MS クラウド ニュースまとめ – Azure SDK for Go の一般提供、他 (2018/2/21)


このポストは、2018 年 2 月 21 日に投稿された Cloud Platform Release Announcements for February 21, 2018 の翻訳です。

 

Power BI Desktop の新機能

Power BI Desktop で以下の新機能と強化機能の提供が開始されました。

レポート機能: ご要望の多かった複数のグラフのデータ ポイントを選択する機能や、レポート内の複数ページでスライサーの値を同期する機能などを追加しました。他にも、より高速なジオコーディング、棒グラフのオーバーフロー データ ラベル、書式設定や分析ウィンドウでの検索機能などを実装しています。

分析機能: カスタマイズされた日付テーブルをマークできるようになりました。また、UTCNOW() および UTCTODAY() の DAX 関数を追加しました。クイック メジャーの一般提供も開始しました。

カスタム ビジュアル: プレビュー版で組織のビジュアルのメニューを使用できるようになりました。さらに、「Network Visualization」、「Filter」、「Slope Chart by MAQ Software」、「Filter by List」、「as Timeline」、「as T-Accounts」などの新しいカスタム ビジュアルも提供されています。

データ接続: SAP HANA 用の DirectQuery 機能強化のプレビューを開始しました。DirectQuery 全体と、ファイルを開いたり保存したりする操作のパフォーマンスが向上しています。このほか、データのないアイテムの表示機能の強化、新しい Power BI サービス機能の固定フィルターの制御、コンサルティング サービスへのクイック リンクなども追加しています。

上記およびその他の機能の詳細については、Power BI ブログ (英語)2018 年 2 月の更新まとめ (英語) を参照してください。

Power BI サービスとモバイル アプリの新機能

ご要望の多かった Power BI の新機能がユーザーやビジネス アナリストの皆様に向けてリリースされました。

Power BI レポートの共有とお気に入り機能: これまで、他のサービスとコンテンツを共有する際にはダッシュボードで操作していましたが、コミュニティやユーザーの皆様からのご要望を受けて、Power BI のコンテンツをレポートから直接共有できるようになりました。

Azure SQL Database および Data Warehouse OAuth2 DirectQuery のシングル サインオンをサポート: Power BI サービスから Azure SQL Database に接続する際に、データセット所有者が Azure AD OAuth の資格情報を使用できるようになりました。Azure SQL への接続時には、Azure Active Directory (AD) のすべてのセキュリティ機能 (多要素認証など) を Power BI で使用することができます。

リージョン内の監査: Power BI ユーザーのテナントの監査が有効な場合、そのテナントと同一の Office 365 リージョン内に監査ログが保存されます。

SharePoint Online レポートの Web パーツの一般提供: SharePoint 作成者がコーディングなしで簡単に Power BI レポートを埋め込むことができます。

カスタム ビジュアルの管理: カスタム ビジュアルを含んだレポートを閲覧できる組織内のユーザーを IT 管理者がきめ細かく制御できるようになりました。この設定は組織全体に適用され、個別に設定することはできません。

Azure Analysis Services で更新のスケジュールを設定: Power BI で Azure Analysis Services のデータのインポートと定期的な更新ができるようになりました。

オンプレミスのゲートウェイの 1 月の更新: 2018 年 1 月に、PowerShell ギャラリーで、オンプレミスのデータ ゲートウェイを管理するベータ版 PowerShell コマンドレットをリリースしました。これにより、並列実行可能な複数のマッシュアップ エンジン コンテナーを制御できるようになります。このほか、新バージョンのマッシュアップ エンジンも追加しています。

モバイルでのハイパーリンクのサポートの強化: カスタム ビジュアル内のリンクに直接移動し、お好みのモバイル ブラウザーで開けるようになりました。

新機能を今すぐお試しいただくには、https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/ にサインインしてください。新機能やその他の機能の詳細については、Power BI ブログ (英語)Power BI サービス/モバイル アプリの 1 月の更新まとめ (英語) をご覧ください。

