Office アプリケーションの種類と動作の差異

こんにちは、Office サポート チームです。 本記事では、Windows 10 で利用できる 4 種類の Office ついて概要をまとめ、ご案内いたします。   [Office アプリケーションの種類] Windows 10 で利用できる最新の Office には大きく分けて、デスクトップ版アプリケーションと、Microsoft ストア アプリ版のアプリケーションの 2 つの分類があります。 デスクトップ版の Office 2016 では、クイック実行形式 (C2R) と Windows インストーラー形式 (MSI) の 2 つの種類 (実行形式) が提供されており、Microsoft ストア アプリ版については、Microsoft ストア アプリ版の Office 2016 と Office Mobile という 2 つの種類が提供されているため、合計すると 4 種類の Office が提供されています。 このうち、クイック実行形式 (C2R) と…


Office 2016 アプリケーション起動時に「コンピューターに api-ms-win-crt-heap-|1-1-0.dll がないため、プログラムを開始できません。」等のメッセージが表示される現象について

こんにちは、Office サポート チームです。 本記事では、Office 2016 アプリケーション起動時に「コンピューターに api-ms-win-crt-heap-|1-1-0.dll がないため、プログラムを開始できません。」等のメッセージが表示される現象について案内します。   1 現象 Office 2016 アプリケーションの起動時に、以下のメッセージが表示されることがあります。 (例) Excel 起動時のメッセージ           補足 : Office 2016 をインストールしている環境で、Office アプリケーション以外で上記メッセージが表示した場合においても、本記事の「対処方法」をお試しください。 dll の名前は他のファイル名で表示される場合もあります。 (例) “コンピュータにapi-ms-win-crt-runtime-l1-1-0.dllがないため、プログラムを開始できません。この問題を解決するには、プログラムを再インストールしてみてください。”   2 原因 Office 2016 アプリケーションを実行するには、Visual C++ ランタイムのコンポーネントが必要です。 Visual C++ 2015 ランタイムのコンポーネントが足りない場合に、Office アプリケーションの起動などのタイミングで上記エラーが発生することがあります。   なお、Office 2016 はセットアップ時に、Visual C++ ランタイムに関する更新プログラム (KB2999226) を適用するように構成されています。 KB2999226 の更新プログラムを適用するための前提条件を満たしてない等で、KB2999226…


Office Online と Office デスクトップ アプリケーションの機能差異に関する情報

こんにちは、Office サポートです。 今回の投稿では、Office Online と Office デスクトップ アプリケーションの機能差異に関する情報について、現在公開されている公開資料を中心にご紹介いたします。 以下の資料は、2018 年 3 月 27 日時点の情報になります。   目次 1. 全般 2. Excel 関連資料 3. Word 関連資料 4. PowerPoint 関連資料 5. OneNote 関連資料 6. よくある質問   1. 全般 Office Online とOfficeデスクトップ アプリケーションの機能比較表は以下の資料をご参照ください。 タイトル : Office Online サービスの説明 アドレス : https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/e04ddc56-d15a-44b7-91cd-1895d6b9ec68   2. Excel 関連資料 タイトル : ブラウザーと Excel…


Word 2016 の 2018 年 3 月 セキュリティ更新プログラム KB4011730 を適用すると、ファイルを開くまたは保存時にクラッシュする

2018/4/2 Update KB4018295 適用に関する注意点を追記しました。 2018/4/11 Update 本問題に対する Word の修正プログラムがリリースされたため、[解決方法] セクションを追加しました。   こんにちは、Office サポートです。 本記事では、2018年 3 月の Word 2016 のセキュリティ更新プログラムを適用後、 Word 2016 でファイルを開く時や保存時に Word アプリケーションがクラッシュする現象について説明します。   – 原因 KB4011730 のバージョン (winword.exe 16.0.4666.1000) から、 Mso.dll 16.0.4666.1000 (KB4018295 適用したバージョン) 以降で実装された新しい関数を呼び出しており、 Mso.dll が 16.0.4666.1000 未満である場合に発生します。   – 解決方法 ※2018/04/11 Update この問題を修正した 2018 年 4 月のセキュリティ更新プログラムを適用します。 文書番号 : 4018339 タイトル…


