IoT Central のデバイス テンプレート ライブラリを発表

執筆者: Sarah Hubbard (Program Manager II, Azure IoT Central)

このポストは、2019 年 4 月 4 日に投稿された Device template library in IoT Central の翻訳です。

 

IoT Central のデバイス テンプレート ページに、新たにデバイス テンプレート ライブラリが追加されました。これを利用することで、デバイスのオンボーディングとモデル化がこれまで以上に簡単になります。テンプレートをゼロから作成するか、ライブラリのデバイス テンプレートを使用するかを選択することができます。本日は、MXChip、Raspberry Pi、Windows 10 IoT Core のテンプレートを公開しました。今後さらにテンプレートの充実を図り、お客様にさらに便利に使用していただけるようにする予定です。

ライブラリの追加により、デバイス モデリング ワークフローがさらに効率化されることが期待されます。モデルに詳細情報があらかじめ盛り込まれているため、余計な時間がかからずに済むためです。また、多くのメーカーにとっては、自社のデバイスやスマート製品に対応する標準定義を作成するよい機会になると考えられます。これをさらに後押しするために、マイクロソフトでは引き続きテンプレート ライブラリを充実させていきます。

デバイス テンプレートを選ぶには、[Device Templates] タブに移動し、[+ New] ボタンをクリックします。ライブラリ ページが表示されるので、すぐに使いたいテンプレートを選択できます。また、[Custom] オプションを選ぶと、ゼロからデバイス テンプレートをモデリングできます。

devicetemplibrary2

テンプレートを選択したら、名前を入力して [Create] をクリックするだけでアプリケーションにそのテンプレートを組み込めます。シミュレートされたデバイスが自動的に作成され、新しいテンプレートに送られてくるシミュレート済みのデータを確認できます。テンプレートを作成したら、Device Explorer ページにアクセスして、他の実際のデバイスやシミュレートされたデバイスをそのテンプレートに接続できます。

マイクロソフトでは引き続きデバイスのオンボーディングが容易になるように簡素化を進めていきたいと思います。希望するデバイス テンプレートがある場合やその他のご提案がある場合は、以下のリンク先からお気軽にフィードバックをお寄せください。

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