Cray 製スーパーコンピューターが Azure に登場予定

執筆者: Jason Zander (Corporate Vice President, Microsoft Azure Team) このポストは、10 月 23 日に投稿された Cray Supercomputers are coming to Azure の翻訳です。   マイクロソフトはこのたび Cray と独占的なパートナーシップを締結しました。これにより、スーパーコンピューティングの処理能力をこれまで以上に Azure でご利用いただきやすくなり、気候モデリング、高精度医療、エネルギー、製造、その他の科学研究分野の難しい課題を解決できるようになります。 今回の発表は、マイクロソフトのお客様に HPC や AI の力をコスト効率良く、俊敏に活用していただけるようにするための第一歩です。マイクロソフトがクラウドでビッグ コンピューティングの能力を提供できるようになれば、さまざまなビジネスを変革し、画期的な実験や今後数十年かけて実現されるイノベーションにおいて皆様を強力に支援できると考えています。こうしたビジョンの実現に向けて、私たちはこの数年間多くの投資を行ってきました。InfiniBand による業界最高レベルのネットワーク パフォーマンス、Cycle Computing の買収によるハイブリッド HPC デプロイメント管理の簡素化 (英語)、最先端 GPU のパブリック クラウドへの導入をはじめとする先日の発表 (英語) などはその成果の一部です。 マイクロソフトと Cray は、きわめて高いパフォーマンス、スケーラビリティ、柔軟性を最適な形で一体化させたサービスを提供するべく、今後も引き続き連携して取り組んでまいります。Azure からは専用の Cray XC シリーズおよび CS シリーズのスーパーコンピューターを提供し、お客様には Azure ネットワークで直接…


ISO 22301取得によりAzure の業界随一のビジネス継続性と災害対策を証明

執筆者: Adam Glick (Sr. Program Manager, Azure Resiliency) このポストは、9 月 26 日に投稿された ISO 22301 highlights Azure’s unmatched business continuity & disaster recovery preparedness の翻訳です。   マイクロソフトでは、Azure の運用計画や安全対策について多くのお客様からご質問をいただくことがあります。これはお客様がマイクロソフトのベスト プラクティスを参考にしたり、お客様のアプリケーションやデータの安全性と可用性が Azure ならきちんと確保されるという安心を得るためではないかと思われます。こうしたご期待に応えるべく、Microsoft Azure はこのたび ISO 22301 認証を取得しました (英語)。マイクロソフトはこの厳格な認証を取得した初のハイパースケール クラウド プロバイダーであり、これにより Azure 内のお客様のアプリケーションが最高水準のビジネス継続性と災害対策によってサポートされることが認められたことになります。 企業のお客様からのお話を聞いていると、どのお客様も災害対策を重視しており、自然災害、停電、サイバー攻撃といった大規模なインシデントの影響を受けても IT システムのサービス提供や復旧を問題なく行えるように運用を継続して改善することが重要であるとお考えです。今回、事業継続性に関する国際標準として認められている ISO 22301 を取得したことで、マイクロソフトはあらゆる不慮の事態に対して完全な対策を講じることのできる唯一の大手クラウド プロバイダーとなりました。ISO 22301 認証は、Azure パブリック クラウドと Azure Government クラウドの両方に適用されます。 Azure…


Microsoft Azure Stack で Azure エコシステムのさらなる成長を実現するには

執筆者: Mark Jewett (Senior Director Product Marketing, Cloud Platform Marketing) このポストは、7 月 12 日に投稿された Growing the Azure Ecosystem with Microsoft Azure Stack の翻訳です。   本日、トロントで開催中の Microsoft Worldwide Partner Conference (英語) において、Microsoft Azure Stack で実現可能なビジネス チャンスについてパートナー様にお伝えする機会をいただきました。パブリック クラウドの最新技術をデータセンターに提供することを皆様にお話しすると、それによってビジネス上の問題をどのように解決できるようになるか、新しいアプリケーションやビジネス価値をどのように創出できるようになるか、最終的に自社のビジネス チャンスにどうつながるかというビジョンが次々と出てきたため、とても感銘を受けました。 Azure Stack の可能性を実現するには、パートナー様とリッチなエコシステムの存在が不可欠です。WPC では、業界全体がどのようにお客様のニーズに対応し、Azure Stack が掲げているお約束に貢献しようとしているかを垣間見ることができます。たとえば、システム ベンダーは統合システムを提供して、Azure との整合性を持つクラウドのデプロイと運用の複雑さの緩和を実現しています。また、サービス プロバイダーは、すぐに使用可能な Azure との整合性を持つクラウド サービスのホストや管理を担当しています。さらに、システム インテグレーターやテクノロジ コンサルタントは、Azure との整合性を持つクラウドをデプロイし、そこに革新的なハイブリッド ソリューションを構築する作業を支援します。最後に、ソフトウェア ベンダーは、Azure との整合性を持つクラウドで実行される多種多様な既製アプリケーションや、アプリケーションを迅速に開発するための各種コンポーネントやサービスを提供します。こうしたさまざまな立場から貢献いただいた成果として、マイクロソフト、サービス…


