MS クラウド ニュースまとめ – HockeyApp の Visual Studio App Center への移行 他 (2018 年 11 月 28 日)


執筆者: Cloud Platform Team

このポストは、2018 11 28 日に投稿されCloud Platform Release Announcements for November 28th, 2018 の翻訳です。

 

Azure のセキュリティと運用管理 – Azure Dedicated HSM によるハードウェア セキュリティ モジュール (HSM) の制御

Azure Dedicated HSM を使用すると、ハードウェア セキュリティ モジュール (HSM) の管理と暗号化を完全に制御することができます。これらの HSM は、暗号化キーを処理するもので、複数の業界標準および規制 (FIPS 140-2 レベル 3GDPRHIPAAPCI-DSSeIDAS など) のコンプライアンス要件に準拠しているほか、アプリケーションのレイテンシやスループットの厳しい要件にも対応しています。このサービスは、移行や HSM 固有の機能など、HSM に直接アクセスする必要があるシナリオを対象としています。詳細については、Azure ブログ (英語) をご覧ください。

なお、迅速なデプロイメント、高可用性、他のマイクロソフト クラウド サービスとの統合、従量課金制にメリットを感じているお客様は、同様に HSM を基盤とする Azure Key Vault で、引き続き主な管理ニーズの大半に対応していただけます。

Azure Functions Key Vault の統合のプレビュー

Azure Key Vault と Azure Functions の統合により、事前設定を行うことなく安全なサーバーレス アプリケーションを構築できます。シークレット管理を活用して、ローテーション ポリシーやアクセスの集中管理といったメリットが得られます。今回の統合により、Key Vault にシームレスに接続して、参照を使用してシークレットを取得できるようになりました。

Azure Functions と Azure Key Vault の詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

HockeyApp Visual Studio App Center への移行

次世代の HockeyApp サービスが、Visual Studio App Center に組み込まれることになりました。配布、クラッシュ レポート、分析といった HockeyApp サービスが App Center で提供されるほか、ビルド、テスト、プッシュ通知などの新しいサービスも追加されます。App Center のこれらの機能は、引き続き開発者の生産性向上を支援するものであり、HockeyApp を将来的に App Center に移行する取り組み (英語) の一環でもあります。

App Center で HockeyApp サービスの提供を開始したことに伴い、HockeyApp 2018 11 16 日にサービス終了となりました。このため、HockeyApp のお客様は、1 年以内に移行 (英語) を完了する必要があります。この移行をシームレスにするために、既に HockeyApp App Center の間でお客様のアプリを同期しました。また、サイドバイサイド エクスペリエンス (英語) も構築し、App Center HockeyApp の両方で HockeyApp アプリの開発を行えるようにしました。

詳細については、ブログ記事の全文 (英語) と、HockeyApp の移行 Web ページ (英語) をご覧ください。

Power BI Desktop の新機能の一般提供開始

Power BI Desktop の今回の更新では、Power BI コミュニティからご要望が寄せられた次の機能が追加されました。

  • Q&A エクスプローラーのフォローアップの質問: Q&A エクスプローラーのポップアップ内のフォローアップの質問をすると、以前に尋ねた質問がコンテキストとして考慮されます。たとえば、「List customers in London (ロンドンの顧客を一覧表示する)」と入力した後、「What did they buy? (何を購入したか)」というフォローアップの質問をすると、2 番目の質問の結果はロンドンの顧客に絞り込まれます。
  • 大規模なモデルの作業を容易にする新しいモデリング ビュー: 複数のダイアグラム レイアウト、ダイアグラム レイアウトのカスタマイズと保存、表示フォルダーの使用、その他のパフォーマンスおよびエクスペリエンス向上を目的とした複数の機能強化のプレビューが開始されました。
  • マトリックスの行ヘッダーの展開と折りたたみ: マトリックス ビジュアルの行ヘッダーに Excel のピボットテーブルと同様の機能が追加され、個々の行ヘッダーを展開したり、折りたたんだりできるようになりました。
  • PBIX ファイル間でのコピー アンド ペースト: PBIX ファイル間でビジュアルをコピー アンド ペーストできるようになりました。これにより、操作性が大幅に向上し、レポートの新規作成プロセスをスピードアップできます。

詳細については、Power BI ブログ (英語) をご覧ください。

Power BI サービスの新機能の一般提供開始

Power BI サービスの最新の更新では、Power BI のデータフローのプレビューとページ分割されたレポートが追加されました。

Power BI には、Power BI Desktop の堅牢なセルフサービス型のデータ準備機能が既に組み込まれています。この使い慣れた Power Query ベースのエクスペリエンスは、世界中の何百万人ものユーザーが使用しています。今回、新たに Power BI データフローのプレビューが開始され、セルフサービス型のデータ準備が大幅に強化されました。ビジネス アナリストは、データ準備ロジックを作成して、複数の Power BI レポートやダッシュボードで再利用したり、複数のロジックをリンクして高度なデータ変換パイプラインを構築したりすることができます。データフローを構成すると、お客様の Azure Data Lake Storage Gen2 インスタンスにデータを保存できます。また、データフローでは Microsoft Common Data Model がサポートされており、標準化された拡張可能なデータ スキーマのコレクション (エンティティ、属性、リレーションシップ) を使用できます。

