Azure Data Factory のビジュアル ツールと GitHub の統合が可能に

執筆者: Gaurav Malhotra (Senior Program Manager, Azure Data Factory)

このポストは、2018 年 8 月 9 日に投稿された Azure Data Factory Visual tools now supports GitHub integration の翻訳です。

 

GitHub (英語) は、オープンソース コミュニティや企業に所属する何百万人もの開発者が協力して、コードのホストやレビュー、プロジェクト管理、ソフトウェアのビルドを行うことができる開発プラットフォームです。また、Azure Data Factory (ADF) は、Extract/Transform/Load (ETL) ワークフローの反復的なビルド、オーケストレーション、監視を行うことができる Azure のマネージド型のデータ統合サービスです。今回、この Azure Data Factory を GitHub と統合できるようになりました。ADF のビジュアル オーサリング ツールと GitHub を統合することにより、Data Factory のアセット (パイプライン、データセット、リンクされたサービス、トリガーなど) で、他の開発者との共同作業、ソース管理、バージョン管理を行えるようになります。

これを開始するには、[Set up Code Repository] をクリックして、[Repository Type] ドロップダウン リストから [GitHub] を選択します。

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ADF と GitHub の統合により、要件に応じて、パブリック GitHub と GitHub Enterprise のいずれかを使用できます。GitHub アカウントへのログインには、OAuth 認証を使用できます。ログインすると、選択可能な GitHub アカウントのリポジトリが自動的にプルされます。その後、チーム内の開発者の共同作業に使用するブランチを選択できます。また、今あるすべての Data Factory リソースを GitHub リポジトリに簡単にインポートすることもできます。

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ADF と GitHub の統合を有効にした後は、Data Factory リソースを GitHub にいつでも保存できます。ADF では、Data Factory リソース (パイプライン、データセットなど) のコード表現が GitHub リポジトリに自動的に保存されます。Azure Data Factory と GitHub の統合を有効にする方法の詳細と具体的な手順については、こちらのドキュメントをご覧ください。

今後も Data Factory ツールの使い勝手をさらに向上させるために、機能を追加できるよう取り組んでいきます。パイプラインをすばやく簡単に構築するために、ぜひ Azure Data Factory をご利用ください。機能に関するご意見やご要望は、Azure Data Factory フォーラム (英語) までお気軽にお寄せください。