Azure Usage and Billing Portal のリリースを発表

執筆者: Chris Risner (Sr. Technical Evangelism Manager, Developer Experience) このポストは、7 月 14 日に投稿された Announcing the release of the Azure Usage and Billing Portal の翻訳です。   マイクロソフトは、多くの企業の皆様から「複数のサブスクリプションの使用状況や料金の情報をまとめて確認できる簡単な方法はないか?」とご相談をいただいていました。今日、料金情報へのアクセスが制限されている問題もあって、これを解決することはそう簡単ではありません。そうした中、マイクロソフトは昨年 Azure Resource Usage API と RateCard API の提供を開始しました。これらの API を使用すると、単一サブスクリプションの使用状況に関する情報、および異なる料金コードでの Azure の使用量に対する料金に、プログラム的にアクセスすることができます。これらの API を組み合わせると、一定期間の各サービスの使用状況を確認できるだけでなく、使用料金も確認できます。このように、これまでは開発者の皆様が独自にこれらの API を連携させて、このレベルの情報を取得していました。 Azure Usage and Billing Portal 数か月前、開発者エクスペリエンス チーム内の小さなグループによって、あることを目的としたプロジェクトが開始されました。その目的とは、複数のサブスクリプションでの Azure の使用状況をまとめて表示し使用料金を追跡できるようにすること、そして、プロジェクトやイベントの終了後に実行されたままのリソースが残らないようにすることです。開発者なら皆同じかと思いますが、私たちも、必要が無いのに 1,000 個のマシン クラスターが残されたままになるのは回避したいと考えています。このプロジェクトを実施した結果生まれたのが、Azure Usage…


Windows Server 2016: Current Branch for Business の新しいサービス オプション

執筆者: Microsoft Windows Server Team このポストは、7 月 12 日に投稿された Windows Server 2016 new Current Branch for Business servicing option の翻訳です。   マイクロソフトは、今秋に開催される Ignite (英語) カンファレンスで、Windows Server 2016 の正式リリースを発表いたします。アトランタの会場でこの興奮を皆様と共有できることを楽しみにしています。 Windows Server 2016 はクラウド対応のオペレーティング システムで、アプリケーションやインフラストラクチャに新たなセキュリティ レイヤーと Azure から着想を得た最新機能を提供し、お客様のビジネスを支援します。これらの新機能 (英語) が提供するメリットは以下のとおりです。 オペレーティング システムに組み込まれている多層的な保護により、安全性を向上し、ビジネス上のリスクを軽減 データセンターの進化と、Microsoft Azure から着想を得たソフトウェア定義のデータセンター テクノロジにより、コストの削減と柔軟性の向上を実現 現在実行されているアプリケーションと将来のクラウド ネイティブなアプリケーションの両方に最適化されたアプリケーション プラットフォームにより、イノベーションが加速 Technical Preview 5 (英語) は正式リリース前の最後のプレビューであり、すべての機能が搭載されています。こちらからダウンロードすると Windows Server 2016…