Azure Cosmos DB の Web セミナー シリーズを開催

Azure Cosmos DB トレーニングの Web セミナー

Azure Cosmos DB に関する全 7 回のトレーニングを開催します。このセミナーでは、皆様からのご質問にインタラクティブにお答えします。Azure Cosmos DB 技術の詳細のほか、Graph API、Table API、Mongo DB アプリケーションから Azure Cosmos DB への移行など、幅広いトピックについて解説します。すべてを受講すると、Azure Cosmos DB、Azure Functions、Spark コネクタを使用したサーバーレス アプリケーションの構築や、リアルタイム分析のスキルが身に付きます。

各セッションについては、こちらのページ (英語) でご確認ください。

Azure Redis Cache geo レプリケーションの一般提供

2018 年 2 月、Azure Redis Cache で geo レプリケーションの一般提供を開始しました。Azure Redis Cache は、一般的なオープン ソース Redis のインメモリ型キー/値ストアを基盤とした、Microsoft Azure が提供するサービスとしてのキャッシュです。

geo レプリケーションに対応したことにより、開発者や IT プロフェッショナルの皆様に、ディザスター リカバリー プラン構築のための Azure サービスの 1 つとして Redis Cache をご利用いただけます。この機能では、万一リージョン規模の障害が発生した場合でも、クラウドで実行するミッション クリティカルなアプリケーションの可用性を確保することが可能です。Azure Site Recovery 対応の Virtual Machines、Traffic Manager、Cosmos DB や SQL Database をはじめとするデータ サービスなどの既存のオプションと共に、Azure で回復性の高いソリューションを構築する際にお役立てください。

geo レプリケーションは、2 つ以上のインスタンスがデプロイ済みであれば、追加料金なしで Azure Redis Cache の Premium サービス レベルで利用することができます。 詳しくはこちらのブログ記事を参照してください。

Azure SDK for Go の一般提供

マイクロソフトは、オープン ソース テクノロジへの取り組みの一環として、Azure SDK for Go の一般提供を開始しました。この SDK は GitHub から無料でダウンロードできます。

Go は、広く使われている効率性の高いクラウド アプリケーション開発言語です。Azure では、アプリケーション開発を効率的に進めるためのさまざまなマネージド サービスを提供しています。Azure SDK for Go を使用することで、Go ソフトウェアでの Azure サービスのプロビジョニングと使用が容易になります。Azure SDK for Go は、既に Kubernetes や Terraform などの有名なクラウド プラットフォームやクラウド ツールで使用されています。さまざまなライブラリ、サンプル、ドキュメントが公開されていますので、新たに開設された Go デベロッパー センター (英語) をご確認ください。

Microsoft Cloud App Security の異常検出エンジンの強化

脅威検出の機能強化

マイクロソフトは昨年、Microsoft インテリジェント セキュリティ グラフのインサイトを利用して、Microsoft Cloud App Security および Office 365 Cloud App Security の脅威保護機能や異常検出エンジンの見直しを実施しました。新しい Cloud App Security では、クラウド アプリに潜んだ巧妙な脅威をすばやく検出できるようになりました。また、検出エンジンで提供されるデータが増えたことで、すばやい調査と脅威の拡散抑制に役立てられるようになりました。

さまざまな検出やユースケースに対応した新しいポリシーも複数追加しています。誤検知を減少させる学習メカニズムにより、管理者の負担も軽減します。従来の異常検出ポリシーは、この新しいポリシーに置き換えられます。

また、アクティビティ ログのアラート調査機能に「User Insights」を追加しました。これにより、ユーザーが実行した疑わしいアクティビティを簡単に把握して、アカウントがハッキングされているかどうかを確実に判断できます。

