Access 2013 以降の「クロス集計クエリ ウィザード」で列見出しとして最後のフィールドが利用できない

こんにちは、Office サポートの佐村です。 本記事では、Access 2013 以降で、列が多い (およそ 14 以上) 場合に「クロス集計クエリ ウィザード」で列見出しとして 表示できないフィールドがある現象について説明します。 現象 Access 2013 以降で、列 (Column) が多いテーブルに対して「クロス集計クエリ ウィザード」を用いた場合、 列見出しに設定するフィールドの選択欄で最後のフィールドが表示されません。 再現手順 : 1. 新規 Access データベースを作成し、列の多いテーブルを作成します (例として 30 列準備します)。 2. リボンメニュー [作成] – [クエリ] – [クエリ ウィザード] を選択します。 3. 新しいクエリから「クロス集計クエリ ウィザード」を選択して「OK」ボタンをクリックします。 4. クロス集計クエリ ウィザードで、対象のテーブルを手順1. で作成したテーブルとし、「次へ」ボタンをクリックします。 5. 行見出しとして使うフィールドを選択する画面で「選択可能なフィールド」で最終列が上半分までしか表示されません (選択は可能です)。 6. 任意のフィールドを選択し、「次へ」ボタンをクリックします。 7. 列見出しとして使うフィールドを選択する画面が表示されます。   結果 : 手順…


Excel 2010 以降で条件付き書式を設定したブックへのコピー & ペーストに時間がかかる

こんにちは、Office サポートの町口です。 本記事では、Excel 2010 以降で条件付き書式を設定したブックへのコピー & ペーストに時間がかかる現象について説明します。       現象 Excel 2007 と比較して、Excel 2010 以降では、条件付き書式を設定ブックへのコピー & ペーストに時間がかかります。       原因 貼り付けした際、ブック内の条件付き書式の再評価が行われますが、 この再評価処理が Excel 2010 以降でより綿密に行われるようになり、処理量が増えています。 その結果、多くの条件付き書式が設定されているブックでは、Excel 2007 と比較して、この再評価処理に顕著に時間がかかります。 この動作は仕様変更の影響によるものです。       対処方法 Worksheet.EnableFormatConditionsCalculation プロパティを False に設定してから 貼り付けてください。 このプロパティを False に設定すると、条件付き書式の再評価が行われません。    Worksheet.EnableFormatConditionsCalculation プロパティ  https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/microsoft.office.tools.excel.worksheet.enableformatconditionscalculation.aspx       参考情報 本動作と直接的に関連性はなく、Excel 2010 向けの資料となりますが、 条件付き書式が多く含まれるブックにおけるパフォーマンス改善案を以下の資料で説明しています。…


“Microsoft Barcode Control” について

こんにちは、Office サポート チームです。 本記事では、“Microsoft Barcode Control” についてご案内します。   “Microsoft Barcode Control” は、日本語版 Access に付属している ActiveX コントロールです。 この ActiveX コントロールは、Access のレポートやフォーム上でバーコードを表示させるために利用します。   Microsoft Barcode Control には次の制限があります。   1. 日本語版 Access で利用可能なコントロール Microsoft Barcode Control は、日本語版 Access に付属しているコントロールです。 日本語版 Access でご利用ください。 ※ Microsoft Barcode Control は、英語版等、日本語版以外の Access では利用できません。   2. Access で動作保証しているコントロール Microsoft Barcode Control は、日本語版 Access…


クイック実行形式の Access 2016 上で住所入力支援機能が動作しない

こんにちは、Office サポート チームです。 本記事では、クイック実行形式の Access 2016 上で住所入力支援機能が動作しない現象についてご案内します。 2017/10/11 Update 本問題の修正を公開したため、記事構成を全体的に変更しました。   現象 クイック実行形式の Access 2016 を、2017 年 2 月更新のバージョン 1701 (ビルド 7766.2060) 以降に更新後、住所入力支援機能が動作しない現象が発生します。 この現象はバージョン 1708 (ビルド 8431.2094) で修正しました。   対処方法  現象を修正した Access 2016 のバージョンに更新します。 手順 Access 2016 を起動し、[ファイル] タブ – [アカウント] 画面の “更新オプション″ ボタンをクリックし、”更新を有効にする” をクリックします。 ※ Office の更新を有効にします。   [ファイル] タブ – [アカウント] 画面の “更新オプション” ボタンをクリックし、”今すぐ更新”…


画像を貼った Word 文書を XPS などで印刷出力すると、Word のバージョンにより出力物のファイルサイズやピクセル数が変わる事象について

こんにちは、Office サポート チームです。 Office 製品ではバージョンアップと共に、機能の増加やセキュリティ強化など、時代や全世界のマイクロソフト ユーザー様のニーズを反映したものを皆さまにご提供しております。そのため、場合によっては過去バージョンと同じ動作をしないものもございます。 本記事では、画像を貼った Word 文書を XPS などで印刷出力すると、Word のバージョンにより出力物のファイルサイズやピクセル数が変わる事象について説明します。   現象 Word の [印刷] 機能を使用してファイル出力をした際に、文書に含まれる画像のピクセル数や、出力物のサイズが変わることがあります。   ファイルサイズとピクセル数が変わる画像の例                                                                      …


