が実現できます。   ・作成者は指定したユーザーにのみドキュメントの閲覧/変更権限を付与できます。 ・Server の権利ポリシーテンプレートにて、細かい権限の付与が可能です。   タイトル : Office 2013 で Information Rights Management を計画する URL…


1 つの Web ページ上の Excel ファイルが 2 つ以上直接開けない件について

こんにちは、Office サポートの 西川 (直) です。 1 つの Web ページから Excel ファイルを複数開いたとき、Web ページの構成によって、2 つ目以降のファイルに対して「同じ名前のファイルは開けません」というダイアログが表示され、Excel ファイルが開けないというお問い合わせを頂きます。   Web ページ上の Excel ファイルを開くとき、サーバーの応答の HTTP ヘッダーの content-disposition フィールドに attachment と filename を指定する必要がありますが、この指定をせず 1 つの Web ページ上から複数のファイルを開く場合、Excel 2010 より以前のバージョンではエラーダイアログの表示後、ファイルが開かれる動作となり、Excel 2013 以降ではセキュリティが強化されて入出力処理がよりセキュアとなっているため、エラーダイアログの表示後、ファイルが開かれない動作となります。   この記事では、このサーバーの応答の HTTP ヘッダーで content-disposition フィールドの attachmentと filename を指定する場合と指定しない場合の Excel の動作をご紹介します。     目次 1.Web ページ上の Excel ファイルを直接開く場合の動作について 2.Web ページ上の…


Office のハイパーリンククリックで生じる問題への対処について (ForceShellExecute レジストリによる対処と影響)

こんにちは、Office サポートの 西川 (直) です。 Office ファイルにサーバ上の他のファイルやページへのハイパーリンクを挿入したとき、 環境構成によって、これをクリックすると認証ダイアログが表示されたり、正常に開かないというお問い合わせを頂きます。 このような場合に有効な対応方法として、ForceShellExecute というレジストリを設定する方法があります。 この記事では、この ForceShellExecute レジストリの説明を中心に、このような問題が生じたときの対処方法や考慮事項を記載します。 なお、 Office 製品は明記していない限り Word、Excel 、PowerPoint、バージョンは Office 2007 以降を対象としていますが、 今後、動作が変更される可能性があります。 2017/11/11 Update “3.レジストリ ForceShellExecuteを設定する影響について” 内の対象製品、バージョンを明記しました。 目次 1.レジストリ ForceShellExecute の説明と設定方法 2.レジストリ ForceShellExecute が使用される場面とは? 3.レジストリ ForceShellExecuteを設定する影響について 4.関連情報     1. レジストリ ForceShellExecute の説明と設定方法 レジストリ ForceShellExecute は、Office 製品で開かれたファイルに挿入されたハイパーリンクを開くときの 内部動作を変更するものです。 このレジストリを設定すると、「ファイル名を指定して実行」と同じ、Windows が通常行う方法でリンクを開く動作になります。 設定には、手動でレジストリを設定する方法と、 Fix it ツールを使用する方法があります。   1 – 1…