OneNote 2016 で背景に設定した画像が印刷時にずれる

こんにちは、Office サポートの佐村です。 本記事では、OneNote 2016 で、背景に設定した画像が印刷時にずれて印刷される現象について説明します。   現象 OneNote 2016 ではコンテナ (フレーム) 内に配置した画像も背景として設定することが可能になりました。 しかし、コンテナ (フレーム) 内に配置した画像を背景に設定したページを印刷すると、画像が左にずれるという現象が発生します。   <OneNote 2016 に貼り付けて画像を背景に設定後、ペンツールで描画> <上記のページを印刷プレビューで表示> 画像が左にずれますが描画した線は正しい位置のままのため、ずれが発生します。   原因 以下のようにコンテナ (フレーム) 内に配置した画像を右クリックから「画像を背景に設定」を選択し、背景に設定したページで発生します。 OneNote 2013 以前は、コンテナ (フレーム) 内の画像は背景に設定することは出来ませんでしたが、OneNote 2016 より可能になりました。 一度画像を切り取り、再度貼り付けを行うとコンテナがなくなり、背景に設定しても描画がずれることはありませんでした。   対処方法 <既に現象が発生している場合> 画像を含んだ背景をクリックし、右クリックから「画像を背景に設定」を解除 (チェックオフにするため再度クリック) します。 背景を解除すると画像が選択された状態になるため、そのまま画像を切り取り (Ctrl + x キー) ます。 そのまま貼り付け (Ctrl + v キー) ます。 貼り付けた画像を再度背景に設定します。 印刷を実施し、背景に対する描画がずれていないことを確認してください。 ※2….


Access 2013 以降の「クロス集計クエリ ウィザード」で列見出しとして最後のフィールドが利用できない

2018/6/26 Update C2R インストーラー形式の Access 2016 バージョン 1806 で本問題が修正されました。   こんにちは、Office サポートの佐村です。 本記事では、Access 2013 以降で、列が多い (およそ 14 以上) 場合に「クロス集計クエリ ウィザード」で列見出しとして 表示できないフィールドがある現象について説明します。 現象 Access 2013 以降で、列 (Column) が多いテーブルに対して「クロス集計クエリ ウィザード」を用いた場合、 列見出しに設定するフィールドの選択欄で最後のフィールドが表示されません。 再現手順 : 1. 新規 Access データベースを作成し、列の多いテーブルを作成します (例として 30 列準備します)。 2. リボンメニュー [作成] – [クエリ] – [クエリ ウィザード] を選択します。 3. 新しいクエリから「クロス集計クエリ ウィザード」を選択して「OK」ボタンをクリックします。 4. クロス集計クエリ ウィザードで、対象のテーブルを手順1. で作成したテーブルとし、「次へ」ボタンをクリックします。 5….


Word で IRM 暗号化ファイルの未保存のファイルを開くとエラーになる

こんにちは、Office サポートの鈴木です。 本記事では、Word で IRM 暗号化ファイルの未保存のファイルを開くとエラーになる現象について説明します。   2018/5/9 Update [対処方法] セクションを追記しました。 2018/1/19 Update [回避方法] セクションを追記しました。 Word で IRM 暗号化ファイルの未保存のファイルを開くとエラーが表示され、ファイルを開くことができません。 この問題は、Word 2013、Word 2016 で発生します。 再現手順 Word で IRM 暗号化ファイルを開きます。 文書を編集後、保存せずに [閉じる] をクリックします。 [文書1.docx に対する変更を保存しますか?] のウィンドウで [保存しない] をクリックし文書を閉じます。 再度同じ文書を開きます。[ファイル] – [情報] – [ドキュメントの管理] に表示される未保存のファイルを開きます。 結果 以下のエラーが表示されます。 画面表示後、文書の復元を行うと、上書き保存され、以前の文書が失われます。   原因および詳細 この問題は Word 2013、Word 2016 製品の問題で発生します。 .doc 形式の文書では現象は発生しません。  …


