Linux on Azure App Service Environment の一般提供を開始


執筆者: Jennifer Lee (Program Manager, Azure App Service)

このポストは、2018 年 8 月 8 日に投稿された Linux on Azure App Service Environment now generally available の翻訳です。

 

このたび Azure App Service チームは、App Service on Linux と App Service Environment の機能を組み合わせた、Linux on Azure App Service Environment (ASE) の一般提供を開始します。これは、Linux Web アプリやコンテナー化した Web アプリを Azure Virtual Network にデプロイしたい開発者の皆様に朗報です。パブリック プレビューのリリース時にもお伝えしたとおり、この機能を使用すると、Linux アプリやコンテナー アプリを App Service Environment にデプロイするメリットを活かせるようになります。アプリケーションを VNet にデプロイして、安全にネットワークにアクセスしたり、大規模に実行したりするのに最適です。

Linux on ASE の機能

Linux on ASE では、独自のカスタム コンテナーやマイクロソフトが提供する組み込みのイメージを利用して、Linux Web アプリを Azure Virtual Network (VNet) にデプロイすることができます。

  • カスタムの Docker コンテナーを利用する場合は、DockerHub、Azure Container Registry、または独自のプライベート レジストリなどからイメージを取得できます。
  • 組み込みのイメージは、Node、PHP、Java、NET Core など、主要な言語を多くサポートしています。

Windows アプリ、Linux アプリ、コンテナー化した Web アプリを、同じ ASE にデプロイして 1 つの VNet を共有することもできます。ただし、Windows と Linux の Web アプリを同じ ASE に配置することは可能ですが、それぞれ別の App Service プランで実行する必要があるのでご注意ください。Linux on ASE では App Service の Isolated プランを使用します。Dv2 シリーズの VM を使用し、追加スケーリング (1 つの ASE で Windows と Linux 合わせて 100 インスタンスまで) が可能です。

お客様のユース ケースに最適な ASE の種類を選択する際には、ASE でホストするアプリをパブリック IP とプライベート IP のどちらで公開するかを基準に判断するとよいでしょう。作成できる ASE は、エンドポイントがインターネットにアクセスする必要があるかどうかによって、以下の 2 種類に分かれます。

  • インターネットにアクセス可能なエンドポイントを持つ外部 ASE
  • 内部ロード バランサー (ILB) を備えた VNet 内にプライベート IP アドレスを持つ内部 ASE

詳しくはマイクロソフトのドキュメント ページをご覧ください。クイック スタートApp Service Environment のネットワークの考慮事項などの記事を掲載しています。

プレビューからの価格の変更

2018 年 7 月 30 日より、ASE にデプロイされた Linux アプリおよびコンテナー アプリの料金は、通常の App Service on Linux および ASE の料金に戻ります。パブリック プレビュー時に提供されていた Linux App Service プランの 50% の割引は、一般提供の開始に伴って廃止されます。

新たにサポートされるリージョンと国

Linux on ASE の提供地域を、App Service on Linux を提供している以下の 20 以上の国、リージョンに拡大します。

● オーストラリア東部

● オーストラリア南東部

● ブラジル南部

● カナダ中部

● カナダ東部

● インド中部

● 米国中部

● 東アジア

● 米国東部

● 米国東部 2

● 東日本

● 西日本

● 韓国中部

● 韓国南部

● 米国北中部

● 北ヨーロッパ

● 米国南中部

● インド南部

● 東南アジア

● 英国南部

● 英国西部

● 米国中西部

● 西ヨーロッパ

● インド西部

● 米国西部

● 米国西部 2

使用を開始するには

新規の ASE 内に Linux Web アプリを作成するには、OS としての Linux (組み込みのイメージ)、Docker (カスタム コンテナー)、新規 Web App for Containers の作成 (カスタム コンテナー) のいずれかを選択します。

詳しくはクイック スタートをご覧ください。こちらでは、Linux Web アプリやコンテナー化した Web アプリを ASE に作成する手順を紹介しています。

マイクロソフトでは、皆様のご意見やご感想をお待ちしています。ぜひ Wed Apps のフォーラム (英語) から Linux on ASE についてのフィードバックをお寄せください。

Linux on ASE の一般提供に関してよく寄せられる質問と回答については、こちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。

 

Comments (0)

Skip to main content