Windows Server 2019 のすべて – 第 1 回

執筆者: MICROSOFT WINDOWS SERVER TEAM

このポストは、2018 年 8 月 15 日に投稿された Everything you need to know about Windows Server 2019 – Part 1 の翻訳です。

 

今回は、Windows Server チームでシニア プロダクト マーケティング マネージャーを務める Vinicius Apolinario の記事をご紹介します。

Windows Server 2019 のプレビューの提供が Windows Insider Program で開始されたことは、皆様もうご存知のことと思います。Windows Server チームはこの数か月にわたり、新機能の開発に精力的に取り組んできました。このブログ シリーズでは、Windows Server 2019 の魅力をさまざまな形でお伝えしていきます。今回はその第 1 回です。次回からはエンジニアリングのエキスパートが情報を掘り下げてご紹介します。

Windows Server 2019 では、次の 4 つの分野を重視しています。簡単にまとめましたのでご覧ください。

  1. ハイブリッド:   Windows Server 2019 と Windows 管理センターの使用によって、これまでよりも簡単に既存のオンプレミス環境を Azure に接続できるようになります。また、Windows 管理センターを使用すると、Azure Backup や Azure Site Recovery、この他にも今後さらに多くの Azure サービスを、Windows Server 2019 でより簡単に使用できるようになります。
  2. セキュリティ:   セキュリティはどのお客様にとっても最優先課題であり、マイクロソフトはお客様のセキュリティ ポスチャの改善を支援しています。この取り組みは Windows Server 2016 から始まり、その堅固な基盤の上に、サーバー向けの Defender ATP や Defender Exploit Guard といった Windows 10 と共通のセキュリティ機能と共に、Windows Server 2019 が構築されています。
  3. アプリケーション プラットフォーム:   コンテナーは新たなモデルですが、これを利用するメリットが開発チームや運用チームに浸透するにつれて、普及もどんどん進んでいます。Windows Server 2019 には、Windows Server 2016 での取り組みに加え、Semi-Annual Channel リリースで培ってきたすべてが詰め込まれています。たとえば、Windows での Linux コンテナーの実行や、Windows Subsystem for Linux (WSL)、小規模コンテナー イメージなどもそうです。
  4. ハイパーコンバージド インフラストラクチャ (HCI):   物理サーバーやホスト サーバーのインフラストラクチャを進化させたい場合は、HCI の導入をご検討ください。この新しいデプロイメント モデルでは、コンピューティング、ストレージ、ネットワークを同一ノードに集約し、インフラストラクチャのコストを削減しながら、パフォーマンス、スケーラビリティ、信頼性を向上させることができます。

この Windows Server 2019 ブログ シリーズでは、Jeff Woolsey と共に、提供が始まった Windows Server 2019 の中から特に魅力的な新機能を取り上げていきたいと思います。Windows Server 2019 の新機能のさらに詳しい情報については、次の動画もご覧ください。

Windows Server 2019 プレビューのダウンロードとフィードバックのお願い

ここでご紹介したすべての新機能を試したいという方は、ぜひ Windows Server 2019 プレビューをダウンロードしてください。そして、製品を利用した感想やご意見を Windows 10 マシンのフィードバック アプリからお気軽にお寄せいただけますと幸いです。また、情報交換の場として、Windows Server のテクノロジ コミュニティ (英語) もご利用ください。