長年 BI をご利用になり、SQL Server Reporting Services に投資してきたお客様は、Power BI の既存のインタラクティブ レポートに加えて、ピクセル単位の精度のページ分割されたレポートを追加できるようになりました。これにより、あらゆるユーザーが任意のデバイスを使用してアクセスできる安全なエンタープライズ規模の統合レポート作成プラットフォームが提供されます。

詳細については、Power BI ブログ (英語) をご覧ください。

Azure Blockchain Development Kit によってマイクロソフトと Azure の優れた機能をブロックチェーンに統合

このたび一般提供が開始された Azure Blockchain Development Kit には、任意のユーザー インターフェイスとの接続、既存のシステムとの統合、スマート コントラクトの DevOps の簡素化に役立つ機能が含まれています。成長の見込まれる市場では基本的なインターフェイスを使用し、最先端のシナリオではボットやデジタル アシスタントといった高度なインターフェイスを使用して、エンド ユーザーを台帳に接続できます。また、スマート コントラクトに既存の SaaS ツール、システム、共有のビジネス プロセスの管理に使用されるデータを統合できます。さらに、Azure DevOps Truffle などのオープンソース ツールを使用して、コンソーシアム環境でスマート コントラクトを簡単に作成、テスト、デバッグ、デプロイすることができます。

サンプル コードは GitHub からダウンロード (英語) できます。

新しいバージョンの Visual Studio for Mac のリリース

新しいバージョンの Visual Studio 2017 for Mac がリリースされました。今回のリリースでは、多数のバグやパフォーマンスの修正が行われたほか、コミュニティからご要望が寄せられた重要な機能が追加されました。今回のバージョンの内容は以下のとおりです。

  • IntelliSense の強化: かっこの入力補完、スマート インデント、コードの修正候補を示す電球マークが追加されました。
  • Android プロジェクトのビルド パフォーマンスの向上: デプロイメント時間とビルド時間が短縮されました。初回のビルドでも 50 回目のビルドでも、パフォーマンスの向上が見られます。今回の変更点や指標と比較の詳細については、こちらのドキュメント (英語) をご覧ください。
  • NET Core プロジェクトをフォルダーに発行: Azure にデプロイする以外に、今回のバージョンでは新しい発行先としてローカル コンピューターを指定できるようになりました。
  • NET Core 2.2 のサポート: .NET Core の最新機能を使用できるようになりました。
  • [Report a Problem] エクスペリエンスの強化: IDE 内から直接 VS4Mac チームにフィードバックを提供したり、クラッシュ ログなどの追加情報を含めたりできるようになりました。

Database Migration Assistant Azure SQL DB Managed Instance 提案機能の一般提供開始

Database Migration Assistant の Azure SQL Database Managed Instance SKU 提案機能をリリース

新しい Azure SQL Database SKU 提案機能を使用すると、SQL Server のレガシ インスタンスを Azure SQL Database Managed Instance に移行するための環境評価の範囲を拡張できます。この機能を Database Migration Assistant と併用すると、既存のオンプレミス ワークロードに基づいて、クラウド データベース サービスの適切なレベルとサイズ構成が提案されます。この機能は無料で提供されています。

SKU 提案機能の詳細については、こちらのドキュメントをご覧ください。

Azure Functions のユーザー割り当てマネージド ID のプレビュー

ユーザー割り当てマネージド ID のプレビューが開始されました。この機能を使用すると、Azure Services のマネージド ID Windows のシステム割り当て ID のサポートを利用して、Azure Functions App Service の両方でプレビュー中の Linux アプリの ID を構成できます。また、ユーザー割り当て ID が両方の OS プラットフォームでサポートされました (プレビュー)

Azure Functions と Azure Key Vault の詳細については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

Azure Virtual Machines 上の SQL Server Resource Provider の一般提供開始

Azure Resource Provider の新機能を使用すると、既存の Azure Virtual Machines 上の SQL Server に対して Azure Hybrid Benefit を簡単に有効化してコストを節約できます。ソフトウェア アシュアランスをご利用のお客様は、Azure Hybrid Benefit for SQL Server により、オンプレミス版 SQL Server ライセンスを適用して、Azure Virtual Machines 上で SQL Server を低コストで実行できます。

Azure Hybrid Benefit を有効化してコストを削減するには、指定の PowerShell コマンドまたは ARM テンプレート デプロイメントを使用します。

詳細については、SQL Server VM の Azure Hybrid Benefit の有効化に関する詳細なブログ記事 (英語) をご覧ください。

 

Comments (0)

Skip to main content