Azure Storage で静的 Web サイトのホスティングのパブリック プレビューを開始


執筆者: Michael Hauss (Program Manager, Azure Storage)

このポストは、2018 6 28 日に投稿された Static website hosting for Azure Storage now in public preview の翻訳です。

 

このたび、Azure Storage で静的 Web サイトのホスティングのパブリック プレビューを開始しました。すべてのパブリック クラウド リージョンで利用可能で、今後、政府機関向けリージョンおよび国営クラウドもサポートする予定です。

この新しいストレージ機能セットを使用すると、コスト効率の良いスケーラブルなソリューションを構築して、Azure で最新の統合型 Web アプリケーションをホストできるようになります。静的 Web サイトでは、Web ページに静的コンテンツと JavaScript などのクライアント側のコードが含まれます。一方、動的 Web サイトはサーバー側のコードに依存するため、Azure Web Apps でホストすることができます。弾力性が高くコスト効率の良いモデルへの移行が進む中で、サーバー管理のいらない Web コンテンツ配信機能が求められています。Azure Storage の静的 Web サイト ホスティングなら、Azure Functions などの PaaS サービスを活用したサーバーレス アーキテクチャの優れたバックエンド機能によって、このニーズに応えることができます。

しくみ

ストレージ アカウントで静的 Web サイトを有効化すると、次の形式の Web サービス エンドポイントが新規作成されます。

<アカウント名>.<ゾーン名>.web.core.windows.net

この Web サービス エンドポイントは、匿名の読み込みアクセスを常時許可し、サービス エラー発生時に指定の HTML ページを返し、さらにオブジェクト読み込み処理のみを許可します。また、要求されたルート ディレクトリとすべてのサブディレクトリのインデックス ドキュメントを返します。カスタム エラー ドキュメントを構成しておくと、ストレージ サービスが 404 エラーになった際に Web エンドポイントがそのエラー ドキュメントを返します。

使用を開始するには

この機能セットは、最新リリースの Azure ポータル.NET クライアント ライブラリ (バージョン 9.3.0、英語)Java クライアント ライブラリ (バージョン 8.0.0、英語)Python クライアント ライブラリ (バージョン 1.3.0、英語)Node.js クライアント ライブラリ (バージョン 2.10.0、英語)Visual Studio Code 拡張機能 (バージョン 0.4.0、英語)CLI 2.0 (拡張バージョン 0.1.3、英語) でサポートされます。今後 Storage Explorer Powershell (英語) もサポートされる予定です。また、Storage Services REST API (英語) を直接使用することもできます。静的 Web サイトは、REST API バージョン 2018-03-28 以降でサポートされます。なお、この機能を使用するかどうかにかかわらず、最新バージョンを使用されることをお勧めします。

Azure Storage Web アプリケーションのホストを開始する場合は、次のスクリーンショットのように Azure ポータルからこの機能を構成します。Azure ポータルで GPv2 ストレージ アカウントを作成するか、または既存の GPv2 アカウントで、左側のナビゲーション バーで [settings][static website (preview)] の順に選択し、[Enabled] をクリックしてインデックス ドキュメントの名前とカスタム エラー ドキュメントのパス (オプション) を入力します。

https://acomblogimages.blob.core.windows.net/media/Default/Open-Live-Writer/storage-blob-static-website-portal-config-1.PNG

静的 Web サイトを有効化するときに作成される $web コンテナーに Web アセットをアップロードします。この操作は、Azure ポータルから行うことも、Visual Studio Code 拡張機能 (英語) を使用してディレクトリ構造全体をアップロードすることもできます。$web コンテナーを右クリックして [Deploy to static website] を選択してから、アップロードするディレクトリを指定します。このとき、自身で構成したインデックス ドキュメントの名前を必ず含めてください。この例では、ドキュメントの名前は「index.html」となっています。

最後に、Web エンドポイントに移動して Web サイトをテストします。カスタム サーバーレス Web アプリの構築 (英語) のチュートリアルで、Web サイトにさまざまな機能を追加する方法を説明していますのでそちらもご確認ください。

フィードバックのお願い

Azure Storage での静的 Web サイトのホスティングは、無料でご利用いただけます。この機能セットの詳細については、静的 Web サイトのドキュメント (英語) をご覧ください。

今回ご紹介した機能について、ぜひメール (AzureStorageFeedback@microsoft.com) でご意見をお聞かせください。Azure Storage に関するアイデアやご提案は、Azure Storage フィードバック フォーラム (英語) までご投稿ください。

 

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