Microsoft Azure Stack: クラウド インフラストラクチャを統合システムとして提供

執筆者: Mike Neil (Corporate Vice President, Enterprise Cloud, Microsoft Corporation) このポストは、7 月 12 日に投稿された Microsoft Azure Stack: Delivering cloud infrastructure as Integrated Systems の翻訳です。   Microsoft Azure Stack テクニカル プレビュー 1 (TP1) はリリース後から多大な関心を集め、多くの企業の皆様に早期採用されています。Azure と完全な整合性を持つ Azure Stack のエクスペリエンスとパワーをさらに活用していただくことを目標に、TP1 では、ハイブリッド クラウド プラットフォームが提供できるイノベーションがどのようなものであるか、皆様がより具体的に思い描きやすいものになるように更新を行っています。ここでは、Azure Stack の提供方法についてより詳しくお伝えしたいと思います。 マイクロソフトがこの数か月にわたってよく耳にしたのは、Azure と Azure Stack が提供する独自のハイブリッド機能は、お客様やサービス プロバイダーのビジネスにとって大きな価値になるという声です。また、インフラストラクチャに関してよく聞かれる課題についても耳にしました。それは、複雑になることが多いデプロイメントや運用への対処に時間をとられるのではなく、アプリケーションやイノベーションの活用にもっと集中したいというものです。この課題はアナリストの調査でも常に浮上するもので、お客様は市場に出回る既存製品を使ってこの課題に取り組んでいます。 マイクロソフトはこれを踏まえて、グローバル規模の Azure インフラストラクチャを企業環境規模に設計し直すにあたって、Azure Stack の管理を容易にすることが不可欠であると考えました。お客様から寄せられた主な要望は以下のとおりです。 Azure の最新技術をすぐに活用したい。お客様は…


DockeCon 2016: エンタープライズ企業のコンテナー イノベーションを促進

執筆者: Mark Russinovich (CTO, Microsoft Azure) このポストは、6 月 21 日に投稿された Microsoft brings container innovation to the enterprise at DockerCon 2016 の翻訳です。   ここ数年のコンテナー技術の動きは皆様もご存じかと思いますが、マイクロソフトは Docker や Mesosphere などの業界リーダーと連携して、Windows および Linux エコシステム向けにコンテナーのイノベーションを急ピッチで進め、企業がプラットフォームやツールを問わずアプリケーションをクラウドの迅速なスピードで構築、デプロイできるよう支援するコンテナー ソリューションをお届けしてきました。 マイクロソフトは昨年、お客様や業界の幅広いニーズに応えるために Hyper-V コンテナーを発表しました。これは、VM が従来持つ分離機能を備えた高密度のコンテナー エクスペリエンスを実現する業界初のイノベーションであり、実行されるコードの分離を強化したい場合に有効です。また、Docker との連携により Docker エコシステムと Windows エコシステムを Windows Server コンテナーに統合したことで初めて、多くの開発者にコンテナー技術を幅広く利用していただけるようになりました。 その後も引き続き業界リーダーと連携して、Linux エコシステムと Windows エコシステムに対する取り組みを拡大してきました。その一環として、Windows Server コンテナーと Linux コンテナーを組み合わせた初のマルチプラットフォーム アプリケーションのデモを披露したりもしました。マイクロソフト内でも、オープン ソースを全面的に採用する動きが急速に広がっており、わずか 1…


お客様のアプリをインテリジェント アプリに転換すべき理由

執筆者: James Staten (Chief Strategist, Cloud + Enterprise) このポストは、6 月 9 日に投稿された Why your customer-facing apps need to shift to intelligent apps の翻訳です。   皆様の企業では、「データ活用」、「データ分析」と言いながらも、ダッシュボードにデータを出力しているだけだったり、ワークフローの変更を頭の中で検討しているだけだったりしませんか? もしそうだとしたら、せっかくのビジネス チャンスを失っていることになります。最悪の場合、競合他社に大きな後れを取ってしまうことにもなります。企業向けの分析機能やビジネス インテリジェンス (BI)、アプリケーション開発のあり方が大きく変化を遂げつつある今こそ、企業はそれらを活用すべきなのです。 マイクロソフトではあらゆる調査結果に注目しています。たとえば、Gartner (英語) は、2020 年にはセンサーや冷蔵庫 (英語)、テレビ、自動車 (英語)、パイプライン (英語)、スマートフォンを利用した心電図モニター (英語) といった 210 億の「モノ」が何らかの形でインターネットに接続され、24 時間 365 日データを送るようになると予測しています。また、CSC (英語) は、同じく 2020 年に全世界で生成されるデータ量は 2009 年の 44 倍に達すると予測しています。 ビジネス リーダーはもはやレポートを見るだけでは満足できなくなっています。さらに忘れてはならないのは、ニーズの変化に企業が対応するのを顧客はのんびりと待っていてはくれないということです。また、顧客は企業に直接働きかけたいとも考えています。今企業が目指すべきは、成果につながるあらゆるデータを活用した「インテリジェント アプリケーション」であり、状況の変化が発生した瞬間にそれに対応することなのです。 先日私は、マイクロソフトの分析パートナーの…


