Word でページサイズに横幅の広い用紙サイズを設定すると、指定した用紙サイズ通りに印刷されないことがある

こんにちは、Office サポート チームです。 本記事では、Word でページサイズに横幅の広い用紙サイズを設定すると、指定した用紙サイズ通りに印刷されない現象について説明します。   現象 現時点でサポートしてるバージョンの Word では、ページサイズに横幅の広い用紙サイズを設定すると、以下 KB2636650 と同様に、指定した用紙サイズ通りに印刷できない現象が発生します。 Word 2010 および Word 2007 でページサイズに横幅の広い用紙サイズを設定すると、指定した用紙サイズ通りに印刷されないことがある https://support.microsoft.com/ja-jp/help/2636650   状況 この問題を Word 製品の問題として認識しています。   回避方法 本現象は Word の不具合によるものですが、Word 側の設定変更による回避策はありません。 一般的な用紙を利用されている場合は、回避方法1 および 回避方法 2 をご検討ください。 誠に恐縮ですが、横長用紙を前提としたトラクターフィードの定型伝票やドットマトリクスプリンターを使用している場合の回避策はありません (プリンター側の設定を変更しても回避できません)。   回避方法 1 印刷に使用するプリンタードライバーがサポートする用紙サイズとして、横幅の広い用紙 A (W x L) と、用紙 A と向きの異なる用紙 B (L x W) が存在する場合、用紙 A サイズに印刷するためには、以下の手順で印刷します。…


Office アプリケーションの種類と動作の差異

こんにちは、Office サポート チームです。 本記事では、Windows 10 で利用できる 4 種類の Office ついて概要をまとめ、ご案内いたします。   [Office アプリケーションの種類] Windows 10 で利用できる最新の Office には大きく分けて、デスクトップ版アプリケーションと、Microsoft ストア アプリ版のアプリケーションの 2 つの分類があります。 デスクトップ版の Office 2016 では、クイック実行形式 (C2R) と Windows インストーラー形式 (MSI) の 2 つの種類 (実行形式) が提供されており、Microsoft ストア アプリ版については、Microsoft ストア アプリ版の Office 2016 と Office Mobile という 2 つの種類が提供されているため、合計すると 4 種類の Office が提供されています。 このうち、クイック実行形式 (C2R) と…


Office 2016 アプリケーション起動時に「コンピューターに api-ms-win-crt-heap-|1-1-0.dll がないため、プログラムを開始できません。」等のメッセージが表示される現象について

こんにちは、Office サポート チームです。 本記事では、Office 2016 アプリケーション起動時に「コンピューターに api-ms-win-crt-heap-|1-1-0.dll がないため、プログラムを開始できません。」等のメッセージが表示される現象について案内します。   1 現象 Office 2016 アプリケーションの起動時に、以下のメッセージが表示されることがあります。 (例) Excel 起動時のメッセージ           補足 : Office 2016 をインストールしている環境で、Office アプリケーション以外で上記メッセージが表示した場合においても、本記事の「対処方法」をお試しください。 dll の名前は他のファイル名で表示される場合もあります。 (例) “コンピュータにapi-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dllがないため、プログラムを開始できません。この問題を解決するには、プログラムを再インストールしてみてください。”   2 原因 Office 2016 アプリケーションを実行するには、Visual C++ ランタイムのコンポーネントが必要です。 Visual C++ 2015 ランタイムのコンポーネントが足りない場合に、Office アプリケーションの起動などのタイミングで上記エラーが発生することがあります。   なお、Office 2016 はセットアップ時に、Visual C++ ランタイムに関する更新プログラム (KB2999226) を適用するように構成されています。 KB2999226 の更新プログラムを適用するための前提条件を満たしてない等で、KB2999226…