参照情報

Microsoft Cloud App Security のマルチインスタンスのプレビュー

Microsoft Cloud App Security に、SaaS アプリの複数インスタンスの制御機能を追加しました。

業務上、同一クラウド アプリケーションの複数インスタンスが異なる用途で使用されることがあるため、セキュリティ担当者は、それぞれのインスタンスを監視し個別に制御する必要があります。今後は、Microsoft Cloud App Security で、クラウド アプリのマルチインスタンスを制御することができます。

この新機能の詳細については、ブログ記事 (英語) を参照してください。

Azure Active Directory (AD) のアプリケーション プロキシを PowerShell で管理

Azure Active Directory におけるアプリケーションのデプロイを高速化

Azure AD のアプリケーション プロキシのデプロイを PowerShell で管理できるようになりました。これにより、オンプレミス アプリケーションのすばやいデプロイが可能になると同時に、管理が容易になります。たとえば、アプリケーション プロキシを使用した複数のアプリケーションをデプロイしたい場合に、PowerShell でプロセスを自動化することができます。アプリケーションのデプロイにおける標準的なプロセス構築や保守を行う際にも、PowerShell コマンドレットを使用すると便利です。PowerShell コマンドや Azure AD Application Proxy の詳細については、ブログ記事 (英語) を参照してください。

Azure AD での Office 365 グループの名前付けポリシー

Office 365 グループの名前付けポリシーのプレビューを開始しました。この機能を使用すると、関連するワークロード内の Office 365 グループに一貫した命名規則を適用したり、グループ名やエイリアスで特定の単語の使用を禁止したりできます。このポリシーは、グループを作成した部署、オフィス、地理的地域を判別する際に便利です。さらに、グローバル アドレス一覧のグループを識別したり、グループ名に不適切な単語が使われないようにしたりすることも可能です。

詳しくはブログ記事 (英語) を参照してください。

Azure SQL Database Virtual Network サービス エンドポイントの一般提供

Azure SQL Database の Virtual Network サービス エンドポイントは、すべての Azure リージョンで一般提供を開始します。この機能では、論理サーバーへの接続を仮想ネットワーク内の特定のサブネットまたは複数のサブネットに隔離することができます。仮想ネットワークから Azure SQL Database へのトラフィックは、Azure のバックボーン ネットワークのみを経由します。仮想アプライアンスやオンプレミスを経由するインターネット トラフィックよりもこのような直通ルートの方が好適です。

サービス エンドポイント経由の仮想ネットワーク利用について、追加料金はかからず、Azure SQL Database の現行の料金モデルが適用されます。

SQL Data Warehouse 用の Virtual Network のサービス エンドポイントについては、すべての Azure リージョンでプレビュー版をご利用いただけます。

Azure のセキュリティと運用管理における Application Insights ログ アラートのプレビュー

Application Insights は、複数のプラットフォームでアプリを構築および管理するための、拡張性の高い Web 開発者向けアプリケーション パフォーマンス管理 (APM) サービスです。これを使用すると、実行中の Web アプリケーションの監視、パフォーマンスの異常の検出、問題の診断、使用パターンの把握などを行うことができます。また、一定間隔で実行するクエリを設定し、その結果に基づいてトリガーされるアラートにより、ログ ファイルを監視することができます。たとえば、特定の例外の再発を防止したい場合には、例外発生時にアラートがトリガーされるように Application Insights のトレース ファイルをセットアップします。

この機能の詳細については、ブログ記事 (英語) を参照してください。

Azure ファイル共有のバックアップのプレビュー

Azure ファイル共有のバックアップのパブリック プレビューを開始しました。このサービスは、SMB をサポートするクラウド ファイル共有を対象としたネイティブなバックアップ ソリューションです。Recovery Services コンテナーを使用して Azure ファイル共有をバックアップします。インフラストラクチャは一切不要で、定期的にバックアップを行い、定義した期間保持することができます。

詳しくはブログ記事 (英語) およびドキュメント (英語) を参照してください。

 

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