QnA Maker のアップデート – 2019 年 4 月


執筆者: Prakul Bansal (Program Manager, AI Products Infuse AI)

このポストは、2019 4 15 日に投稿された QnA Maker updates – April 2019 の翻訳です。

 

このたびマイクロソフトは、QnA Maker サービスの新機能をリリースしました。3 月に提供した会話 AI 向けの前回リリースについては、こちらの投稿をご覧ください。

QnA Maker 用の新しい Bot Framework v4 テンプレート

QnA Maker サービスを使用すると、FAQ ページ、サポート URLPDFdoc ファイルなどのデータから簡単にナレッジ ベースを作成、管理できます。ナレッジ ベースをテストして公開したら、ボット フレームワークのサンプルまたはテンプレートを使用してナレッジ ベースをボットに接続できます。今回の更新では、ボットの作成プロセスが簡素化され、ナレッジ ベースから簡単にボットを作成できるようになりました。コードの記述や設定の変更は必要ありません。QnA ボットの作成方法の詳細については、チュートリアルをご覧ください。

ナレッジ ベースを公開したら、公開ページの [Create Bot] ボタンからボットを作成できます。以前にボットを作成していた場合、[View all ] のリンクをクリックすると、そのサブスクリプションに関連付けられているボットがすべて表示されます。

fig1

[Create Bot] ボタンをクリックすると Azure Portal が開き、テンプレートの作成ページに移動します。テンプレートにはナレッジ ベースの詳細が事前入力されており、KB ID はそのテンプレートに自動で結び付けられます。エンドポイント キーはあらかじめ生成されており、変更することはできません。自動的に入力されている項目は、変更できるものもあります (場所、リソース名など)。ボットのデプロイもワンクリックで行えます。[Create] をクリックして数分待つと、Web アプリ ボットがデプロイされます。

fig2

ボットが作成されたら、ボットをテストします。ボットのリソースを開いて、[Test in Web Chat] をクリックします。この時点では、ボットとチャットするとナレッジ ベースからの回答が表示されます。

fig3

QnA Maker での SharePoint ファイルからの抽出のサポート

セキュリティが確保されている SharePoint データ ソースをナレッジ ベースに追加すると、Active Directory で保護された質問や回答によってナレッジ ベースを強化できます。ソース データ上で組織の他のユーザーと共同作業して、それを QnA Maker ナレッジ ベースに簡単に関連付けることができます。

現在サポートされているすべてのタイプの QnA Maker ファイルが SharePoint から追加できます。オフライン ファイルを読み込む必要はありません。SharePoint から該当ファイルの URL を選択して、ナレッジ ベースの設定ページで、またはナレッジ ベースの作成時に、ソースとして追加できます。

fig4

SharePoint の保護されたファイルを初めて追加するときは、Active Directory アカウントを明示的に認証し、QnA Maker へのアクセス許可を Active Directory 管理者から受ける必要があります。

QnA Maker に SharePoint ソースを追加する方法の詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

QnA Maker ヘルプ ボット

今回新たに、QnA Maker のページ (英語) QnA Maker ヘルプ ボットが追加されました。QnA Maker に関する不明な点は、このページの左隅にピン留めされているヘルプ ボットに質問できます。このボットのしくみに興味のある方は、GitHub (英語) のサンプル コードをご覧ください。fig5

ヘルスケア ボットでの QnA Maker のサポート

Microsoft Health Bot サービス (英語) は、コンプライアンスを遵守した AI 搭載のヘルスケア エージェントを構築、デプロイできる SaaS ソリューションです。これを利用すると、エンド ユーザーがインテリジェントかつパーソナライズされた形で健康に関する情報にアクセスしたり、自然な会話を通じてやり取りしたりするしくみを実現できます。

今回、QnA Maker Health Bot サービスと統合されました。これにより、ヘルスケア ボットをナレッジ ベース (KB) に接続してエクスペリエンスを拡張したり、おしゃべりを通じてヘルスケア ボットに個性を持たせたりできます。

QnA Maker モデルをヘルスケア ボットに追加する方法の詳細については、ドキュメント「QnA Maker による Healthcare ボットの拡張 (英語)」をご覧ください。fig 6

利用を開始するには

クイック スタート ガイドを参照して、QnA Maker ナレッジ ベースの作成から始めてください。次に作成したナレッジ ベースを公開し、ボットに展開します (詳細はチュートリアル ページをご覧ください)チャットでボットに個性を持たせ、アクティブ ラーニングを活用してインテリジェンスを向上させていくこともできます。

ご不明な点やご意見がございましたら、ぜひ QnA Maker ヘルプ ボット (英語) とのチャットを楽しんでください!

 

Comments (0)

Skip to main content