数式エディター 3.0 の機能削除について

  2018/1/17 Update [詳細] セクションに詳細情報を追記しました。 2018/1/23 Update [現象] セクションにクイック実行版の記述を追記しました。 [詳細] セクションにクイック実行版の対象バージョンを追記しました。   !!2018/1/23 Update!! 現象 2018 年 1 月度にリリースされた、クイック実行形式の Office を対象のビルドに更新したり、Office 対象のセキュリティ更新プログラムとしてリリースされた Windows インストーラー版 Office 2007、Office 2010、Office 2013、Office 2016 向けの更新プログラムを適用すると、数式エディター 3.0 の機能が削除されます。   !!2018/1/17 Update!! !!2018/1/23 Update!! 詳細 数式エディター 3.0 は、サードパーティによって作成された機能で、多くのバージョンの Office に含まれていましたが、セキュリティの脆弱性の問題が確認されたため、安全性への影響を考慮して 2018年 1 月度のセキュリティ更新プログラムの適用後は削除されます。更新プログラムをアンインストールしても、数式エディター 3.0 は再追加されません。 数式ツールは継続して使用することができます。   数式エディター 3.0 の機能が削除された後に、数式エディター 3.0 で新たに数式を作成したり、Office ファイル内に含まれる数式エディター 3.0…


Access 2016 のリボンをカスタマイズする

  こんにちは、Office サポート チームです。 ユーザー単位で Access 2016 自体の組み込みのリボンを非表示にするには、[Access のオプション] (※ 1) で設定可能ですが、 ファイル単位で変更する場合、RibbonXML を利用します。 本記事では、Access 2016 で .accdb ファイル毎に組み込みのリボンを非表示にする方法を説明します。 ※ 1. [Access のオプション] – [リボンのユーザー設定] で非表示にするリボンをチェックオフします。   組み込みのリボンを非表示にする方法 Access の起動時にカスタマイズされたリボンを読み込むには、その設定を USysRibbons という名前のテーブルに保存する必要があります。 このテーブルにリボンを非表示にする RibbonXML を入力します。 手順 Access 2016 で空のデータベースを新規作成します。 USysRibbons テーブルを次の構成で作成します。   USysRibbons テーブル: 列名 データ型 説明 RibbonName 短いテキスト型 (Text) このカスタマイズに関連付けられるカスタム リボンの名前が含まれます。 RibbonXML 長いテキスト型 (Memo)…


Office のライセンス再認証について

こんにちは、Office サポート チームです。 本記事では Office アプリケーションのライセンス再認証について説明します。     現象 Office 2010 以降の Office アプリケーションをインストールしてライセンス認証を完了した端末で、ライセンス認証が解除されて再認証が必要になることがあります。     詳細 Office のライセンス認証は、osppsvc (Office Protection Protection Platform) サービス、または sppsvc (Software Protection) サービスによって、ライセンス認証の実行やライセンス状態のチェック、ライセンス認証の有効期間が管理されます。 一度ライセンス認証が成功して、ライセンス認証済みの状態になった後も、Office のライセンス認証を管理するサービスによって大幅なハードウェア構成の変更が検知された場合など、ライセンス認証の再実行が必要であると認識されると、ライセンス状態がリセットされることがあります。そのような場合は、未認証の状態になるため、ライセンス認証を再実行することが必要になります。KMS 認証方式の場合は、バックグラウンドで再認証が行われますが、MAK 認証方式の場合は、ライセンス認証ウィザードが表示されるため電話またはインターネット経由での手続きを行います。 Windows 10 の Fall Creators Update などの大型アップデートの適用後に、Office の再認証が必要になった端末があることが確認されています。 ライセンス状態がリセットされた場合の具体的な要因については、他のトラブルシューティングとは異なり、ライセンスという機密性の高い情報を扱うため、仕組み上、ログに記録させることができません。そのため、再認証が必要になったらライセンス認証のお手続きをご実施いただくようにご案内しています。   新たな情報が確認された場合には、このブログ記事に追記する形で公開していく予定です。       – 注意事項 本情報の内容 (添付文書、リンク先などを含む) は、作成日時点でのものであり、予告なく変更される場合があります。