自動翻訳と機密情報 – Microsoft Translator


この記事は、2016 年 12 月 6 日 に Data Platform Tech Sales Team Blog にて公開された内容です。

 

Microsoft Japan Data Platform Tech Sales Team

大林裕明

最近、Microsoft が提供する翻訳サービスの精度が向上してきていると思いませんか?

これは翻訳に従来の辞書を使った統計的な翻訳からニューラルネットワークを利用するようになったためです。

ニューラルネットワークを使った翻訳については 日本マイクロソフト株式会社 CTO の榊原の下記ページをご覧ください。

Microsoft Translator がニューラル ネットワークによる翻訳の提供を開始

ニューラルネットワークを使った自動翻訳は Bing 翻訳だけでなく、Office 製品、Edgeなどででも使われるようになってきています。

皆さんは日常業務で社内にある英語のドキュメントを読む際に、便利なのでブラウザの翻訳機能や翻訳サイトを気軽に使っていませんか?

実は翻訳のために送ったデータは翻訳精度を上げるためなどの目的で再利用されることが利用規約に明記されています。

これは Microsoft のサービスだけでなく、他社の翻訳サイトも同様です。

企業によっては機密情報を翻訳の際にトレースをされたくないため、社内のドキュメントを翻訳サイトで翻訳することやOffice 製品の翻訳機能の利用を禁止されているところもあります。

そういったお客様には朗報です。

Azure Cognitive Services に含まれる Translator Text API を S2 以上の価格レベルに設定し、No-Trace Option を申込みいただくことで、Microsoft にトレースされることなく翻訳できます。

No-Trace Option


clip_image001

2018/1/18 よりすべての価格レベルでなにもしなくてもトレースなしになりました。

https://www.microsoft.com/en-us/translator/notrace.aspx

このAPIを利用した、Word、PowerPoint、Excel、PDF、テキストを翻訳するアプリケーションも提供されています。

Document Translator

こちらのアプリでは、ご契約いただいた Microsoft Azure の Translator Text API を呼び出すことができますので、こちらをS2 以上の価格レベルを選択していただくことで、Microsoft にトレースされることなく翻訳をすることができます。

追加情報

Offie 製品の翻訳機能についてもいくつかデフォルトでトレースなしになっています。

https://www.microsoft.com/en-us/translator/office.aspx#privacy

https://cognitive.uservoice.com/knowledgebase/articles/1809835-business-applications-security-and-privacy-in-mic

是非、試してみてください。

Comments (0)

Skip to main content