クイック実行形式の Office をインストールすると ODBC / OLEDB が利用できない

こんにちは、Office サポート チームです。 クイック実行形式 でインストールした Office 2013 / 2016 では、Office ファイルに関する ODBC ドライバや OLEDB 関連のコンポーネントがありません。 本記事ではこの現象について理由と回避方法をご案内いたします。   現象 クイック実行形式 (C2R 形式) の Office 2013 / 2016 製品がインストールされた環境では、以下の現象が発生します。 [コントロール パネル] の [ODBC データソース] で、Access ファイルや Excel ファイルへのデータソースを作成することができません。 ※[ODBC データソース アドミニストレータ] に Accessドライバーや Excel ドライバーが表示されません。 Microsoft.ACE.OLEDB.12.0 の OLEDB プロバイダーを使用した接続ができません。   <C2R 形式の Office> ドライバーに Microsoft Access Driver…


2016 年 7 月のセキュリティ更新プログラム MS16-088 適用後、Worksheet.Select (False) で複数シート選択ができない事象について

こんにちは、Office サポート チームです。 今回は、2016 年 7 月のセキュリティ更新プログラム (MS16-088) を適用した後、Worksheet.Select (False) で複数のシート選択ができなくなる、Excel 2013/Excel 2016 の現象について説明します。   2016/09/14 update 本 blog 記事で説明した動作は、以下の 2016 年 9 月度の Excel 向け 更新プログラムで修正しました。 MS16-107を適用後、Worksheet.Select (false) でシート選択が可能になります。 – Excel 2013 タイトル : MS16-107: Description of the security update for Excel 2013: September 13, 2016 URL : https://support.microsoft.com/en-us/kb/3118284 – Excel 2016 タイトル : MS16-107: Description of…


2016 年 7 月セキュリティ更新プログラム MS16-088 の動作が変更されました

こんにちは、Office サポート チームです。 先日、以下の blog 記事で、2016 年 7 月のセキュリティ更新プログラムを適用した後、Web 上にある Excel に偽装された HTML ファイルが開けない現象について説明していました。 タイトル : 2016 年 7 月のセキュリティ更新プログラム MS16-088 適用後 Web 上の Excel に偽装したファイルが開けない アドレス : https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/2016/08/02/camouflaged-excel-file-issue-after-ms16-088 この動作はセキュリティを考慮して変更したものでしたが、HTML を Excel ファイルに偽装するような使い方をされているユーザー様からのお問い合わせを頂き、2016 年 8 月 10 日 (日本時間) に公開された以下の更新プログラムで動作を再変更しました。   2016/8/25 Update Windows Update で更新プログラムが入手可能になりましたので、MSI インストール形式のインストール方法を更新しました。   更新プログラムの情報 MSI インストール形式 タイトル : August 9, 2016,…


2016 年 7 月のセキュリティ更新プログラム MS16-088 適用後 Web 上の Excel に偽装したファイルが開けない

こんにちは、Office サポート チームです。 今回は、2016 年 7 月のセキュリティ更新プログラムを適用した後、一部の Web 上にある Excel ファイルが開けない現象について説明します。 2016/8/15 Update 5. 暫定回避策 (2) Content-Disposition : Inline を使用する セクションの 補足 でご案内しているブログ記事が公開されたため、リンクを更新しました。 2016/8/10 Update 本 blog 記事で説明した動作は、2016 年 8 月度の Excel 向け 更新プログラムで変更されました。詳細は、以下の blog 記事をご覧ください。 2016 年 7 月セキュリティ更新プログラム MS16-088 の動作が変更されました https://blogs.technet.microsoft.com/officesupportjp/2016/08/10/excel-design-change-from-ms16-088/   目次 1. はじめに 2. 現象 3. 対象バージョン 4. 変更された動作の詳細 5. 暫定回避策 1. はじめに この記事をご覧の方は、実際の中身は HTML…


Excel 2016 で、2 回目以降の BeforeClose イベントが正しく処理されない事象について

こんにちは。Office サポート チームです。 今回はクイック実行版 および MSI 版の Excel 2016 で、RTM (製品出荷版) から発生していた 2 回目以降の BeforeClose イベントが正しく処理されない事象について説明します。 現象 Excel 2016 では、一度 Workbook_BeforeClose や App_WorkbookBeforeClose イベントを取得時に Cancel をすると、2 回目以降に BeforeClose イベント が発生しない 実装例: 以下のような実装を ThisWorkbook 内にした場合、一度ワークブックを閉じる動作を Cancel をすると、次回以降 BeforeClose イベントが正しく処理されません。 Option Explicit Private WithEvents App As Excel.Application Private Sub Workbook_Open() Set App = Application End Sub Private…