MS クラウド ニュースまとめ - App Service on Linux の一部プランの料金値下げ、他 (2018 年 10 月 17 日)

執筆者: Cloud Platform Team

このポストは、2018 年 10 月 17 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for October 17, 2018 の翻訳です。

 

App Service on Linux の Basic および Premium サービス プランの料金値下げ

先日、Azure App Service on Linux の Basic および Premium サービス プラン (英語) の値下げを発表しました。

Azure App Service では、エンタープライズ レベルの Web アプリ、モバイル アプリ、API アプリをすばやく構築、デプロイ、スケーリングできます。パフォーマンス、スケーラビリティ、セキュリティ、コンプライアンスの厳しい要件を満たしながら、フル マネージド プラットフォームを使用してインフラストラクチャをメンテナンスしたりエンタープライズ レベルのアプリを構築したりすることができます。

詳しくはこちらをご覧ください。

Azure Digital Twins のプレビュー

Azure Digital Twins のプレビューが開始されました。Digital Twins は、お客様やパートナーが、人、場所、モノ、およびそれらを結び付ける関係やプロセスを含む物理環境の包括的なデジタル モデルを独自の方法で作成できるよう支援する、クラウド、AI、IoT のプラットフォームです。

このサービスでは、あらゆる物理環境に適用可能な包括的なデジタル モデルと空間認識が可能なソリューションを作成できます。また、エネルギー効率やスペースの使用率の最適化、従業員や入居者の満足度の改善など、人々のニーズにこれまで以上に対応する、コンテキストを認識可能で安全なソリューションを構築できます。このプラットフォームを使用すると、特定の業界のニーズに向けてチューニングされたデジタル ツイン ソリューションの作成を大幅に迅速化、簡素化できます。また、マルチテナント機能とテナントの階層化に対応しており、安全にソリューションをコピーしてビジネスを拡大させることができます。

今回リリースされた Digital Twins のプレビューは、IoT の簡素化にマイクロソフトが継続的に取り組んでいることを明確に示すものです。これにより、お客様がどの段階から開始しても、信頼できるコネクテッド ソリューションを必ず実現できるようにし、皆様のデジタル トランスフォーメーションを後押ししたいと考えています。デジタル ツイン特有の複雑さを解消し、画期的な空間インテリジェンス ソリューションをスピーディーに作成できるようにすることで、Azure Digital Twins は IoT 分野での新たなイノベーションの誕生に必要となる重要な基盤を企業に提供します。

Azure Digital Twins に関するさらに詳しい情報については、こちらのブログ記事および製品ページをご覧ください。

Azure Cognitive Services の提供地域を拡大

料金 | Azure Cognitive Services 製品ページ

Azure Cognitive Services の提供地域が追加されました。Content ModeratorComputer VisionFaceText AnalyticsTranslator TextLanguage Understanding (LUIS) が、新たに米国政府機関リージョンでご利用いただけるようになりました。

詳しくは料金ページをご覧ください。

Azure SQL Database で Azure エンタープライズ開発/テスト サービスの一環として開発/テスト価格での提供を開始

Azure SQL Database の vCore ベースのリソース (Managed Instance を除く) で、開発/テスト価格の一般提供を開始しました。このサービスでは、Azure SQL Database で開発用およびテスト用のワークロードを低価格で実行できます。Azure SQL Database の開発/テスト価格は、料金表の価格と比較して最大 55% コストを抑えられます。

ぜひ今すぐ Visual Studio サブスクリプション (英語) からご利用ください。詳細については、Azure 開発/テスト価格のページをご覧ください。

コストをどれだけ削減できるかは料金計算ツールでご確認いただけます。

Azure Database for MySQL の読み取り専用レプリカのプレビュー

Azure Database for MySQL で、データの非同期の連続レプリケーションがサポートされました。1 つの Azure Database for MySQL サーバー (マスター) から、同じリージョンの 5 つまでの Azure Database for MySQL サーバー (レプリカ) へのレプリケーションが可能です。これにより、読み取り操作の多いワークロードを、1 つの Azure Database for MySQL サーバーのキャパシティに縛られることなくスケーリングし、ユーザーの設定に応じてレプリカ サーバー間で負荷分散できます。レプリカ サーバーは読み取り専用です。ただし、マスターでのデータに対する変更に伴ってレプリケートされる書き込み操作は例外です。レプリカ サーバーへのレプリケーションを停止すると、そのサーバーはスタンドアロン サーバーとなり、読み取りも書き込みも受け付けるようになります。

詳しくは、Azure Database for MySQL の読み取り専用レプリカのドキュメントをご覧ください。

Azure Media Services および Video Indexer での Azure Media Services v3 API の一般提供

Azure Media Services v3 API (英語) の一般提供を開始しました。この API を使用すると、エンコード、DRM によるコンテンツ保護、ビデオのインデックス作成、ライブ ストリーミング、動的パッケージング、大規模環境へのコンテンツ配信に対応したメディア アプリケーションを構築できます。この API では開発および管理モデルが簡素化されており、また新しいライブ ストリーミング エンティティが追加されました。さらに、Azure Media Player も更新されました。

これらの機能の詳細については、発表時のブログ記事 (英語) をご覧ください。