インテリジェント クラウドの実現 – Build 2016 の発表内容のまとめ

執筆者: Nicole Herskowitz (Director of Product Marketing, Cloud Platform) このポストは、3 月 31 日に投稿された Developing for the intelligent cloud at //Build の翻訳です。 Microsoft Azure は、あらゆるプラットフォームであらゆる言語を使ってアプリケーションを構築、実行するための環境を提供している開発者のための優れたソリューションです。コア インフラストラクチャ サービス、プラットフォーム サービス、開発ツールといった開発者が求める多種多様なニーズに応えることを目指しています。こうした柔軟で豊富な選択肢を提供するほかにマイクロソフトが重要なミッションとして掲げているのが、開発者の生産性向上です。最新のテクノロジをすべての開発者が簡単に利用できるようにし、短期間でアプリケーションを開発できるようにすることを目標としています。この取り組みの一環として行っている「サービスとしてのプラットフォーム (PaaS)」への投資は、業界内でも高い評価を得ています。その証拠に、Azure は先日の Magic Quadrant for Enterprise Application Platform as a Service (aPaaS) で、3 年連続で「Leader」に選ばれました。 昨今のデータとデバイスの急増に伴い、先見的な企業や開発者は、データを活用してビジネスを変革するための独自のソリューションを構築することに関心を寄せています。Azure では高度なデータ プラットフォームに加えて、分析、ビジネス インテリジェンス、機械学習といったテクノロジを提供しており、インテリジェントなアプリケーションの作成をサポートしています。 今回の //Build では、モバイル アプリ開発、モノのインターネット (IoT)、マイクロサービス、インテリジェンスといった昨今のテクノロジの主なトレンドを取り入れ、クラウドの活用を飛躍的に向上させる最新機能を発表 (英語) しました。こうした最新のシナリオをサポートできるのも、Azure プラットフォームがあらゆる用途に対応し、常に発展を続けているからにほかなりません。この記事では、Azure に関する重要な発表をまとめてご紹介します。各発表の詳細については、リンク先の関連資料をご確認ください。 Web…

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Mobile World Congress 2016 で印象に残った 3 つのこと

執筆者: Jeff Marcoux (CMO Lead, Azure Mobile Engagement) このポストは、3 月 14 日に投稿された Top three takeaways from #MWC16 の翻訳です。   スペインのバルセロナで開催された今年の Mobile World Congress は、これまでにない大規模なものとなりました。長時間のフライトや山盛りのタパス、タクシーでの珍事件など、会場までの移動は大変でしたが、このイベント自体はとても実りが多いものでした。今回の記事では、その中でも特に印象に残ったことやテーマについてお伝えしたいと思います。 1.  バーチャル リアリティと 4D Mobile World Congress の会場を回っていると、バーチャル リアリティ (VR) に関する展示がいくつもあり、デモには 2 時間待ちの行列も見られました。展示されていた VR アプリケーションは、未来都市でのサイバー セキュリティ マーケティングやジェットコースター体験、水中体験など多岐にわたるものでした。中でも特に注目したのは、ヘッドセット単体を使用するのではなく、4D エクスペリエンスに進化させる技術です。これらの 4D エクスペリエンスは VR と音声と座席の動きを組み合わせたもので、人間の感覚を欺く完全没入型のエクスペリエンスを実現させていました。順番を待っている間にこれを体験している人を目の前で見ていましたが、いざ自分がヘッドセットを装着すると、まったく新しい世界へと引きこまれました。エンターテイメント業界における VR の将来性を感じさせてくれる素晴らしいデモでした。今後は空気や温度、においまで再現されるように 4D の感覚エクスペリエンスが進化するのではないかと予感させてくれました。このテクノロジがどのように活用されていくのか、今後も注目していきたいと思います。 2.  5G への期待 4G がまだ世界に普及し始めたばかりであるにもかかわらず、この会場は…

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