Word 2016 の 2018 年 3 月 セキュリティ更新プログラム KB4011730 を適用すると、ファイルを開くまたは保存時にクラッシュする

2018/4/2 Update KB4018295 適用に関する注意点を追記しました。 2018/4/11 Update 本問題に対する Word の修正プログラムがリリースされたため、[解決方法] セクションを追加しました。   こんにちは、Office サポートです。 本記事では、2018年 3 月の Word 2016 のセキュリティ更新プログラムを適用後、 Word 2016 でファイルを開く時や保存時に Word アプリケーションがクラッシュする現象について説明します。   – 原因 KB4011730 のバージョン (winword.exe 16.0.4666.1000) から、 Mso.dll 16.0.4666.1000 (KB4018295 適用したバージョン) 以降で実装された新しい関数を呼び出しており、 Mso.dll が 16.0.4666.1000 未満である場合に発生します。   – 解決方法 ※2018/04/11 Update この問題を修正した 2018 年 4 月のセキュリティ更新プログラムを適用します。 文書番号 : 4018339 タイトル…


OneNote 2016 で背景に設定した画像が印刷時にずれる

こんにちは、Office サポートの佐村です。 本記事では、OneNote 2016 で、背景に設定した画像が印刷時にずれて印刷される現象について説明します。   現象 OneNote 2016 ではコンテナ (フレーム) 内に配置した画像も背景として設定することが可能になりました。 しかし、コンテナ (フレーム) 内に配置した画像を背景に設定したページを印刷すると、画像が左にずれるという現象が発生します。   <OneNote 2016 に貼り付けて画像を背景に設定後、ペンツールで描画> <上記のページを印刷プレビューで表示> 画像が左にずれますが描画した線は正しい位置のままのため、ずれが発生します。   原因 以下のようにコンテナ (フレーム) 内に配置した画像を右クリックから「画像を背景に設定」を選択し、背景に設定したページで発生します。 OneNote 2013 以前は、コンテナ (フレーム) 内の画像は背景に設定することは出来ませんでしたが、OneNote 2016 より可能になりました。 一度画像を切り取り、再度貼り付けを行うとコンテナがなくなり、背景に設定しても描画がずれることはありませんでした。   対処方法 <既に現象が発生している場合> 画像を含んだ背景をクリックし、右クリックから「画像を背景に設定」を解除 (チェックオフにするため再度クリック) します。 背景を解除すると画像が選択された状態になるため、そのまま画像を切り取り (Ctrl + x キー) ます。 そのまま貼り付け (Ctrl + v キー) ます。 貼り付けた画像を再度背景に設定します。 印刷を実施し、背景に対する描画がずれていないことを確認してください。 ※2….


Word で IRM 暗号化ファイルの未保存のファイルを開くとエラーになる

こんにちは、Office サポートの鈴木です。 本記事では、Word で IRM 暗号化ファイルの未保存のファイルを開くとエラーになる現象について説明します。   2018/5/9 Update [対処方法] セクションを追記しました。 2018/1/19 Update [回避方法] セクションを追記しました。 Word で IRM 暗号化ファイルの未保存のファイルを開くとエラーが表示され、ファイルを開くことができません。 この問題は、Word 2013、Word 2016 で発生します。 再現手順 Word で IRM 暗号化ファイルを開きます。 文書を編集後、保存せずに [閉じる] をクリックします。 [文書1.docx に対する変更を保存しますか?] のウィンドウで [保存しない] をクリックし文書を閉じます。 再度同じ文書を開きます。[ファイル] – [情報] – [ドキュメントの管理] に表示される未保存のファイルを開きます。 結果 以下のエラーが表示されます。 画面表示後、文書の復元を行うと、上書き保存され、以前の文書が失われます。   原因および詳細 この問題は Word 2013、Word 2016 製品の問題で発生します。 .doc 形式の文書では現象は発生しません。  …


PDF ファイルの表示内容をコピーしてテキスト エディタへ貼り付けると内容が重複する

こんにちは、Office サポートの町口です。 本記事では、PDF ファイルの表示内容をコピーしてテキスト エディタへ貼り付けるとき、内容が重複する現象について説明します。   現象 Microsoft Word で [アクセシビリティ用のドキュメント構造タグ] を有効にして PDF 形式のファイルを作成し、 そのファイルを 3rd Party 製 PDF 表示ソフトで開いた場合に、次の現象が発生する場合があります。 ・内容をコピーしてテキスト エディタへ貼り付けたときに、内容が重複して貼り付けられる     回避策 以下のいずれかの方法で回避します。   方法 1 : 他の PDF 表示ソフトを使用する PDF 表示ソフトによってこの現象は発生しません。 PDF 形式のファイルを他の PDF 表示ソフトで開いて、内容をコピーしてテキスト エディタへ貼り付てください。   方法 2 : [アクセシビリティ用のドキュメント構造タグ] を OFF にして PDF 形式で保存する 以下は Microsoft Word で PDF…


