Office 2013 プレビューのボリューム ライセンス認証の新機能: Active Directory によるライセンス認証

原文の記事の投稿日: 2012 年 8 月 16 日 (木曜日)

Office ボリューム ライセンス認証は、Office 2010 および Office 2013 プレビューのボリューム ライセンス エディションのエンタープライズ機能です。Office 2013 プレビューでは、Office 2010 で使用していたマルチ ライセンス認証キー (MAK)、キー管理サービス (KMS) などのボリューム ライセンス認証方法のほかに、新しいボリューム ライセンス認証方法、Active Directory によるライセンス認証 を使用できます。

現場から離れた場所にコンピューターが存在する場合があります。こうしたコンピューターについては、これまでは MAK を介して、または KMS でネットワークに物理的に接続して、ライセンス認証を行う必要がありました。しかし、Office 2013 プレビューを、会社の Active Directory ドメインに参加している Windows 8 または Windows Server 2012 のクライアント コンピューターで実行していれば、Active Directory によるライセンス認証を使用して、Office 2013 プレビューをライセンス認証することができます。

ユーザーが自身のコンピューターをドメインに参加させると、そのコンピューターに汎用ボリューム ライセンス キー (GVLK) がインストールされている場合は、Active Directory によるライセンス認証オブジェクトによって、コンピューターにインストールされている Office 2013 プレビューのライセンス認証が自動的に行われます。物理コンピューターがライセンス認証オブジェクトとして動作する必要はありません。これはドメインを介して分散されるからです。同じ GVLK/KMS ホスト キー ペアが KMS のライセンス認証で使用されていることに注意してください。このため、Active Directory によるライセンス認証が失敗しても、ライセンス認証は、検出可能な KMS ホストを介して引き続き行うことができます。KMS と同様、Active Directory によるライセンス認証は、180 日間のライセンスを Office 2013 プレビュー クライアントに対して付与します。

Active Directory によるライセンス認証のしくみの詳細については、「Active Directory によるライセンス認証の概要」を参照してください。

Active Directory によるライセンス認証を使用して、Office 2013 プレビューのボリューム ライセンス認証を行う方法の詳細については、「Office 2013 プレビューのボリューム ライセンス認証」を参照してください。

これはローカライズされたブログ投稿です。原文の記事は、「What’s new in volume activation for Office 2013 Preview? Active Directory-Based Activation」をご覧ください。