Excel 2013 以降のバージョンでファイルを保護ビューで開くときにシート領域が描画されない

こんにちは、Office サポートの町口です。 本記事では、Excel 2013 以降で、前回画面サイズが最小化された状態のファイルを保護ビューで開くときに、シート領域が描画されない現象について説明します。   2018/02/08 Update [対処方法] セクションに修正プログラムの情報を追記しました。     現象 Excel 2013 以降で、先に任意の Excel ファイルを開いている状態にして、 次に、前回画面サイズが最小化された状態のファイルを保護されたビューで開くとき、 メッセージ バーやシート領域が描画されず、グレーの状態となります。   再現手順 : 新規ブックを作成し、一旦保存します。 ファイルに何らかの編集を加えて、ウィンドウを最小化します。 タスクバーに表示された Excel のアイコンを右クリックして [ウィンドウを閉じる] をクリックします。 「'<ファイル名>’ の変更内容を保存しますか?」のメッセージで [保存] をクリックします。 手順 4 で保存したファイルではなく、新規ブックや任意の別のブックをダブルクリックで開きます。 Shift キーを押下しながら、手順 4 で保存したファイルのアイコンを右クリックして、[保護ビューで開く] をクリックします。     結果 : 手順 6 で開いたファイルのメッセージバーやシート領域が描画されず、グレーの状態となります。     原因 Excel 2013…


Excel 2010 以降で条件付き書式を設定したブックへのコピー & ペーストに時間がかかる

こんにちは、Office サポートの町口です。 本記事では、Excel 2010 以降で条件付き書式を設定したブックへのコピー & ペーストに時間がかかる現象について説明します。       現象 Excel 2007 と比較して、Excel 2010 以降では、条件付き書式を設定ブックへのコピー & ペーストに時間がかかります。       原因 貼り付けした際、ブック内の条件付き書式の再評価が行われますが、 この再評価処理が Excel 2010 以降でより綿密に行われるようになり、処理量が増えています。 その結果、多くの条件付き書式が設定されているブックでは、Excel 2007 と比較して、この再評価処理に顕著に時間がかかります。 この動作は仕様変更の影響によるものです。       対処方法 Worksheet.EnableFormatConditionsCalculation プロパティを False に設定してから 貼り付けてください。 このプロパティを False に設定すると、条件付き書式の再評価が行われません。    Worksheet.EnableFormatConditionsCalculation プロパティ  https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/microsoft.office.tools.excel.worksheet.enableformatconditionscalculation.aspx       参考情報 本動作と直接的に関連性はなく、Excel 2010 向けの資料となりますが、 条件付き書式が多く含まれるブックにおけるパフォーマンス改善案を以下の資料で説明しています。…


Chrome を使用し Excel Online でセルに日本語文字を入力するとき、最初に入力したキーが取り消される現象について

こんにちは、Office サポート チームです。 今回の投稿では、Chrome を使用し Excel Online でセルに日本語文字を入力するとき、最初に入力したキーが取り消される現象について説明します。 2017/10/11 Update この問題は修正済みのため、状況セクションを変更しました。   現象 Chrome を使用し Excel Online でセルに日本語文字を入力するとき、最初に入力したキーが取り消されます。   例えば、マイクロソフト とセル内に日本語文字を入力する場合、ローマ字変換では maikurosofuto と入力し、かな変換では まいくろそふと と入力します。 この場合、セル内に入力した文字の実際の表示結果は以下のようになります。   ローマ字変換の場合 : ma と入力したタイミングで、最初の m が取り消され、表示結果は、あいくろそふと となります。   かな変換の場合 : まい と入力したタイミングで、最初の ま が取り消され、表示結果は、いくろそふと となります。   回避策 以下いずれかの方法で運用回避をご検討いただきますようお願いいたします。   方法 1. 文字を入力したいセルをダブル クリックします。 セル内にカーソルが表示され、編集モード (カーソルが点滅します) になってから、文字を入力します。   方法2….